ADJUSTABLE COSTUMEのスカーフです。
スカーフ。その語源には諸説があります。ラテン語scirpea「いぐさで作ったかご」が語源というもの。巡礼者が財布を首からかけていたのがアクセサリーになっという説。また、スカーフにまつわる話で有名なのはネクタイの語源ともなったクロアチア兵の話。ルイ13世警護の為、従軍していたクロアチア兵が首に巻いていた布。この布は元々無事に帰るようにとの願いを込めて兵の妻や恋人が兵士の首に巻いたもの。それを見たルイ14世が「あれは何だ?」と尋ねたところ、側近が兵士の事をきかれたと思いクロアチアの兵であるという意味で「クラバットです。」と答えたとういうもの。特に後者の話は服好きの中では有名な話です。
今回のスカーフ、冒頭の写真を見ていただくとわかりますが、とても素敵なイラストとなっています。これはイラストレーターの早乙女道春さんの作品。イラストレーターは、かっこいい方が多いですが、早乙女さんもADJUSTABLE COSTUMEのモデルを務めるほどのかっこいい方です。今回のイラストはスカーフの為にわざわざ作成した作品との事。これがスカーフになってしまうのは凄い技術だと思います。
さて、コディーネートですが、女性はスカーフ使いはお手の物、しかし男性となると中々難しいですね。一つはスカーフらしい使い方。
カジュアルなスタイルによく似合うと思います。もう一つがアスコットタイとして使う方法。
こちらはテーラードなスポーツコート(ジャケット)などに合わせても、良いと思います。
首に巻いたスカーフが広げるとこんな絵柄になっているなんて素敵ですね。
私が持っているアスコットタイはドット柄や無地のものが多いですが、これからはこちらも使ってみようと思います。