いつか英国日記

英国を中心とした靴、鞄、時計、その他ファッションに関するブログ

復習するは我にあり 

2010-05-08 05:25:11 | カジュアル
「復習するは我にあり」

と言っても小説の話ではありません。

購入する気満々で、いざ購入しようとしたら
何らかの理由で購入出来なかったという経験は
あなたはないでしょうか?

実は私はこのところ、そんなことがあり
その結果どうなるかと言うと
その代替品に相当するものを
何らかの形で入手しないと
気が済まなくなるのです。

いや~散財体質ですね
まったく。

ということで、今回ご紹介するのは
ETROのサファリジャケットです。

実はバタクハウスカットで展開されていた
ソラーロのサファリジャケットを
購入する気満々だったのですが
サイズ合わずで購入を諦めた経緯があり
それ以来ずっとサファリジャケットを探していました。

紳士スーツを扱っているところでは
結構、サファリジャケットがありますが
既製品ばかり。
吉田スーツでPAがありますが
デザインが好みに合わずということで
サファリを忘れかけていたところ
都心のショップで発見しました
サファリジャケット。
意外や意外、何とETROでサファリジャケットを
だしているんですね~。

どうせサイズが・・・と思いフィッティングしてみると
これが何といい感じではありませんか。
ということで、「復習するは我にあり」マグマが
爆発寸前だった私は迷うことなく購入に至った次第です。

さて、長~い、前置きになりましたが
ETROのサファリジャケット仔細を見て行きましょう。

まずは冒頭の写真で判るように
このサファリジャケット
なかなか、カッコイイデザインだと思います。
襟元が膨らんでいる部分は、フードが収納されています。
ここは一般的なサファリジャケットと違い
特徴的なところです。

素材はリネン100%。
表面に何か加工がしてあるのか
触ると、とても冷たい感触があります。

裏地はやはりETROですね~。
例のごとく派手なETROの定番カラーです。



裏地はすべてシルク、ここら辺は
流石、ETRO手抜きがありません。
シルクの裏地は背中の上部と前身ごろの裏の部分に
ついています。

質感はシルクだけ有り、キュプラより良いですね~。

後ろのデザインです。



共地ベルト付きのデザインではなく
内側にゴム状のベルトが通っています。
これ、適度に締めるとウエストにピッタリきて
中々気持ちのいいフィッティングです。



そしてフロント部分はファスナーと
ボタンで留める仕様です。
ファスナーにもETROの文字が。




私はいつも、ボタンしか締めていません。
因みにボタンはホーンボタンです。

そして最後に肩章部分ですが
何とここにもETROの文字が!



この状態だとまるで
ETROの広告塔みたいです。
流石にこれはかっこ悪いので外しました。
メーカーも判っているのか
簡単に外せるようになっています。

そして、今発売されている
メンズプレシャス。



偶然にも17Pに
「タイムレスなサファリルック」として
イブ・サンローランがサファリジャケットを
着ている写真が掲載されています。



40年前とは思えないほど
エレガントで新鮮な着こなしです。

サファリジャケット、動物狩りの時に着用していた
その出自から考えるとワイルドに着こなすのが
本当なんでしょうね。

今回のETROのサファリジャケットは
エレガントさを残しつつ
うまくカジュアル感が出ていると思います。

サンローランのようには
とても着こなせませんが
気張らずに夏のジャケットとして
着ていこうと思います。