先日は東京都・北区にある十条でのお仕事。
新宿から埼京線にて向かいますが、埼京線も車両が更新されてエンジン音が静かになり、だいぶ快適な乗車となります。
この日はなかなか休憩をとれてませんでしたが、順調に仕事を片付けまして、いざ帰宅。
しかし、空腹感は頂点に達しておりました。
とても自宅までは我慢できる状態ではありません。
なので、以前から気になっていた「十条商店街」のお店に行ってみることにしました。
この日、選択したのは2店舗。
中華料理店(羽根付き餃子が有名らしい)と日本的な食堂さん。
私も悩みましたが、今回は食堂に入店です。
「安くて旨い皆さんの三忠食堂」を謳い文句にしてます。
これは興味がそそられます。
そしてこの思いっきりな「昭和」な雰囲気。
なかなかいいでしょう。
さっそく入店です。
店内は典型的な昭和な食堂の造り。
まるで「渡る世間は鬼ばかり」の幸楽さんのような感じです。
さっそく注文です。
私は「ベーコンエッグ定食」とビール(中ジョッキ)を注文しました。
どうです、私は鉄製のお盆なんて中学以来です。
そして添え物の漬物、私は「浅漬け」と判断して醤油をかけてしまいましたが、これがとんでもない
こちらの漬物は今では珍しいくらいに「しょっからい」のです。
いわば漬け過ぎて塩辛い状態。
昔はよく実家で食べていた漬物にはよくありました。
これがお茶請けなので出たら、お茶でごまかしたりするってことを爺さん婆さんに見よう見まねで教わったもんです。
まさか、大人になって(しかも健康志向が強い今の時代に)出会うとは思ってもみませんでした。
しかし、これはこれで懐かしさもあって旨い。
ベーコンエッグも旨いし、味噌汁もこれがなかなか家庭的。
やや乱暴に長ネギを刻みながら油揚げと豆腐を投入してあります。
それでいて、ご飯も味噌汁もちょうど良い量なのですから、これぞ「匠の技」ってやつですね。
あぁ、この店に来て良かったなーと思っていると、閉店間際なのに何人か入店客が・・・。
いずれも地元客のようですが、なんとも昭和な温かい雰囲気を味わえた夕餉でした。
十条商店街、ここは面白い商店街です。
またこの街で見つけたお店を掲載していきたいと考えております。