グリーンブレーカーズ by 高木肥料店

農業の現場の おはなしなどなど。

庭先でのイネづくりも、なかなかのもので。

2013-06-19 20:16:40 | Weblog
庭先でのイネづくりも、なかなかのもので。

夏場に高温多湿になる日本。東南アジアが原産である「米」という作物
には、最適の栽培条件
が整います。

つくりやすいんです。

そういった意味で、新規就農をめざしている皆さまの技術入門編として、
プランターやバケツを使った稲づくりは おすすめです。いまからタネ
をまいたとして、8月から9月にかけては、だいたい ↓こうなりますよ。


ほら、きれいでしょう。 みごとなバケツイネ.jpg

いちばんのメリットは、まず『稲という植物の体作りと実作りの時期が、
はっきりとしている』ところを学べること。
植物全体に共通する、体つくりの時期である栄養成長期と、実づくりの
時期である生殖成長期 を理解するための良い教材となるんですね。

また、イネの生育にあわせたつぎのような『栽培』を〔規模がちがうだ
けで基本はいっしょです〕体感できるという二つ目のメリットもあります。

 種もみ選び → 種まき → 田植え → 分けつ期 → 

 雑草と害虫防除 → 中干し → 出穂 → 開花 →

 実の充実 → 稲刈り → 脱穀 → 籾すり → 精米


と、いった栽培の進み具合に沿った体験ができる。
場合によっては、収穫したおコメを、さらに餅などに加工もできます
いわゆるミニミニ版六次産業化も可能/笑〕。
ほんとにあきない植物なんです。

さあ、そんなイネ栽培です。 時期的には、まだ収穫も可能な時期・・・
今年のチャレンジ、いかがですか?

・・・そして この写真のイネですが、じつはわたくし、毎年この場所 
でのイネをみるのが楽しみで・楽しみで〔今年もいきまーす〕。










そう、羽田の 実はこんな場所で.jpg 

穴森稲荷さまです〔夏から秋にかけてのお参り時の楽しみのひとつになっ
てます
〕。



◎ 夏場の観葉植物としても、じつにきれい。とくに 出穂前の
  ライムグリーンになったときの稲色は とっても 爽やか!

51P4M6yKWYL__SL500_SS75_.jpg夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染