きままな雑記帳

ごく普通のあんちゃんのきままに記す日常日誌

交通系ICカードの前にあったカードってご記憶にあります?

2020-04-26 23:36:02 | 鉄道
現代でこそ鉄道を利用する際にはすっかり交通系ICカードを利用することが多くなっております。





お金をカードにチャージして、というSuicaは2000年頃、その後にPASMOが2001年頃だったと記憶があります(あくまでも個人の記憶なので他tだしくはないかもしれませんが)。

当時はね、磁気カード式の定期券を自動改札機に差し込んでいたのが普通の時代。まだまだ切符売り場で切符を購入していたのが普通の時代なんですよ。

それが『タッチしてゴー』なんてのはまさに革新的なことで、ましてや財布に入れたままタッチしてゴーが可能なんてビックリなもんでした。

JRはSuicaが導入されたわけですが、私鉄はどうかと言うと、まず昔は私鉄同士の共通切符のようなものはなかなか無くて、乗り換えの度に切符を購入したりしてました。

それが解消したのはパスネットができてから。



でもこれ、私鉄の乗り換え(パスネット加盟の鉄道のみ)では通用できても、PASMOのようにJRも切符はフリーということはありませんでした


しかも現金チャージではなく、1000円分なら1000円分のカードを購入して使用する仕組みでチャージ機能はおろか定期としても利用はまだまだできない状態でしたが、それでも一々切符を購入するという手間が省けて、ずいぶんと便利になったと感じた画期的な代物だったわけです。

便利さを追求することはもちろんですが、鉄道会社がそれだけで設備投資するわけでもなく、こういったことを実施するにはデータ管理を徹底させていわゆる『キセル』乗車を撲滅させる目的もあったわけです。

おそらくなんですが、現在なら昔に較べて入場や乗降車のデータ管理が徹底されてきているので、キセルなどの不正利用もかなり減ってきていると思います。

またサービス面でも昔に較べればずいぶんと向上したと思います。

切符の購入の手間が無くなったことと、小銭が無くともとりあえずチャージしていればカードでキヨスクや自動販売機を利用できますから。

パスネットの利用はまさに過渡期だったと思います。10年も経たないくらいで役割を終え、PASMOが普及した頃を見計らって廃止となりました。

そして定期券もSuicaかPASMOのどちらかで利用するようになり、切符以外は磁気式で自動改札機を通すことなく、もはや自動改札機を通すではなくタッチするということが当たり前になった時代になったのでした。

駅員さんが改札口に並んで切符を切っていた頃がずいぶんと遠く感じられる昨今です。












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