グリーンブレーカーズ by 高木肥料店

農業の現場の おはなしなどなど。

春の鹿児島、錦江湾で見たものは。

2022-03-31 23:20:47 | Weblog
春の鹿児島、錦江湾で見たものは。
黒酢の産地として超有名な鹿児島県霧島市の福山町と国分の敷根
の境に、亀割峠という名前の峠があります。こう書くと、峠とい
うからには、かなりの山の中にあるのか・・と思われる方が大半
かと思われますが、さにあらず。この峠道は宮崎県と鹿児島県を
結ぶ海沿いを走る国道220号線の一部でありまして、この峠か
らは常に海が見えること多々・・という、海好きにとっては眺望
することをそそられる、なかなか魅力的な峠であるのです。

前置きがながくなりましたが、そんな亀割峠の国分側の道沿いに
亀割公園があります。亀割公園から錦江湾に浮かぶ桜島を見た図
は こちら ↓。
 
      

で この亀割公園に立ち寄ったのは、ちょうど1月15日の成人
の日であったのですが・・・ここから錦江湾を眺めていたときに
[地元の鹿児島の方には当たり前のことなのでしょうが]他県人に
しては、ちょっとびっくりな情景を目にしたのです。

そこで 三択です。 亀割公園から見た海の方向に見えたものは

 ○ 桜島へ遠泳をする若人たちの姿
 ○ 海面に浮上している潜水艦
 ○ ジゃンプしながら遊ぶように水をきるイルカの群れ

のうちの いずれでしょう。

さて、その正解ですが[早すぎなのがいいよねと自画自賛/笑]
それでは[スクロールおねがいします↓]













     

     

     

そうなんです、潜水艦なのでした。

かくいう私はここ亀割公園からだけではなく、鹿児島市と桜島
を結ぶフェリーからも遠目にその流線形の姿を見かけることも
何回かはあったのですが・・・・きらきらとした海面に浮かん
だり進んだりするその姿をクジラか、はたまたゴジラかと見間
違って そのたびに ついついどきどき。。

晴れ 夕暮れの桜島と海辺の植物と潜水艦の構図の画を
  田中一村さんに描いてほしい~→ 


   「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」



ハゼの木、安全に駆除できました。

2022-03-28 16:59:52 | Weblog
ハゼの木、安全に駆除できました。
雨具に腕ぬきを装着し、厚手のゴム手袋を手にはめ、さらに
切断したときのハゼの樹液が流れていくと考えて、わざわざ
雨の日を選んで切断にかかったとしても・・・それでも、そ
れだけの重装備にて伐採にとりかかったとしても、やっぱり
手首などをしっかりとカブれさせられてしまうハゼの木。

そんなに苦労してカットしたとしても、いつも事務所入口に
いつの間にやら復活してくる、そんな強敵のハゼの木の紅葉
するまえのが姿が

こちらです。  

ということで今回は、葉がおちてしまっている3月はじめの
時期に、カットにかかることにいたしました。そんな3月は
じめの、きゃつの姿、それが こちら ↓。


  

秋口に、葉のある枝をカットしたのだけれど、
それでも カット後に枝が伸びていたのがわかります ↓。

        

で今回ですが、見てのとうりに葉がないので、前回のように
ビニール袋を樹にかぶせて切断[前回は​こちら​]・・・という
手は使わずに、そのかわりに 厚手の作業用ゴム手袋のなか
に もう一枚、

    

介護作業用でおなじみの、薄手のビニール手袋を装着。これ
手にピタっと張り付くかんじで、なかなか作業もやりやすく

     

この手袋のうえから、いつも使用している厚手の作業用ゴム手
袋をはめて、一気に切断したみたところ・・・

   

カットした日の夜も、カットして3日たったあとにも、ハゼ
カブれがでませんでした!

ということで今回は、薄手の介護用ビニル手袋は カブレる
おそれがある植物をさわるときなどには なかなか使える・・
・というおはなしでした。


晴れ 葉がおちている冬の時期だからカブレなかったのか、
  あるいは 介護用ビニル手袋のおかげでカブれずに
  すまされたのか。それはこれから、枝が伸びてくる
  季節に答えが出るのでしょう。   それにしても
  通学路に面した場所に 芽吹いてさえこなければ、
  切断することもされることもない話なんですよね~。
  →トリが運んだ樹々のはなしは ​こちら​。

51P4M6yKWYL__SL500_SS75_.jpg夢で終らせない農業起業」「本当は危ない有機野菜




ハゼの木、容赦なし。。

2022-03-25 16:39:20 | Weblog
ハゼの木、容赦なし。。
ハゼの木の新芽も伸びてくるころ・・ということで、次回の資料
として過去分ですがよろしかったら。

 ⇩

荷物を搬入しにこられた顔見知りの日通トラックの運転手さん。

 裏門のところのハゼの木が復活しましたねー、
 あのクワズイモの大きくなっているところの。

などと開口一番に話かけてこられたのです。

あれれおかしいな、あの木は春先に幹から伐採、しかも念を入
れて粒状の除草剤まで撒いて、処分処理には万全を期していた
はずなのに・・・なあ

などと思い出しつつ、おっとり刀で検分しにいってみたところ

 

たしかに マキの木のしたで 復活。

 

というか、大復活している~。

ということで、子どもさんたちの通学路に面してもいるので、
とにもかくにも 急いで伐採することにいたしました。

基本的に アリ対策仕様時のコーデイネイト[こちら]のうえに
ビニールの雨ガッパを着込み、さらに厚手のゴム手袋を装着、
そのいでたちで まずはハゼの木の上から大きなビニール袋を
かぶせそのうえで幹をいっきに切断、ハゼの木のはいった袋ご
と小さく折りたたんで町指定のゴミ袋にいれちゃいました。

これで万全かぶれることなく処分に成功、してやったりぃ。。
と、おもっていたのもつかのま

  

やっぱりやられてました泣。 痒みから水泡ができて、無意識
のうちに痒きこわすみたいな、そんなかんじですね。

“冬になってハゼの木が落葉してから切断すれば被害は少ない”
といわれているのもしってはいたのですが、まあいたしかたあ
りません。

それにしてもの ハゼの木。

  
  

切断するときにかぶせたビニール袋にも、こういった樹液を
つける[直接の切断面にあるばかりではないので、なんか煙
みたいなかんじにも思えるんですよ] くらいなのですから、
むしろ

 これくらいの被害ですんでよかったな

と 思ったほうがよいのでしょうね、きっと。たとえばこれ
が 目にはいったりしたら・・・などと想像したら、ぞっと
します。次回からゴーグルも装着だなと 思いましたよ。

ということで今回は、身近な環境にも危険がいっぱい、ハゼ
の木は敵対する者に容赦しない。。みたいなそんなおはなし。


晴れ ゴミ袋に入れたハゼの木。収集される方がカブれ
  ちゃったら大変・・ということで、ハゼはいって
  ますという張り紙つけて ゴミ出しいたしまた。
  
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強敵なアリが出る前になんとか剪定。。

2022-03-18 18:22:17 | Weblog
強敵なアリが出る前になんとか剪定。。
ほぼ10年のあいだ剪定せずにほったらかしにされていたカシの
樹。結果として頂点部の徒長枝が伸びすぎて、一昨年/おととしに
決死の思いで剪定したカシの樹[剪定の様子はこちら]。 

そんなカシの樹にも、またまた枝の伸びる春が、やってきました。

ご覧のとおりに ハシゴをかけても頂上部には届かない、そんな
カシの樹の剪定のやり方ですが・・・

 

かつて直立していた徒長枝を 檻状の柵として、ここを足場に
剪定ハサミやチェーンソウで手当たり次第刈り払っていきます。

         

一番上の段さえ剪定してしまえば、あとの段はハシゴも届きます
のでなんとか作業もやり終えられます。

そんな剪定作業のなかで、高さとともに 気をつけていかねばな
らない存在・・・それがアリ。

ただでさえ足場の悪い樹上で、剪定するための道具をかかえて不
安定過ぎる体勢で剪定作業にかかっている最中に、
袖口やら、襟元やら、ズボンの裾もとやら、顔面やらを アリに
這い回られたうえに刺されたり噛まれたりした日には、どうして
も注意が散慢になっちゃって、結果 自身が地上に落下して怪我
したり、チェーンソウで身体をきっちゃったり なんていう事故
を誘発すことにもなりかねませんものね[アリは王さまはこちら]。

今回は、そんな要注意な存在であるアリたちが活動する前の、こ
の3月中旬の時期に剪定することができましたので、ほっとしま
した。

そして 剪定作業がおわったら、待っているのは落とした枝葉の
片付けです。

 ちなみに今回は町指定のゴミ袋
に、ぎちぎちに押し込んで4袋分の剪定ゴミとなりました[アリ
がでてきてたら この片付け時にも襲ってきますので要注意!]。
  
          

ということで今回は、カシの剪定を終えてカタの荷を下ろせた話
となりました。ほっ。

晴れ  最低気温が12度を上回るように なってくると
  いっせいに動き出してくる虫たち。アリからはじ
  まり、ヤブ蚊に毛虫、巣づくりを始めるハチ類に
  そして命にもかかわってくるマダニ[3月にマダニ]
  などなど、
  南九州のガーデニングは害虫たちとのサバイバル
  ゲームとよんでもよさそうな、そんな観あり。

「<emoji code="h420" /> 夢で終らせない農業起業」「 本当は危ない有機野菜



いつのまにか大木に、その3。​

2022-03-16 16:02:02 | Weblog
いつのまにか大木に、その3。​
2021年分ですが、こちらも前回[こちら]に引き続いて次回の
資料編としてよろしかったら。


短期間で急激におおきくなっていった感のある件のクスの樹。

そのクスの伐採がはじまっているよ・・・との連絡を受け、こん
な雨続きのときに、しかも足場のわるいはずの雨の日に、にわか
雨などといえない時折の雷雨も襲ってくるバットコンディション
を絵に書いたような本日にかぎって伐採作業っていったい?

と、半信半疑で現場近くの路上におっとり刀[おっとりカメラで
すね/笑]でかけつけてみれば、なんと開始からまだいくらも時間
が経過していないはずだというのに すでに

            

安全には 切り落とせない部分のみを残して、ばっさばっさと
クスの大樹、切断伐採中~。

      

こちら↑が、電線と家屋の屋根瓦の真上に張り出した、下には
落とせない立ち枝の部分。


  

  

だったのですが、そこは大型の高所作業車。張り出した枝の部
分を落下させぬよう、すこしづづ細かに切断して処理し、伐採
自体は半日で終了。

あとは地表に落とした部分ですが、こちらはある程度の大きさ
の丸太の長さに切断加工して車の荷台に載せるという作業に取
り掛かり、こちらの作業も半日程度。

とういことで 併せても一日程度の時間で、あんなに倒伏が心
配されていたクスの樹は、根元からばっさりと跡形もなく処理
されておわりました。

障害物が存在せず大部分の切り枝を落下処理させることができ
というそんな地の利が優位に作用したという結果ではありま
すが、なんといっても便利だとおもったのは高所作業車です。

先年、足場の悪い樹上に登ってチェーンソウでの作業に挑み、
その作業性の悪さに辟易とした感覚を覚えた自分[​こちら​]とし
ては、

 ぁあ、高所作業車が欲しい

と、今回のクスの伐採撤去作業を見ていて喉から手が出るほど
思わされました。



晴れ  2017年、熊本市東区の県道で道路脇の法面に生育し
   ていた高さ9メートルほどの木が倒れ走行中の乗用車
   を直撃。運転していた当時32歳の男性が死亡しました。
   この男性の遺族などは、木が生育していた土地の所有者
   と道路管理者の熊本市に対して「適切な管理を怠ったこ
   とが事故の原因」と主張し損害賠償を求め裁判に。
   今年になって熊本地裁は道路を管理する熊本市と所有者
   両者に総額5100万円余りの支払いを命じました・・
   などというように、伸びすぎた管理不足の樹木に関する
   問題は、これからの時代、ますますおおきくなってくる
   ように思われます。

51P4M6yKWYL__SL500_SS75_.jpg 「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」​​​​