こんなときこそしっかり仕事して、そして。

こんなときこそしっかり仕事して、そして。

忙しく農作業をされていた、ベテラン農家のＭさんの言葉。

『東北で災害に遭われた方のためにも、しっかり仕事しなきゃ。
　そして　税金をしっかりと払って。
　
　・・・そのお金でしっかりと、

　東北で災害に遭われた方たちを　援助してあげてほしい』。

　政府にも、お金が無いだろうしな・・・と続けられた　Ｍさん。

さすがに大戦をはじめとするさまざまな世の中の変化のなかで、み
ごとに、今日まで農業一筋で働き続けてこられた方だけのことはある。

なるほど、そうかと、思わせられるお言葉でした。


<emoji code="h044" />　さあ、植え付けの春が始まります。

「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」

千葉市で関東２例目となる鳥インフルエンザ発生

千葉市で関東２例目となる鳥インフルエンザ発生

『１７日未明に、千葉市で１例目の養鶏場から約３．６キロメートル離れ
　た別の養鶏場で、新たに鳥インフルエンザに感染した鶏が見つかった。
　千葉県はこの養鶏場で飼育されている約６万２０００羽の鶏を殺処分す
　ることにしている。』

とのニュースが報じられています。

さらなる拡大が広がらないように祈りつつ、その発生多発の原因にいての
考察は　こちら　になります。よろしかったら。


▼　野鳥の移動関連で、三沢の米軍基地で見つかったハヤブサの話も。

「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」




　　　

千葉県での鳥インフルエンザ発生原因は。

千葉県での鳥インフルエンザ発生原因は。
『千葉県は１３日、千葉市の養鶏農場の鶏を遺伝子検査し、高病原性鳥
　インフルエンザの感染を確認したと発表した。また同日、対策本部を
　設置し、養鶏農場で飼育していた３万５０００羽の殺処分を始めた。
　千葉県は鶏卵の産出額（２００９年）は３０９億円で、全国２位。
　同県は対象農場を中心とした半径１０キロメートル以内の区域で２４
　農場が飼育している約８７万羽や卵の移動を禁じた。今季、千葉県で
　鳥インフルエンザの感染を確認したのは初めてとなる。』

とのことです。
そこで　本年になっての鳥インフルエンザ　です。

　■　発生農場が最多の宮崎県で、渡り鳥が異常に多かった点　こちら　
　■　最新のウインドレス鶏舎で、ネズミの関与が疑われた点　こちら

という２点を考えた場合、春の渡り鳥の北上に伴って“鳥インフルエン
ザ”も、北上している可能性もかんがえられるのではないでしょうか。

今回の千葉県での発生を受けて、おもわずそのように考えてしまいまし
た。養鶏業者の皆さま、防鳥ネットの点検と併せて、ネズミの鶏舎への
侵入についても、どうぞご確認を。


▼　三沢の米軍基地で見つかったハヤブサの話しもありました。

「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」

まさに感染列島・・・止まらない鳥インフル。

まさに感染列島・・・止まらない鳥インフル。
「鳥よけのネットを張り、消毒して自主予防をしてきた。これで防げな
いならどうすればいいのか」という養鶏業者さんたちの悲痛な思いをよ
そに、鳥インフルエンザの発生が続いています。

そして本日、２月２８日、

奈良県は　「五條市六倉町の養鶏場で多数の鶏が死んでいるのが見つか
り、遺伝子検査（ＰＣＲ検査）の結果、高病原性鳥インフルエンザ「Ｈ
５型」ウイルスが検出された」と発表しました。
県は対策本部を設置し、この養鶏場の半径１０キロ以内を移動制限区域
に指定し、鶏や卵の移動を禁止。この養鶏場で飼育している全約１０万
羽の殺処分を同日夜から始めたというニュースが発表されました。

この奈良県を除いた、これまでの感染確認は以下のとおり。
２月２６日現在で、１９農場、約１６２００００羽となります。

■　制限解除済み　

０１例目　０１月２２日　宮崎・佐土原　　種鶏　　　　１０２４０羽　
０２例目　０１月２３日　宮崎・新富　　　採卵鶏　　４１００００羽
０３例目　０１月２６日　鹿児島・出水　　採卵鶏　　　　８６００羽
０４例目　０１月２７日　愛知・豊橋　　　採卵鶏　　１５００００羽
０５例目　０１月２７日　宮崎・都農　　　肉用鶏　　　１０４００羽
０６例目　０１月２８日　宮崎・川南　　　肉用鶏　　　９２０００羽
０７例目　０１月２９日　宮崎・延岡　　　種鶏　　　　　６６００羽
０８例目　０１月３１日　宮崎・高鍋　　　肉用鶏　　　３９２００羽
０９例目　０２月０１日　宮崎・高岡　　　肉用鶏　　１９００００羽
１０例目　０２月０２日　大分・大分　　　採卵鶏　　　１１１００羽
１１例目　０２月０４日　宮崎・高千穂　　肉用鶏　　　５９０００羽

■　移動制限継続中

１２例目　０２月０５日　宮崎・都農　　　肉用鶏　　　８８０００羽
１３例目　０２月０５日　宮崎・門川　　　肉用鶏　　　３００００羽
１４例目　０２月０７日　宮崎・高岡　　　肉用鶏　　　３３０００羽
１５例目　０２月１４日　愛知・新城　　　肉用＋種鶏　１７５００羽
１６例目　０２月１５日　和歌山・紀の川　採卵鶏　　１２００００羽
１７例目　０２月１５日　三重・紀宝　　　肉用鶏　　　６７０００羽
１８例目　０２月１７日　宮崎・北浦　　　肉用鶏　　　２００００羽
１９例目　０２月２６日　三重・南伊勢　　採卵鶏　　２６００００羽

犠牲になった鳥たちには哀悼の意を、そして防疫作業に当たられた関係者
の皆さまには、心から感謝申しあげます。


▼　家禽と野鳥の鳥インフル情報は、きちんと区別して報道してほしいものです。

「本当は危ない有機野菜」「夢で終らせない農業起業」