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国語のおさらい:竿屋という存在

2023-05-11 06:29:29 | 日記
常識のない奴

 毎週木曜日は国語をおさらいしています。
今週おさらいするのは「ナンバークロス」にあったどうしても解けない
難問です。
 地元紙に毎週掲載されるナンバークロス。
頭の体操として毎回挑戦しています。
 やり方は簡単、1から10まで数字が振られた升目に正解の文字を入れるだけ。
仕組みは単純ですがヒントになるのは1から4までの文字のみ。
それを頼りに5~10までを埋めるのですが、回によって難易度が違います。
 閉口したのは4週前にあったこの設問。
「〇オ〇サオ〇」、〇には同じ文字が入ります。
皆さんは既にピンときたでしょうが、私は最後まで解けずに悩みました。
悩んだ末に捻りだしたのはしょうもない答えでした。

 先ずは正解を。
〇に入る文字は「ウ」
完成した言葉は「ウオウサオウ」で「右往左往」のお馴染みの四字熟語でした。
 意味するところはご承知の通り。
<右に行ったり左に行ったりすること。
また混乱して秩序が無いたとえ。>(goo辞書 より)
<突然の出来事が発生したりして混乱し慌てふためいてうろうろすること。>
(スピーチに役立つ四字熟語 より)

 読み方としては「うおうざおう」もあるそうで。
更には「左往右往」もあるそうで。
どちらの存在も知りませんでした。
 ただしこう解説されてもいました。
<濁点の入る読み方もあるし、順番が逆になった書き方もある。
しかし実際にこれを使った人にはお目にかかったことは無い。>
(子供でも分かることわざ格言辞典と慣用句の意味 より)
下手に知識をひけらかしたら「常識のない奴」の烙印を押されそうです。
 類義語は<収拾がつかない、混乱を極める、入り乱れる、てんやわんやなど。>
(weblio類語辞典 より)
対義語は<肩の力を抜く、冷静沈着、不変不動、泰然自若、往容自若など。>
(日本語だいすきブログ より)

竿屋と八百屋

 おさらいはこれくらいにして、捻りだしたしょうもない答えの話に戻り
ましょう。
それは「ヤ」
〇の箇所を埋めると「ヤオヤサオヤ」で八百屋竿屋に変換します。
 八百屋は現代社会でも十分に通用する言葉。
竿屋はたぶん店舗としては無いけれど移動販売としてならたまに目にする形式。
物干し竿を積んでスピーカーで「サオタケー」などと流しながら巡回するあの
トラックのことです。
 最初にその光景が頭に浮かんでしまったからさあ大変。
絶対に正解では無いと分かっていても、別の答えが浮かばなくなっちゃいました。
そんな事情でナンバークロスに「右往左往」させられたのでした。

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