いつか英国日記

英国を中心とした靴、鞄、時計、その他ファッションに関するブログ

そして、あるものとは

2009-05-17 05:55:10 | ドレスシャツ
そしてあるものとは

これだ!1,2,3
 ↓


そう、オーダーのドレスシャツです。

普段はドレスシャツは既製品ばかりです。
以前、バーバーリーのドレスシャツを
パターンオーダーしましたが
さしたる感動もなく、これなら既製品と
たいして変わらないなと思い
それ以降はずっと既製品ばかりです。

インポートですとFRAY
国産だとバタクハウスカットの既製品
又はコンブリオが多いのですが
むしろFRAYやバタクハウスカットの既製品の方が
型紙や襟の仕上げ、又、何となく艶があり
オーダー品よりよっぽどいいかなと思っていました。

そして今回、国産の既製品と変わらない値段で
オーダーできるとのことで
ちょっと生地を見せてもらいました。

イギリス流ならACORNというところでしょうが



ここで面白い生地を発見。
イタリアのアルビニの生地です。



アルビニは1876年設立のイタリア最大級の生地メーカーです。
トーマスメイソンも今はアルビニの傘下に入っています。

この生地、綿70%と麻30%の生地なのですが
何故かサラリとしたシルクのような肌触り。



これから夏に向けて麻混のシャツで
このさわやかな柄がいいなと思い
早速オーダーしてしまいました。
アルビニは大手百貨店でも取り扱っていますが
ハウスカットでは
その2/3の価格でオーダー可能です。

採寸はハセヤンです。
首周りからリーチや腕の太さ
胸やウエスト着丈等
テキパキと作業が進みます。

S田さんと話しながら
採寸したので、ハセヤンから
「私も色々今まで採寸しましたが
 後ろから採寸したのは
 初めてです。」と言われてしまいました。

大変、失礼しました!!

以前三越で採寸した時と比べると
計る場所が断然に多い気がします。
いや、出来上がりが楽しみですね。

ちなみにデザインは夏にもかかわらず
ハウスカットらしい
タブカラー+ダブルカフスにしました。

う~ん、次はクレリックのワイドカラーで
フレンチカフにしよう・・・

生地はその他にも
スイスの有名な生地メーカーのALUMOなどがあり
既製品とあまり変わらない価格でオーダーが可能です。



とりあえずは出来上がりを
楽しみに待つことにします。