
以前より色々な場所でお会いする
Ken Aokiさん。
現在はニューヨークに在住し
神戸ブランメル倶楽部や朝日新聞などにも
服飾のコラムを持っていらっしゃいます。

年4回来日するKenさんは
日本に沢山の顧客がいて
オーダースーツを展開されています。
そのブランドはTom James。
日本ではスーツと言えばテーラーや
デパートに出向くのが一般的ですが
Tom Jamesは訪問して販売するスタイルを取っています。
欧米では同様のスタイルが結構あるようです。
ライフスタイルとして、土日祭日は
自分のホビーや家族サービスに時間を割きたいという方が多く
かなりニーズがあるとの事でした。
前回Kenさんにお会いした時に
アメリカ縫製のメーカーですがアメリカントラッドだけでなく
ブリティッシュトラッドも展開されているとのお話を伺い
今回来日時にオーダーしてみる事にしました。
先ず生地選びから。
私は初めてのテーラーでスーツをオーダーする場合
基本的にはもっともオーソドックスな
生地を選ぶようにしています。
その方が生地が目立たず
そのテーラーのモデリングや縫製のレベルが
分かりやすいからです。
今回選んだ生地は英国HOLLAND&SHERRYの
ネイヴィーのチョークストライプ。
目付は400g前後です。
バタクハウスカットなどが主に展開している生地に比べると
軽い部類の生地だと思います。

裏地はクラレットという
私が大好きなバーガンディ系の色で
玉虫色のように見る角度によって
色合いが変わります。

生地選びが終わると採寸です。
なにやら秘密兵器が出てきて
約30箇所を色々な方法で計測していきます。

計測が終わると
スタイルを決めていきます。
今回、ネイヴィーのチョークストライプですので
シングルの3Pと決めていましたが
Tom Jamesのシステム、ディティールの選択肢が
とても豊富です。
ラペルのタイプだけでも10種類位あり
それをさらにカスタマイズする事も出来るとの事。
豊富に選べるのはいいのですが
正しい知識がないとブリティッシュトラッド+アメトラみたいに
チグハグなスーツになってしまいますので
モデリスト(今回はKenさん)のアドバイスに沿って
選んだ方がいいと思います。
Tom Jamesのシステム
この後は専用の型紙(パターン)を起こし
仮縫いへと進みます。
縫製はOxxford Clothes製のほぼ手縫いのものと
ボルチモアで行われるファクトリーメイドが選べます。
Oxxford Clothes製を選ぶと
他のビスポークテーラーと価格が変わらなかったので
今回はファクトリーメイドでオーダーしました。
ファクトリーメイドでも勿論重要な部分は手縫いになります。
さて、次回仮縫いは3ヶ月後
恐らく神戸のツイード ア ウォークの時に
合わせて仮縫いになると思います。
愉しみですね。
Ken Aokiさん。
現在はニューヨークに在住し
神戸ブランメル倶楽部や朝日新聞などにも
服飾のコラムを持っていらっしゃいます。

年4回来日するKenさんは
日本に沢山の顧客がいて
オーダースーツを展開されています。
そのブランドはTom James。
日本ではスーツと言えばテーラーや
デパートに出向くのが一般的ですが
Tom Jamesは訪問して販売するスタイルを取っています。
欧米では同様のスタイルが結構あるようです。
ライフスタイルとして、土日祭日は
自分のホビーや家族サービスに時間を割きたいという方が多く
かなりニーズがあるとの事でした。
前回Kenさんにお会いした時に
アメリカ縫製のメーカーですがアメリカントラッドだけでなく
ブリティッシュトラッドも展開されているとのお話を伺い
今回来日時にオーダーしてみる事にしました。
先ず生地選びから。
私は初めてのテーラーでスーツをオーダーする場合
基本的にはもっともオーソドックスな
生地を選ぶようにしています。
その方が生地が目立たず
そのテーラーのモデリングや縫製のレベルが
分かりやすいからです。
今回選んだ生地は英国HOLLAND&SHERRYの
ネイヴィーのチョークストライプ。
目付は400g前後です。
バタクハウスカットなどが主に展開している生地に比べると
軽い部類の生地だと思います。

裏地はクラレットという
私が大好きなバーガンディ系の色で
玉虫色のように見る角度によって
色合いが変わります。

生地選びが終わると採寸です。
なにやら秘密兵器が出てきて
約30箇所を色々な方法で計測していきます。

計測が終わると
スタイルを決めていきます。
今回、ネイヴィーのチョークストライプですので
シングルの3Pと決めていましたが
Tom Jamesのシステム、ディティールの選択肢が
とても豊富です。
ラペルのタイプだけでも10種類位あり
それをさらにカスタマイズする事も出来るとの事。
豊富に選べるのはいいのですが
正しい知識がないとブリティッシュトラッド+アメトラみたいに
チグハグなスーツになってしまいますので
モデリスト(今回はKenさん)のアドバイスに沿って
選んだ方がいいと思います。
Tom Jamesのシステム
この後は専用の型紙(パターン)を起こし
仮縫いへと進みます。
縫製はOxxford Clothes製のほぼ手縫いのものと
ボルチモアで行われるファクトリーメイドが選べます。
Oxxford Clothes製を選ぶと
他のビスポークテーラーと価格が変わらなかったので
今回はファクトリーメイドでオーダーしました。
ファクトリーメイドでも勿論重要な部分は手縫いになります。
さて、次回仮縫いは3ヶ月後
恐らく神戸のツイード ア ウォークの時に
合わせて仮縫いになると思います。
愉しみですね。
仕立て上がりが楽しみですね。
しかしらみいさん、私がそうなのですが、秋冬の生地のスーツが多くなってませんか??(笑)
英国の生地はやはりしっかりしているので
仕立て映えするものが多いと思います。
ところでスーツですが
盛夏用のスーツはある意味
消耗品ですので
毎年オーダーしてもそれほど増えませんが
秋冬物は一生モノになってしまうものが
殆どですので、増え続けますね~。
ウォークインが段々大変な事になっていきます。
靴も同様ですね。
私は、バタクでハリソンズのデッドストックフランネルをつかってBS(ビスポークスタイルド)やってます。
ネイヴィーのチョークストライプの3P。
定番中の定番で
持っていなければいけないスーツかと。
実はチョークストライプは
ダブルブレストしか持っていないので
今回オーダーした次第です。
バタクのビスポークスタイルド
しかもデットストックのフランネルとは。
仕立て上がりが愉しみですね。
アンダーソンアンドシェパードの売り上げはアメリカでのトランクショーが多いと聞きます。
また、1930年代以降はアメリカ人がセヴィルローの主な客だとも聞きますので、すでに本国では失われた技法やスタイルが用いられているのかもしれませんね。
どういったレベルで出来上がるか
とても愉しみですね。
Oxxford Clothes製は
英国を上回るモノづくりと聞いた事もあります。
(今回はボルチモアのファクトリです)
出来上がったら又、報告しますね。
ご無沙汰いたしております。
ツイードの3pスーツで、目付が今回のものよりやや重い600g前後の場合、真冬に着るコートはどのようなものがおススメでしょうか?
ツイードにコートはおかしい、という方が多いようですが、以前、ご紹介頂いたバルマカーンで良いとのご意見や、ダッフルがピッタリという方も。
どうしたものかと思っております。 ぜひ、お考えをお聞かせください。 よろしくお願いいたします。
ツイードはスポーティな部類の生地ですので
カジュアルな感じのコートもいいと思いますが
私ならコットンのバルマカーン
又はチェスターコート(カバートコート)を着ると思います。ご参考まで。
ご教授下さいまして有難うございました。 早速、くだんのバルマカーン・コートを確保してきました。 おっしゃる通り、得も言われぬ作りで、一瞬でまいっちゃいました。
いきましたか~。
おめでとうございます。
あの、コートの着心地は
着てみないとわからないですよね。
ヘヴィローテーションしたくなる
着心地だと思います。
私もこの秋冬に着るのが
愉しみです。