みかんはワシの最好物である。みかん産地の静岡で生まれ育ったせいか今も冬場はほぼ無制限で食べ放題、健康上の問題や体重管理面で問題はあろうが、これだけはやめられない。
そのみかんの皮で造形する本が出た。『みかんでつくれるゾウ&仲間たち』(笹川勇著/主婦の友社)
代表作である「ゾウ」を含め全38作がカラーで作り方とともに紹介されている。巻末には「バナナde犬」など、みかん以外のフルーツアートも。
残念ながら工作オンチのオヤジ、今夜成田を発ってオーストラリアに戻る留学息子(折り紙が趣味)に置き土産として作ってもらったのが写真のゾウみかん。なかなか可愛いい。撮影後は食べられるのが良いところ。
今月は3月末の佐倉フルを目標とした「走り込み月間」につき、週2回30km走をベースに、ブログも更新せずに仕事して家事してよく寝てせっせと走り続けているオヤジである。
月末になると自宅の新聞整理が月例作業。AとNの2紙をずっと購読しており、時々Y紙の拡販員さんが見えるが「ウチでは親の代からAとN」と言えばそれ以上食い下がってくることはまずない。
作業としては、ただ単に積み直して結束するだけなのに意外と時間がかかる。見落とした記事も多く、ついつい読みふけってしまうので。
というわけで、目についた1月の記事は……。
★かるたクイーン 頭の中の黒板フラッシュ [1/1 A]
競技かるたで5連覇を達成し永世クイーンとなった楠木早紀さん。競技の勝敗に直結する札の配置をどのように記憶しているかを図解した記事。実際に場に並んでいる札は意外にもぼんやりとしか見ておらず、凝視しているのは「頭の中に描く黒板」。そこに場の全札の並び方が再現され、読み手の発声とともに関連札にランプが灯るのだと。
★あれっ「立山連邦」? 切手に誤字、販売中止 [1/7 N]
郵便局会社北陸支社(金沢市)が5日から販売した記念切手「美し郷土たかおか」(富山県高岡市開町400年)の1枚に表記された地名が「立山連邦」となっていたため急きょ販売中止したそう。もちろん正しくは立山連峰。ワシも校正を業とする者ゆえ、こうしたミスの報には胸が痛む。とりわけ個人名や地名などの固有名詞の誤りは、まさに地名的いや致命的となりかねないだけに。
★耳を澄ましてあの歌この句 駅伝 [1/10 N夕]
歌人の大辻隆弘氏が駅伝でブレーキをおこした自身の苦い体験談とともに、その体験と重なる駅伝の光景を詠んだ短歌を紹介している。
しばしばも遅れて屈むランナーのふくらはぎをぞテレビは写す(石本隆一)
★箱根駅伝は「経済戦争」だ [1/10 A]
こちらは箱根駅伝を文学的にでなく経済的視点から解析したコラム記事。スポーツジャーナリスト・生島淳氏が鋭く切り込んで面白く読ませる。「大学側がこれほど入れ込むのは、箱根駅伝が入学試験の出願締め切りの直前という最高のタイミングで行われるからだ。…ある大学の関係者の話では、箱根を上位で走行した場合、受験料収入が数億円の単位で増えるという。」 なるほど~。
★皇居ランナー急増中 着替えできる施設開業追い風 [1/13 A]
土日には皇居で渋滞が起きるほどランナーが多くなった、という話は人づてに聞いてはいた。一昨年までは市ヶ谷の日本棋院に通う息子の付添いで待ち時間に毎週のように皇居を周回していたけれど、その後別の囲碁塾に移ってからはすっかりご無沙汰状態であった。記事によると、コース近くのスポーツ用品店長は「この1年で走者は5割くらい増えた」という。記事中のコラムには、ランニング未経験記者(46歳)による1周走37分の体験記もあり。「苦しさを乗り越えたときの達成感。走る魅力が分かった(気がした)。」と。
★バナナ 冬でも好調 TV番組効果再び [1/16 N夕]
昨秋の「朝バナナダイエット」ブームにより品薄状態が続いていたバナナ。ようやく落ちついてきたと思いきや、近頃また入手やや困難に。記事によると、12月中旬にTVでまたダイエット効果が取り上げられ、ブーム再燃とのこと。例年、冬場には需要が落ち込み荷動きが鈍くなるはずが、今期は1月上旬の販売量が前年比50%増(コープこうべ)と好調という。
もう2年近く朝バナナを継続中のオヤジだが、ワシ自身に限っていえば劇的なダイエット効果は残念ながら見られず、むしろ体調維持面での効果を実感している。
★「天地無用」は「倒置厳禁」に [1/23 A 「声」欄]
中国語を学んで30年になるという高校教員の方が日頃の疑問を投書されている。段ボール箱などによく表記してある「天地無用」。この先生が受け持つ高1クラス30人に意味を尋ねたところ正解は5人だけだったそう。中国語では「切勿倒置」、決して倒置するなかれ。「漢字文化圏との貿易上の誤解を減らすためにも、天地無用はやめて、倒置厳禁とでもしたら」。同感である。
★いまの日本の首相にしたい戦国武将は? [1/24 A]
朝日新聞アスパラクラブ会員2万人アンケート(回答9344人)の結果。
上位にはほ予想通りの顔ぶれが並ぶ。①織田信長 ②徳川家康 ③上杉謙信 ④伊達政宗 この4将がずば抜けて支持を集め、以下,⑤武田信玄⑥豊臣秀吉⑦真田幸村⑧直江兼続⑨前田利家⑩毛利元就、と続く。一方、「上司にしたい戦国武将」となると、当然ながら信長は姿を消し、①上杉謙信 ②徳川家康 ③伊達政宗 ④前田利家⑤真田幸村⑥直江兼続⑦山内一豊 となる。
ワシはもちろん、どちらも政宗サマに1票!
★祝100年! たい焼きめぐり [1/27 A夕]
日本で最初のたい焼き屋といわれる「浪花屋総本店」が1909年(明治42年)に創業して100年目。今川焼きをベースに、高級魚であり縁起物でもある鯛を模した焼き菓子がたい焼きの始まりという。記事では、たい焼き御三家と称される「浪花屋総本店」(麻布十番)「柳屋」(人形町)「わかば」(四谷)の他、都内の特色ある店を紹介している。
東京マラソン落選のオヤジであるので、いっそ東京たい焼きめぐりマラソンでも自主開催しようか。
同日の同紙には「日本一のまんじゅう」記事も掲載されている。アンケート回答総数9769人。堂々の1位は、もみじまんじゅう(広島)。妥当であろう。以下、②薄皮まんじゅう(福島) ③酒まんじゅう(京都) ④お焼き(長野)⑤かるかんまんじゅう(鹿児島)⑥揚げまんじゅう(東京)⑦ずんだまんじゅう(宮城)⑧塩味まんじゅう(兵庫)⑨博多通りもん(福岡)⑩納屋橋まんじゅう(愛知)。餅菓子であれば⑦のずんだがもっと上位だろうが、まんじゅうとなるとこのあたりか。
和菓子党で知られる元横綱大乃国の芝田山康さんが横のコラムで「男が甘党でどこが悪い」と吼えている。まことに同感。
★「52日連続マラソン」スタート [1/30 A夕]
ようやく昨日の夕刊まで来た。なんと52日間フルを毎日走るチャレンジ!! ただアゼン、ボーゼン。ワシも昨年は6月からほぼ月1で6本のフルを走ったものの、12月の山口・防府マラソンでほぼ真っ白に燃え尽きた……。
ギネス記録に挑戦しているのは、さいたま市の市民ランナーさん(65歳)。記事をよく読むと、大学時代は箱根駅伝4年連続出場とあるから、相当高い走力の方のようだ。初日は4時間22分で完走、52日目が東京マラソンで新記録達成をめざす。無事貫徹を祈るのみ。
古新聞話題のついでに、いささか旧聞ながら1/18千葉マリンハーフの公式タイムは1時間32分52秒で自己ベスト5秒更新していた。
ラップを見ると、ラスト約1.1kmは4分35秒で、これも自己最速であった。
とはいえ、もう3年近くも1時間32分台やっとこをうろうろしており、そろそろ卒業して次のステージへ進みたいものである。
本日は早朝からずっと校正業務。夕方ようやく雨もやみ、やっと校了したゲラを編集部まで届けに飛脚走り。任務を帯びて走ることを勝手に「メロス・ラン」と称して悦に入っているオヤジである。
往復16kmで、今月かろうじて300kmを超えた。
ちょうど1年前、このブログで沖縄・泡瀬干潟について書いた。(08.1/24)
都市のすぐ沿岸に広がる貴重なサンゴの海が埋め立ての危機に瀕していると。
その後、差し止め裁判を通してブレーキがかかっていたはずなのに、1/15から「土砂投げ捨て」が強行された。
流行語のような「エコ」とか「地球にやさしく」などという言葉がただ虚しく響く。
⇒「黙っていることは認めること」の思いから現地で声を上げ続けるKEN子さんのブログ。
昨夜、同じマンションのKさんからお土産にいただいた玉ヨーカン。
な、なつかしい!!
遠い昔、子どもの頃に爪楊枝でプチッと刺してクルンとむけるのが面白くて。40年以上ぶりだろうか。
小6息子は見るのも食べるのも初めてで、緊張した面持ちでプチッ。
ふだんはヨーカン類はあまり食べないのに、面白がって連続3個むいて食べた。
小6息子にとっては「一人っ子」状態でのんきなひとときであった。
来週はいよいよ、頼もしくもコワイ留学兄ちゃんが一時帰国。正味2年半ほどの高校生活を無事に卒業し、今週終えたばかりの試験結果次第で希望の大学に入れるかどうか、年明けに判明するまで、しばしのホリデー。
本日AM10時から昼時をはさんでPM1時過ぎまで刀水AC練習会。
いつもどおり入念な準備・補強・調整運動の後、5人ずつのグループに分かれて10分毎に引っ張り役を交替するクロカン走60分+20分。
暑い日中でお昼前後の時間帯でもあり、木立の多い公園は人影まばらで快調に走っていたのだが……。
ふと見るとメンバーのNEKOさんたちが立ち止まって2匹の犬連れ夫婦らしき中高年の方と話している。NEKOさんはこの公園のすぐ近隣在住なのでご近所の知り合いか? と思いきや、どうも雰囲気がおかしい。
「あんたらみたいに集団で……」とか「お前らが……」とか断片的に聞こえてくるオジサンの言葉が穏やかではない。
なんだ、なんだ? どうしたんだ?
どうやらランナー嫌いの人らしい。F監督が来られて相手の言い分を冷静に聴いてくださった。ありがたいことである。ワシは一方的にランナーを断罪する身勝手な主張にもう我慢ならず、その場を離れた。
練習会の最後にF監督から事の顛末につき話された。
静かに散歩を楽しんでいるのに集団で好き勝手に走られてはたまらん、というのが骨子らしい。
それはそうかもしれない。しかし、ここはランニングが禁止されている公園ではないし、刀水ACメンバーはそう非常識な人間のグループでもなく、けっして傍若無人に走り回っているわけではない。
何よりも自分はまるで絶対正義のような高みに立って一方的に相手を断罪するそのスタンスが論外で、これでは議論にならない。
正直に言うと、「犬連れ」というだけで、ワシにとってはその夫婦は友好関係を持ちがたい存在で、向こうがランナーを嫌いなのと同様に当方は犬連れ嫌い (ランナーになって6年間、犬にはいろいろニガイ経験をさせられてきた) なのだから、なかなか妥協点を見出すのはむずかしそう。F監督が冷静に対処してくださったから事なきを得たけれど、そうでなかったら売り言葉に買い言葉、どうなっていたことか。
これからもいろいろあるだろうが、F監督を見習って冷静に対処できるようになろうと思うオヤジであった。
6月以来ブログが更新されていないのを案じて、ブログ走友「駄馬」さんからメールあり。ご心配かけて申し訳ない。
別に変事があったわけではなく、ただ個人的内面的問題なので、そのうちまた再開する日まで。
※駄馬さんにご了承いただき、転載してご紹介させていただく。
[駄馬さん]
いつもお世話になっております。駄馬です。
早速ですけど、ブログが最近更新されてませんけど、
体調とか悪いわけじゃありませんでしょうか?
取り越し苦労なら、それが1番なんですけど。
[ハギ]
駄馬さん ご心配かけて、すみません。
ブログやJOG NOTEの更新をしなくなったのは、いくつかの要因がありますが、すべて私の「気持ち」的なものでして、また気が向けば再開すると思います。わざわざ宣言するのもどうかと思い、黙って失礼しております。
直接の引き金になったのは、あの秋葉原の事件で、別に私自身や周囲に直接の関連があるわけではないのに、非常に衝撃を受け、ウェブで不特定多数に発信する行為がなんだか怖くなり嫌気がさしてしまった、ということでしょうか。(うまく言葉に表現できませんが)
それと関連して、パソコンに向かう時間が長すぎてもったいない、ということもあります。ブログを書いて、お気に入りの方のを読んだりするうちにあっという間に1~2時間が過ぎてしまう。それよりも「現実」のほうを大切にしたい。筋トレ・室内での息子とのキャッチボール・ついでに読みかけの多数の本の山……。
というわけですので、どうかご心配なく。ありがとうございます。
[駄馬さん]
わざわざご丁寧な返事ありがとうございます。いや何事もなくてよかったです。
そうですね、ブログは書きたいときに書くのが1番ですね。義務じゃないですから。
実は私も先月、いろんなイヤなことが重なって、もうブログはおろかランニングも
すべてやめようかと思った時期がありました。
でもヤケになっても自分には何の得にもならないし、第一世の中には
私よりもつらいことに耐えている方がいっぱいいるんですよね。
それに子供には、
「つらいことがあっても簡単にあきらめるな、投げやりになるな」
「友達は大切にしろ」
って偉そうに普段言ってるんですよね(笑)。その自分がヤケになっちゃいけませんね。
すみません、自分のことばかり書いて。
ネットの功罪は難しい問題です。アキバの事件も、若者だけに原因があるんじゃないですよね。
問題があれば刑罰を重くすりゃいいっていう姿勢も、大っキライです。
ハギさんのように身近に出来ることから変えていこうっていう姿勢が、とても大切なんだと思います。
暑い日が続きますので、お体ご自愛ください。
[ハギ]
うう、駄馬さん、ありがとう。まことに持つべきものは友なり。
走力は全然違うけど、水泳のほうは今のところ拮抗状態にあるようですので、そのうち辰巳のプールで一緒に泳ぎましょうか。
☆今朝、地下足袋クロカン走2時間半(21km)+流し7本、心拍162。
これから仕事で休日出勤。
妻が代表を務めるASK(アルコール薬物問題全国市民協会)が今年25周年を迎え、この土曜日に記念総会が開催された。
現在、ASKが最も力を入れているのが「飲酒運転防止インストラクター」を3年間で1000人養成しようという、市民団体にしては壮大な事業。
福岡の事件以来、飲酒運転に対する世間の目も法律も厳しくなってきているものの、それでも依然として後を絶たない現実があり、厳罰化だけでなく、もっと草の根的な予防教育が不可欠との視点から。
総会当日は、1999年11月28日東名高速で常習飲酒運転手のトラックに追突され愛娘2人を奪われたIさんご夫妻が出席され、この1年間に多数傍聴されてきた飲酒運転関連裁判とずっと続けておられる署名活動などにつき報告された。これまで手記を読ませていただいたことはあったが、実際にお話をうかがったのは初めてで、淡々とした語り口が胸に重く熱く響いた。
ちょうど今、本屋さんやコンビニで発売中の分厚い(652p)女性コミック誌『泣ける!! 女の感動実話』(竹書房)の中に、一挙160pにわたりIさんご夫妻の苦闘の実録漫画が掲載されていて、帰りの電車で読み始めたら涙あふれて止まらず。
⇒ASK25年の活動
なお、ASKの出版部門であるアスク・ヒューマン・ケアの刊行物を集めたブックフェアが、新j宿・紀伊國屋書店さん本店5Fで6/8から約1ヵ月間にわたり開催中。普段なかなか一般書店では手に取れない珍しい(?)本に出会えるチャンスかも。とPRさせていただく。
土曜の午前中は小学校の授業参観、午後の総会と続き、走れるのはその前後のみ。早朝決起して芝生の公園で地下足袋クロカン走90分(約13km)+流し5本。
総会後、埼玉・越谷の健康福祉村コースに急行し2時間ほど刀水ACの有志練習に参加(正式練習会はすでに日中に終了)。動きづくりの後、夕闇迫る中をスピード練習。100m流し~100mジョグの繰り返しで1kmコース1周から始め、ラスト1kmはほぼ全力で3分53秒。やや脚が重い感じで、自分で思うほどには走れない。まだまだである。
日曜は多摩川河川敷で開催される「ガス橋ロードレース」8kmに4年連続参加予定だったが、11時スタートのちょうどその時間帯に家の用事ができてしまい残念ながら欠場。
悔しいので今朝も早朝決起して会場まで往復30kmジョグ(約3時間)で記念Tシャツをいただいて帰る。ラスト1kmだけほぼレースペースで4分13秒。
用事を無事済ませ、札幌国際ハーフ (男子参加資格1時間18分以内!! ワシには絶対ありえない大会) 中継をTV観戦後プールへ。暑い日曜の午後とあって家族連れで大賑わい。完泳コースもけっこう混みあっていたので平・クロール各500mで切り上げ、30分水中ウォークで体をほぐしたオヤジであった。
4年前、アテネオリンピックの代表選考会では、前年の日本選手権で優勝して代表入りはほぼ確実と見られながら3位に沈み出場を果たせなかった。
その敗因を自らが解析して語ったドキュメンタリー(スポーツ大陸)が今年初めに放映され、非常に心打たれた。
(感動のあまりというか、影響受けやすいので、ろくに泳げなかった背泳ぎをひそかに練習して、かろうじて50mプールでなんとか向こう岸までたどりつけるようになったオヤジである。あとバタフライをマスターすれば念願の4種個人メドレーができるのだが……)
「アテネの時は、試合の前にすでに負けていたんです。なんで、こんなに闘わなくちゃいけないんだろう、とか、そんなことばっかり考えてました」
映像でも、入場する前からずっと下を向いてばかりで、終始うつむいていた。勝つ!という気迫がまったくなかった。
今回は違った。気負ってはいないけれど静かな闘志を燃やして、ときおり遠く上方を見据えていた。いけそうな感じ。
前日、日本女子脊泳選手として初めて1分を破り59秒96の日本記録を樹立した中村礼子選手(アテネ五輪で銅メダル)が中央の4コース。
その中村選手を挟む形で3コースが伊藤選手、5コースに高校生の新鋭・酒井志穂選手。
酒井選手がスタートから積極的に跳び出し、中村選手が貫録で抜き去り先頭に。ラスト20mから猛烈に伊藤選手が追い上げる。自転車レースでいえば、最終盤の凄まじいまくり。3人がなだれ込む。
どうだ!? 参加標準を突破して1位2位に入った伊藤選手、中村選手が代表に決定。伊藤選手のタイムは昨日の中村選手のタイムを上回る59秒83の日本新。3位の酒井選手のタイムも高校新記録。
こみ上げる喜びをかみしめる伊藤選手に、もらい泣きのオヤジであった。
インタビューで「ようやく夢がかないましたね」の問いかけに、「きょうは絶対3位にならないようにと思って。自分を支えてくれた大事な人たちのために一生懸命がんばりました」と素直に答える姿に胸熱くしながらステップ昇降を続けるのであった。
朝、地下足袋クロカン走11km+流し7本。1時間20分、心拍150。
桜の次には赤白のツツジが咲き始め、ウグイスが上手に鳴いていた。
夜、水泳TV観戦しながらステップ昇降45分+定番筋トレ。
オヤジの思い出話。
100年前の明治41年(1908年) のきょう、青函連絡船が就航したそう。
朝練の支度をしながら聴いているNHKラジオ5時半少し前、「きょうはなんの日?」のコーナーで知った。
初めて青函連絡船に乗ったのは、たしか昭和53年(1978年)。
青森駅に到着してホームを歩いて行くとすぐそこにでっかい船が待っていて驚いた記憶がある。北海道もその時が初めてだった。
それから10年間に何回乗船したことだろう。
海底トンネル開通によって連絡船の廃止が迫った頃、出張先の弘前市街で立ち寄った古本屋で、薄い文庫本の背文字が目に入った。
『さよなら青函連絡船」』徳間文庫オリジナル)
青函連絡船と函館を舞台にした掌編集だが、カラー写真が多数ちりばめられていて連絡船への鎮魂歌ともいうべき1冊で、その本とともにワシにとって最後の乗船となった羊蹄丸に乗り込んだのであった……。
1歳しか違わない妻に聞くと、青函連絡船には1度も乗ったことがないと言う。
1988年(昭和63年) 廃止になってから、すでに20年がたつ。
今朝は、1kgヘビー縄跳び30秒+1kmジョグ×5セット。キツイ。
夜、プールへ。クロール1000m/平500m。夕方から雨降り出す。
明日は、皇居で駅伝。
夜な夜な世界卓球観戦しながら、ステップ昇降と筋トレに励むオヤジである。
「っしゃー!」 「さあ、1本!」 「そこだっ!!」 「うお~~、決まったー!!」
ずうっと叫びながら吼えながら、小5息子とにぎやかに。(笑)
ワシは昔、下手の横好き卓球少年であった(中学で卓球部)。
40年後の今も月2回くらいヘタ同士で練習中。ヘタはヘタなりに白熱しておもしろいのが卓球のいいところ。
世界卓球の神業のようなプレーには、ただただ感動するばかり。
いよいよ12強が激突する決勝トーナメントが始まる。うかつにも今夜9時からの放送前に速報で日本ーハンガリー戦の結果を知ってしまい、いささか気が抜けてしまったが。
それにしても、女子は連日ゴールデンアワー枠での放映、一方男子も見事に勝ち上がって決勝トーナメント進出を決めたのに、こちらは連日真夜中1時すぎ。
人気の違いとはいえ、あまりの格差……。
世界卓球は日本でも名古屋・大阪など、たしか通算5回開催されている。
このうち、第41回の千葉・幕張メッセでの1991年大会は5月のGWに開催され、ワシも会場に行きナマで観戦した。
その大会では初めて韓国と北朝鮮が統一チーム「コリア」として出場し、女子団体で最強の中国を破って優勝。翌日に出かけた会場にはなお余韻が残っていて、奮発して最前列S席 (6000円と手帳メモに記してある) に陣取っていたワシのすぐ近くの統一コリア応援団席は大変な盛り上がりだったのを今なお鮮明に覚えている。
来年の横浜大会もGW開催とのことなので、今から楽しみである。
卓球もランニングと同じく、それぞれのレベルでそれなりに長く楽しめる (苦しめる?)のが相通ずるポイントかも。
朝、地下足袋クロカン走70分(11km)+流し7本、心拍148。冷え込み厳しく、芝生は霜でサクサクと。
さあ、今夜も卓球観戦筋トレ+ステップ昇降、開始。