「八丁堀の七人」
チャンネルを変えていて、偶然クライマックスシーンを見る。
えぇ~!!!
大丈夫なの?
つい思ってしまった。
私の拙い文章で何処まで伝わるか分からないが、その驚きの状況を書いてみたい。
悪一味の中に、殺されそうな一人の善武士がいる。
自殺したかのように見せるために、手下の悪武士二人が、その善武士の両脇から押さえつけて、善武士の腕を取り刀を抜かせて、お腹を自分で刺すように誘導する。
しかし、善武士は刺されまいと自分の腕に力を入れて抵抗する。
すると、悪のトップが「介錯した事にして、首をはねろ!」と言い出す。
手下の悪武士が、善武士の頭を下げさせるために、善武士の腕を後ろに回し脇で善武士の腕を挟む。
善武士の格好は、下図を参照
両脇から押さえ込む悪武士は、善武士の腕を脇に抱え込んでいる。
刀を持っている側にいる悪武士は、右腕で善武士の腕を抱え込み、左腕は善武士の首根っこを押さえ込んでいる状態。
まぁ、こんな感じで。
↓悪武士の格好
しかし、先の善武士の図を見てもらいたい!
特に刀の刃の向きを!!!
あの状態で、脇に挟んだら、悪武士の脇は血だらけになっちゃうよ!
とても、善武士を押さえ込んでいられる状況じゃないぞ!
殺陣師さん、武器取りの稽古をしなさい!
そうすれば、刃の向きに無頓着になることはないだろう…(笑)
その後に、八丁堀の七人が乗り込んでくるので善武士が殺されることはなかったのだが、本当の意味で救われたのは、刀の刃にやられていた悪武士だったかもしれない…
「命令だから押さえ込んでいたけど、俺、脇メッチャ痛かったんだよね…」
「これで、痛いの我慢して抑えなくて済むわぁ!」
なんて思ったに違いない!(笑)
少し真面目な話。
ちょっと前に、基本技の応用として短刀取りの稽古をした事があった。
その時に、気が付いたのは、技を掛けている方が、自分の手を切ってしまっているのである。
当然、木の短刀で稽古しているから、実際に切れることはない。
しかし、本当の短刀なら自分の手を切っている…
逆に、武器に意識が行くあまり、切られまいとして距離感や体捌きが急におかしくなってしまった会員もいた。
ある会員さんは、「命を守れるなら、これくらいは…」と言っていた(笑)
言いたいことは良く分かります…
でも、本当は体の扱いに問題があるのに、そこで思考を止めてしまったら、技としての向上がなくなってしまうので、刃の向き、自分と相手の距離、型として間違いのない体捌き等々、やはり意識して欲しい。
まぁ、その会員さんも分かっている事なんでしょうけどね!
そういう間違いや身体の使い方に気が付くことはとても大切なことだと思う。
本当にちょっとした事なのだが、やってみると大きな違いを感じる事がある。
今後の指導でもたまには武器取りも取り入れていこうと思う。
櫻井代表師範は、昔、時代劇で合気道の指導&投げられ役の代わりをした事があるそうだ。
私どもにもいつそのようなオファーがくるか分からない(笑)
戸田教室の会員諸氏!
その為にも、しっかりした技を身につけておこうではないか!
血だらけになる抑え方にならないためにも…(笑)
☆aikipanda's other sites☆
合気道S.A.戸田
http://www5e.biglobe.ne.jp/~office_g/aiki/top.htm
有限会社オフィス・ジーユーエヌ
http://www5e.biglobe.ne.jp/~office_g/
ゆう坊日記
http://officegun.blog28.fc2.com/
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大丈夫なの?
つい思ってしまった。
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悪一味の中に、殺されそうな一人の善武士がいる。
自殺したかのように見せるために、手下の悪武士二人が、その善武士の両脇から押さえつけて、善武士の腕を取り刀を抜かせて、お腹を自分で刺すように誘導する。
しかし、善武士は刺されまいと自分の腕に力を入れて抵抗する。
すると、悪のトップが「介錯した事にして、首をはねろ!」と言い出す。
手下の悪武士が、善武士の頭を下げさせるために、善武士の腕を後ろに回し脇で善武士の腕を挟む。
善武士の格好は、下図を参照
両脇から押さえ込む悪武士は、善武士の腕を脇に抱え込んでいる。
刀を持っている側にいる悪武士は、右腕で善武士の腕を抱え込み、左腕は善武士の首根っこを押さえ込んでいる状態。
まぁ、こんな感じで。
↓悪武士の格好
しかし、先の善武士の図を見てもらいたい!
特に刀の刃の向きを!!!
あの状態で、脇に挟んだら、悪武士の脇は血だらけになっちゃうよ!
とても、善武士を押さえ込んでいられる状況じゃないぞ!
殺陣師さん、武器取りの稽古をしなさい!
そうすれば、刃の向きに無頓着になることはないだろう…(笑)
その後に、八丁堀の七人が乗り込んでくるので善武士が殺されることはなかったのだが、本当の意味で救われたのは、刀の刃にやられていた悪武士だったかもしれない…
「命令だから押さえ込んでいたけど、俺、脇メッチャ痛かったんだよね…」
「これで、痛いの我慢して抑えなくて済むわぁ!」
なんて思ったに違いない!(笑)
少し真面目な話。
ちょっと前に、基本技の応用として短刀取りの稽古をした事があった。
その時に、気が付いたのは、技を掛けている方が、自分の手を切ってしまっているのである。
当然、木の短刀で稽古しているから、実際に切れることはない。
しかし、本当の短刀なら自分の手を切っている…
逆に、武器に意識が行くあまり、切られまいとして距離感や体捌きが急におかしくなってしまった会員もいた。
ある会員さんは、「命を守れるなら、これくらいは…」と言っていた(笑)
言いたいことは良く分かります…
でも、本当は体の扱いに問題があるのに、そこで思考を止めてしまったら、技としての向上がなくなってしまうので、刃の向き、自分と相手の距離、型として間違いのない体捌き等々、やはり意識して欲しい。
まぁ、その会員さんも分かっている事なんでしょうけどね!
そういう間違いや身体の使い方に気が付くことはとても大切なことだと思う。
本当にちょっとした事なのだが、やってみると大きな違いを感じる事がある。
今後の指導でもたまには武器取りも取り入れていこうと思う。
櫻井代表師範は、昔、時代劇で合気道の指導&投げられ役の代わりをした事があるそうだ。
私どもにもいつそのようなオファーがくるか分からない(笑)
戸田教室の会員諸氏!
その為にも、しっかりした技を身につけておこうではないか!
血だらけになる抑え方にならないためにも…(笑)
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