グリーンブレーカーズ by 高木肥料店

農業の現場の おはなしなどなど。

ミネラルは大切。

2018-12-31 15:44:44 | Weblog
ミネラルは大切。K

厳寒期をむかえたハウス栽培でめだってくるのが、微量要素の欠乏症
状・・・ということで、そんな要素欠乏がおこる原因をおさらいして
みることにしました。よろしかったら、ご参考に。

 ↓

『ミネラルは大切。』

こういった表現を 読まれたことはないですか。

野菜が健康に育つには、土も健康で
 なくてはならない。植物が健康に 育つためにはミネラルも必要だ


確かにそうだと思います。ミネラルは大切なのです。

それでは ミネラルとはなにものなのでしょう・・・・
じつは ミネラルとは 無機物である鉱物を指す言葉 なのです。

したがって ミネラルを補給したければカリ鉱石リン鉱石、あるいは
マグネシウムカルシウムなどを圃場に入れればよい。

そのいろいろの種類のなかから、自分の圃場につくろうとしている作
物の必要とする種類と必要とする量を[過度にいれすぎないように]
あたえていけばよいわけです。

実際に施用する場合は、カリ鉱石・りン鉱石・マグネシウムやカルシ
ウム、そのほかいろいろな種類のミネラルが配合され、しかも成分調
整されているものを、作物の生育状態を見たり・土壌分析をしたりし
たうえで、圃場に適量いれていくことになります。たとえば

  苦土欠が出る場合などは マグネシウムを増やす
  ホウ素欠乏が出る場合は ホウ素をふやす
  石灰欠乏が出やすい場合は カルシウムを増やす

といった対策をとっていくことになります。つづく。


晴れ 「状態をみていれるものをかえていくのが農業」の回は こちら

51P4M6yKWYL__SL500_SS75_.jpg 「夢で終らせない農業起業」「 本当は危ない有機野菜




神さまの乗り物である亀蛇とくれば。

2018-12-30 13:46:36 | Weblog
神さまの乗り物である亀蛇とくれば。

でかい亀・・・のような神様の乗り物といえば、熊本県の八代・妙見祭
の人気者である亀蛇ですが、それでは こちらの このような


       

ぐぉぉぉぉといった声を がなっている かのような 




いまにも飛びかかってきそうな こんな カメ はいかがでしょう。
とはいっても、[亀蛇が妙見神の乗り物であるように]こちら の 
カメも ある意味 乗り物でありまして・・・



じつはこのカメ。佐賀県唐津の唐津くんちの「亀と浦島太郎」曳山
の亀さんなのでした。それにしてもの この亀、すごく迫力のある
お顔ですよね~。

そしてこんな強そうな亀を、ロデオよろしく 片手で 釣竿を肩に
余裕で 乗りこなしているのが




ルックがおもいっきり優男/やさおとこの、こんな浦島の太郎さん
なのですから、この対比がまたまた みもの。

ということで、今回は唐津くんちで見た、乗り物としてのカメの 
おはなしでした。亀さんのほかにもたくさんの曳山がいつでもみ
られる唐津の 曳山展示場には 楽しい発見がいっぱいですので
お近くにいかれた折には ぜひ。


晴れ  からつくんちの曳山をして“日本最大級の漆の美術品”
  表現した友人がおりましたが、その表現にはまさに同感!

51P4M6yKWYL__SL500_SS75_.jpg 「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染





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肥料分を減らしてみたものの。

2018-12-29 12:04:03 | Weblog
肥料分を減らしてみたものの。

「肥料分が溜まりすぎている」だから「肥料は減らして家畜フン由来の
たい肥をやるとよい」というような指導のもと、実際に肥料を1/2から
1/3に減らして植え付けたが、しかし年の瀬となってどうにも作物の生
育がよくない。といった場合の、対処法・考え方の話となります。
とくに肥料分が少ないのにEC値が高いという場合の圃場の参考資料と
して、よろしかったら。

 ↓


今回からは、前回までの土壌検査のシリーズの実践編となります。

たとえばここに、生育後半になると微量要素欠乏や病気が頻発するハウ
についての、たい肥や石灰や肥料を入れる前に採取した土の検査表
があります。


ののののののの 土壌検査値例.jpg


そんな圃場の2つの場所についての土壌検査値ですが、通常とはずいぶ
ん異なる数値が でているのに気づかされます。

それは EC値 。

硝酸態チッソに反応するはずのEC値 ですが、硝酸態チッソの量が上の
表では 3.2 、下の表では 2.8 という標準値〔5―30〕以下
であるのにもかかわらず、EC値が 1.37 と 1.35 という、
かなり高い数値を記録しているのです。
つまり作物に利用されていくはずの肥料分は少ないにもかかわらず、EC
値が高いという〔ECメーターが化かされた〕状態になっている。

こんなときには土壌を再検査して[通常の検査項目にはない]塩素の量
を調べてみましょう。

ECメーターの判断をおかしくさせている原因は、圃場の土に含まれてい
るであろう塩素にあると思われるからです。

検査の結果、塩素の量が多いと判断された場合には、塩素の量を減らす
必要があります〔私は 5ミリグラム/乾土100グラム以上あれば塩素
が過剰すぎるとみます
〕。
また、塩素と併行してナトリウムの量を調べるのも良い方法です。塩素
と同じくナトリウムが 5ミリグラム/乾土100グラム以上ある場合に
は、圃場に塩〔塩化ナトリウム〕が蓄積しすぎていると考えるべきです。

結果として、この塩素やナトリウムの過剰が、このハウスの生育後半にお
ける生育不良を引き起こす要因
だと判断するというわけですね。

ののののののののカリとナトリウムの増える原因.jpg


そして、そう判断された場合の土壌の改善策ですが・・・私の場合は

 ● 塩分を含んでいることの多い家畜ふんたい肥の施用量を減らす
 ● 植物質の原料で作ったセンイ質の多い たい肥 を 施用する
 ● ピートモスを使用する
 ● 腐植酸を含んだ資材を活用する

などといった方法を農家さんに提示しています。

ということで今回は、植物に利用されるチッソの量が少ないにもかか
わらずEC値が高く出てしまう土
に対する考え方とその対処法に
ついてのおはなしでした。こういった土壌検査結果に対して、心当り
のある方は、よろしかったら ご参考に。


晴れ  青菜に塩〔塩化ナトリウム〕の状態ともなれば、植物の生育も
  うまくいかないと 思うんです。そして不思議でしょう?植物の生育に
  多大な影響を与える塩素とナトリムが通常の土壌検査の検査項目に
  はいっていないというのは。。

51P4M6yKWYL__SL500_SS75_.jpg 「夢で終らせない農業起業」「 本当は危ない有機野菜




生育不良なら、作物の状況をみてとる対策を考えよう。

2018-12-28 11:26:36 | Weblog

生育不良なら、作物の状況をみてとる対策を考えよう。K

大型台風襲来のあと、予想外の夏日や寒波を乗り越えて、よいかんじ
で収穫のサイクルがまわりはじめたと思ったところで、つぎは取り遅
れ早ちぎりと言った生育をおかしくする年末年始の市場・出荷場の休み。
そんな状況のなかでの あなたのハウス作物の様子は いかがですか。
収穫が順調ならよし、しかし樹勢がなんとなく弱っているようならば
早めの対策が必要です。本日は そんなときにとる考え方のはなしと
なります。

 ↓

まずは土づくり。肥やしなさい・肥やしなさい。」といった 農業に
対する考えがあります。いっぽう、「土を肥えさせるのは悪。土を肥
やすのはもってのほか
」という考えもあります。

迷いますよね。どうすればよいのでしょう。

答えは簡単。

土の原則論に頼るのではなく 植物に訊けばよいのです。たとえば
トマトでは作物の生育状況からこんな健康診断ができるんですよ。


 トマトの状態のののののののののののののののののの診断

 葉色淡い。花小さく、着果不良。果実肥大不良。→ 栄養不足
 葉が厚く・葉色が良い。葉が立ち、受光態勢が良。→ 健全
 葉色濃く葉面凸凹。鬼花増加・奇形果多。ののの→ 栄養過多


このような作物の状態をみて、つぎのような対策をとります。

 栄養不足生長を促す対策をとる。たとえば不足した成分の追肥。
 栄養過多生育を抑える対策をとる。たとえば水分を押さえる。

という具合です。

このように一般的な農業の現場では〔土に対する原則論ではなく
それぞれの植物生育の状況や状態をみながら、その生育に応じた
対策がとられているんですよ。

いじょう、植物の生育がいまひとつである場合は、植物の状態をみて、
とる対策を考えてみよう
というおはなしでした。


晴れ 人間であっても、そうですよね、まずはそれぞれの患者さんの
  様子・容態が、診察診断の主題となる。医療行為もなしのいきなり
  のカロリー摂取や、カロリー制限のはなしなどにはならない。
  まずは個別の患者に対するお医者さまの診察・触診があり、体温
  や脈・血圧などの基本的な機器をつかっての検査、そしてそのうえ
  での診断があります。農業やガーデニングだって同じことだとおも
  うのです。土壌診断をつかった生育診断の実例は こちら とこちら 。

51P4M6yKWYL__SL500_SS75_.jpg 「夢で終らせない農業起業」「本当は危ない有機野菜






豚コレラが関市の大型養豚場で発生したということで。

2018-12-26 14:03:49 | Weblog
豚コレラが関市の大型養豚場で発生したということで。

県内有数の規模で防疫態勢も万全だったとみられただけに、養豚業界には不
安の声が広がった・・・と報道されている関市の約7800頭を飼育してい
る養豚場で発生した豚コレラ。   ​ということで、
この問題の関連として 
10月12日から3回にわたって考察したの当ブ
ログ記事の採録です。よろ
しかったら、ご参考に。

 ↓

『10月12日分 / イノシシが県境からでないのなら話はべつですけれど』

10月10日の日経の新聞記事によると・・・県議会の答弁で「拡散範囲は
かぎられているのではないか」と、野生イノシシの行動範囲について強調さ
れて答弁されたという古田肇岐阜県知事。記事は ​こちら​。

しかし岐阜で発生した豚コレラウイルスに感染した野生イノシシについての
農水省資料を見れば、

 野生イノシシの調査捕獲区域[地図は​こちら​]が限られている

という現実があり、また実際に感染したことが確認されたイノシシの頭数も
12日時点でいまや20頭に増えているわけなのですから、その知事発言は
あまりに希望的観測すぎる[はっきりいえば甘すぎ!] といえます。

それはそうでしょう、研究者によれば豚コレラウイルスは

 ● 猪だけでなく農場やたい肥置き場に出入りする小動物からも感染する
 ● ヒトの履いている靴の、靴底の土からも感染する

というのはもとより

 ● 生肉類はもちろん、ハムやソーセージの加工品からも感染する

と まるで妖怪のようにも[​こちら​] いわれているのですから。

したがって前述の封じ込めのリーダーであるはずの知事発言は、せめて

 農場に出入りする野生イノシシを防ぐために岐阜県内で貸し出しをは
 じめていたという柵だけではなく、小動物の侵入を防ぐメッシュの金
 網を岐阜県内のすべての養豚場に設置する

などといった対策が終わったあと[もちろん調査捕獲区域も広げたうえ
で]に言ってほしかったな と思うのです。なんといっても発病がおこ
っていた段階での初動対応にミスがあったと 岐阜県自らが認めてもい
たはず[​こちら​]なのですから。

まあ、[むかし話にでてくる鳥と話せる聞耳頭巾のような]野生のイノ
シシに向かって県境からはでないでねなんて話せる頭巾を、古田知事が
お持ちでしたらば話はもちろんべつになるのですけれどね。


晴れ 届け出伝染病であるPEDこと豚流行性下痢でさえ、いまだに
  克服できていない現実[​こちら​]があるのですから、よけいに
  豚コレラは 心配にもなります。
  
 

『11月26日分 / 豚コレラウイルスのこれ以上の拡散を防ぐためにも』

岐阜市におけ豚コレラの問題で、11月15日に岐阜市の畜産センターの
公園の豚2頭から豚コレラウイルスの陽性反応が出たのだそうですね。
報道によれば

 市畜産センター公園は、市民が動物と触れ合える憩いの場で、豚は
 出荷もされている。岐阜県などによると15日午後、獣医師から
 「豚の元気がなくなり、熱が出ている」と県中央家畜保健衛生所に
 連絡があった。県の検査で陽性と判定され16日未明から防疫措置
 に着手した

などと さらっと書いてありますが、民間よりもちからをいれておかねば
ならない、防除のお手本ともなるべき 公/おおやけの施設から現実に2例
目の感染を出してしまったわけですから、なんともびっくりというか く
ちあんぐりというか、驚かざるを得ない事態になっているようで 農業関
係者のひとりとしては じつに不安になってしまいます。

なんでまたそんなことに・・となった この岐阜市畜産センターの豚コレ
ラの感染の起こった原因ですが、

 ● 豚舎周辺だけが衛生管理区域に設定されており、関係者が行き
   来する飼料や
堆肥置き場が衛生管理区域に設定されていなかったこと
 ● 豚コレラに感染した野生猪の存在がセンター周辺で確認されて
   いたにもかかわらず、公園エリアと畜産エリアで共通の機械が
   使用されており、 その機械類を衛生管理区域で使用する際に 
   洗浄・消毒が行われていない事例もあったこと
 ● 飼養管理者等が豚舎に入る際に専用の衣服を着用しておらず、
   作業用の長靴を消毒のみで豚舎で使用していた場合があること​​


などが確認されているといいますから、これなら感染しても当然というか、
むしろよくいままで 感染・発症しなかったなあ・・と逆に感心してもしま
います。 なんといっても豚コレラウイルスは

 ● 猪だけでなく農場やたい肥置き場に出入りする小動物からも感染
 ● ヒトの履いている靴の、靴底の土からも感染する

というのはもとより

 ● 生肉類はもちろん、ハムやソーセージの加工品からも感染する
   [実際に日本の空港などでは​探知犬​も活躍しているんですよ]

と いうのが定説であり、常識であるのですからね。・・・そういったこ
とから考えれば、 
農水省のページなどで公開されている野生のイノシシの豚コレラウイルス
感染個体数が増加し続けてなかでの この岐阜市の畜産センターのとって
いた対策って・・・なんとも不可解としかいいようがない気がします。。

たとえばですが、ウイルス病対策のいち例として、宮崎県の養鶏関係者では
現場の鳥インフルザ対策として

 ● 鶏舎内にはいるときはその鶏舎専用の作業服や靴を用意する
 ● ウイルスを持っているかもしれない野生の鳥のフンが落ちてくる
   のを警戒して作業服などの洗濯物を戸外で干さない 
 ● 定期的に巡回して鶏舎への小動物の侵入防止策を徹底する

といった対策をとるのはしごくあたりまえというか、当然というか、そんな
かんじで防除している現実がありますから。

とはいったものの、でちゃったものはしかたない。・・・豚コレラウイルス
が日本全土に拡散していくことがないように、そしてこれ以上のブタの生命
や 野生のイノシシたちの間の感染拡大をすこしでも減少させていくために
も岐阜の関係者のみなさまには、
今後のウイルス対策をしっかりきっちり実行されてくださることをお願いし
たいと思います。


晴れ ちなみに​こちら​は 宮崎の口蹄疫発生時の、防疫の初動が遅れた
  経緯をご紹介した回です。参考にしていただければ さいわいです。
  
 

『11月26日分 / ​ウイルス病。ネズミ一匹でも大山鳴動な時代へ ​』

“まえぶれや騒ぎが大きいわりには、実際の結果の小さいこと”をたと
えたことわざに 「大山鳴動して鼠一匹」 というものがあります。
大きい山が音を響かせ揺れ動くので、大噴火でも起こるのかと見守っ
ていると、小さな鼠がたった一匹出てきたにすぎなかった
』という意味
あいになりますね。

しかしですね、家畜の大量飼育があたりまえのことになっている現在、
これからこのことわざは、『鼠一匹でも大山鳴動』と直さねばならない
ような気配ですよ。

ということで大陸から渡り鳥がやってくる時期になると発生が心配され
る鳥インフルエンザに関する昨年2011年の関連の新聞記事のご紹介
となります。豚コレラとはちがいますけれど、同じ家畜感染病の伝搬例
として よろしかったら ↓ ご参考に。


『鹿児島・出水の鶏舎、「ネズミが感染経路か」疫学調査チーム結論』

出水市の採卵鶏農場で発生した鳥インフルエンザの感染経路などを調べ
ている県の疫学調査チームは14日、県庁で会合を開き、調査内容をと
りまとめた。発生鶏舎内でネズミの死骸やフンが見つかったことなどか
ら、ネズミがウイルスを運んだ可能性がある、と結論づけた。
会合は非公開。座長の高瀬公三鹿児島大教授(家禽疾病学(かきんしっ
ぺいがく))によると、感染経路について野鳥、人、空気感染などの可
能性を検証したが、いずれも否定。鶏舎からネズミ1匹の死骸と多数の
フンが見つかり、モグラの穴が鶏舎の内外に複数あったことから「ネズ
ミがモグラの穴を通り侵入してウイルスを運んだと断定はできないが、
可能性を否定できない」と結論づけた。未消毒の井戸水が鶏の飲用に使
われていたが、高瀬教授は「ウイルスは水で繁殖できず、井戸は密閉さ
れていたため、感染源と考えづらい」とした。


そして2009年4月には、こんな動物に関する発表もありました。

国内の野生のアライグマが高病原性鳥インフルエンザに感染』

国内の野生のアライグマが高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5
N1型)に感染していたことが、東京大医科学研究所と山口大の調査で
わかった。野生動物の感染は、国内ではこれまで鳥類では報告されてい
たが、哺乳(ほにゅう)類は初めて。宇都宮市であった日本獣医学会で
4日、発表した。
東京大医科研の堀本泰介准教授らは、西日本の3地域と東日本の1地域
で05年以降に捕獲されたアライグマ988匹の血液を調べた。その結
果、10匹の血液から、過去にH5N1型に感染したことを示す抗体を
検出した。 これらの10匹がいた3地域のうち2地域は、ニワトリや野
鳥の感染が報告されていない地域だった。
発症して死んだ渡り鳥などを食べて感染した可能性が考えられるという。
養鶏場での発生がなくても、国内にウイルスが持ち込まれている可能性
を示した。
堀本さんは「感染率が1%と低く、アライグマ間での感染拡大は考えに
くいが、養鶏場への感染源になる恐れはある。ウイルスの侵入防止策を
再確認すべきだ」と話す。
国内の野生動物のH5N1型感染は、ハシブトガラス、クマタカ、オオ
ハクチョウの鳥類3種で確認されていた。アライグマは北米原産で、ペ
ットとして輸入され、野生化した。雑食で繁殖力が強く、国の特定外来
生物に指定され、駆除が行われている。
大槻公一・京都産業大教授(獣医微生物学)は「海外ではネコ科などの
哺乳類の感染が報告されており、国内で見つかっても不思議ではない。
野生動物はほかの病原体をもっていることも多く、むやみに接触しない
ことが大事だ」と指摘する。


以上です。


晴れ 窓というものがない最新式のウインドレス鶏舎でも感染がおこった
  ケースもあります。そうなると、ネズミやアライグマなどの小動物
  原因説には、充分に説得力
があると考えられそうです。

51P4M6yKWYL__SL500_SS75_.jpg夢で終らせない農業起業」「本当は危ない有機野菜