いつか英国日記

英国を中心とした靴、鞄、時計、その他ファッションに関するブログ

ある秋のビスポークな一日

2011-09-24 06:26:26 | スーツ
充実したある一日のご報告。

昨日は秋分の日でお休みでしたが
正に神戸ブランメル倶楽部ミニ東京分会とも
いえる一日でした。

スタートは伊勢丹メンズ館から。
まずは地下一階鞄コーナーで
いつもお世話になっているS藤さんにご挨拶。

英国フェアのスウェインアドニーの鞄の
状況について情報収集。
いつもは展示されていない鞄もありましたが
特別なモデルはないようでしたので
しばし世間話をして靴コーナーへ。

エドワードグリーンやジョンロブの靴コーナーには
女性アシスタントバイヤーのN村さんが。
今日も元気溌剌でイイですね~。

本日のメンズ館でのイベントの情報を収集。
雑誌Beginとのコラボ企画が色々あるようですね~。

そして1階へ。
ちょっと気になる今回の英国フェアの商品をチェック。
おっと想像以上にいい感じです。
早速お買い上げ~!
詳しくは明日ご紹介します。

そして4階へ。
フランコプリンツィバリのSさん、Y部さんにご挨拶。
オーダー予定の生地の確認と念の為
その他の生地もチェック。

そして5階マネージャーのS崎さんを
探しましたがいらっしゃらないので7階へ。

ここでアトリエのクラブメンバーのM瀬さんと合流。
そう今日はハケットのオーダー会。
M瀬さんはロンドンに何度も足を運び
ハケットでジャケットやスーツを何着もビスポークされる
ハケット好きです。
当然英国のスタッフとも懇意で
M瀬を発見するとやあやあという感じで
話が盛り上がってました。

う~ん、M瀬さん、中々の英語力ですね~。
私も勉強せねばと思った次第。

今回冒頭の写真のMr.Classicこと
ハケット氏には初めてお会いしましたが
とても紳士で気さくな方。
このブログの名刺をお渡しすると
早速、「必ず見ますね。」と仰っていただき
社交辞令だとしても嬉しいお言葉でした。

最後にはポストカードにサインまでしていただきました。





ハケット日本法人の大西さんにもお世話になり
ありがとうございました。

さて、軽い昼食をとり
M瀬さんとは一旦別れ私は次ぎなる目的地の銀座へ。
そう、移転間もないVick tailor近藤氏を訪ねました。
ビルの7階にあるアトリエはとても奇麗で
服飾関係の本もかなりの量が揃っています。
いやが上にもテンションが上がりますね~。
実はこの日は同じブロガー仲間で
神戸ブランメル倶楽部アドバイザーの
HIroさんと合流の約束。
そう、HIroさんはあの有名なブログ
「STYLE MY WAY」を書かれている方です。
やや遅れて到着すると
ブランメル倶楽部の発起人のK合氏や
Facebookで話題沸騰のY内女史
そして北海道からブランメル倶楽部メンバーのS木さんが
既にいらしゃっり、近藤氏と服飾トークの真っ最中。
服の話だけでなく、S木さんが持ってきてくれた
G&Gのビスポークシューズの話まで
話題は尽きる事がありません。

実はこの日はHiroさんのVick tailorでの
ブレザーの中縫いの日。
早速、チェックが始まりました。
いや~近藤さん、お相手がHiroさんともなると
やや緊張気味の真剣な眼差しです。



最初は袖が仮付けになっていましたが
この後袖を外し、身頃や背中周りを入念にチェック。



近藤氏は全ての工程を一人でこなす
ビスポークテーラーですので
チェックした内容がそのまま服に反映されます。
お互い納得するまでチェックし中縫い完了。
中々愉しい風景でした。

そして最終目的地、Vick tailorから歩いて1分の
パーソナルテーラーの魔窟へ。

実はHiroさんこちらでもブレザーの仮縫いのチェックです。
う~ん、いったい何着進行中なんでしょうか?
靴も合わせると相当な数のオーダーが進行中だと思います。
モデリストでありオーナーである総帥は今日も着物。
私も大分この風景に慣れました。



軽快にチェックが進んでいきます。
Hiroさん職人のYさんとも相性が良いようです。
但しオーダーコンセプトが
「二線級プレーボーイが着るブレザー」という
難しい内容。
どちらかというと貴族的なエレガンスを追求している
アトリエですので、どういった出来上がりになるか
愉しみです。

さて、私もトラウザースのチェックや



再合流したM瀬さんのホワイトフラネンルトラウザースの
チェックも完了しあっという間に時間は過ぎて行くのでした。



その後も続々とアトリエに訪問者が来訪し
大変な賑わいとなったのでした。

そして締めとなれば、、、
そう、大人の社交場
アトリエ近くのBarへ。
狼団団長、M瀬さんと杯を重ね
愉しい夜は更けて行くのでした。

ああ、とても充実した愉しい一日。