いつか英国日記

英国を中心とした靴、鞄、時計、その他ファッションに関するブログ

盛夏のスーツ

2013-06-09 07:34:18 | スーツ
今年の梅雨
全く梅雨という感じがしません。
気象庁は梅雨入り宣言を早まったのでは?
ならばいっその事、このまま夏になればいいのに
そうも思ったりします。

さて、反クールビズ派としては
今年も盛夏用のスーツをちゃんとオーダーしています。
先日伊勢丹メンズ館から受け取ってきたスーツは
勿論フランコプリンツィバリのもの。

今回の生地は国産のバンチから
フランコさんに選んでもらったものです。
ネイヴィーにブルー系のストライプ
間近で見ると結構涼しそうな生地です。




いつも通りの特徴的な袖のカットライン。




フランコプリンツィバリの盛夏用のスーツは
レジュリッシモ仕立てといい、背抜きは勿論の事
副素材をかなり削っています。



テーラーリングのなせる技で
着用するとアンコン的なカジュアルな感じは全くなく
盛夏用でもちゃんと構築的にクラシックなラインを
保っています。
今回は型紙に少し手を入れたので
より着心地も向上しました。

そしてトラウザース。



盛夏用でもポケットが裏地との間に入っている作りなど
着心地に関する部分は省略されません。

袖はいつも通りの本切羽で4番目は眠りボタンです。



ラペル裏のヒゲやフラワーホール用の茎を通すループなども
いつも通り。



さて、反クールビズ派の私の装いは
リネンのオッドベストにボウタイスタイル。
オッドベストはどうしても上着を脱ぎたくなった時
ブレイシーズを見せない為に着用しています。



夏はビジネスの場ではいつもこういったスタイルです。
上場企業のエクゼクティブとの打ち合わせにも
このスタイルで望みます。

これにボルサリーノが加わりますから
かなり顧客にはインパクトを与えていると思いますが
今のところ悪影響はありません。

さて、もうすぐ夏本番ですね。
今日も元気に行きましょう!