きままな雑記帳

ごく普通のあんちゃんのきままに記す日常日誌

梅雨空と木炭のお話

2014-06-29 08:23:36 | ブログ

このところの関東はすっかり「梅雨」

なんだか久方ぶりに本格的な「梅雨の季節」を満喫できております。

Photo

どんより厚い雨雲にしとしと降る雨・・・。

大人になってから、この日本の季節の味わいを楽しめるようになってきました。

そんな梅雨空な日でも私は仕事です。

この日(昨日の土曜日)は仕事で「漆塗り」の講座運営です。

この回は「木炭を利用した塗り」らしく、担当の先生が準備しているそばをついつい観察させていただきました。

Photo_2

(こちらの画像は『木炭クラブ』さんより使用させていただきました。参考画像です)

この「木炭」。

私が幼き頃の1970年代後半~1980年代にかけて、祖父母宅では「掘りごたつ」を愛用しておりました。

また当時はまだ竃も健在。

薪も利用しておりました。

さすがにお風呂はガスだったと思いますが、竃(これは何か大きな行事等で利用)と掘りごたつは当時現役。

なので、幼き頃より「炭」「薪」は身近な存在でした。

ついつい「炭」に見入っていると、「炭」について教えてくれました。

「木炭」には「研炭」と「燃料用炭」があること。

見せてくれたのは「研炭」で、私の記憶にあるのは「燃料炭」。

また木によって硬軟があること等々・・・。

そして先生の一言「炭って奥深いですよ、面白いです」と。

私もそう思います。

「炭」を見ているだけでたぶん一日は過ごせますから(笑)

最近ではバーベキューやら焼き鳥、焼肉屋での「炭火焼」で常連の木炭ですが、昔のように「掘りごたつ」「囲炉裏」など復活させて楽しむのもいいかもしれませんね。

もちろん管理が大変なんですけどね

たしか我が家も「管理」が大変で今では畳で塞いで電気コタツにしてますから。

あの、炭を焼いた時の独特の香りとかっていいもんですけどね。

しばし、仕事を忘れて過去に戻れたひと時でした。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

房総地方名物の太巻き

2014-06-27 07:50:06 | 食・レシピ

先日、私が仕事しているもうひとつの職場(板橋区にある某女子大学)にて懐かしい食べ物とご対面できました。

当日担当いただいた講師の方よりいただいたのがこちら。

Photo

千葉県の房総地域では当たり前の太巻きお寿司です。

私はあまりにも当たり前の存在な食べ物なので、全国的な食べ物だと大人になるまで思ってましたが、これってじつは「ご当地食べ物」だったんですね。

房総地域では冠婚葬祭やらちょっとした集会などでは家庭の味ってな感じでお婆ちゃんやらお母さん方が作って振舞うポピュラーな食べ物なのです。

最近では図柄に「ムーミン」や「トトロ」なども登場します。

私もご相伴に預かります。

酢のよく効いた甘酸っぱい酢飯とよく漬けてある人参や干瓢を食べると、懐かしい房総の風景がよぎります。

大変おいしゅういただきました。

我が家ではここに甘いデンプを加えます。

現在では「道の駅」などでこの太巻きの販売が行われているようで、地元以外の方には旅に来た味として定着してきているようですね。

「なめろう」などもそうですが、あれも私は全国区と思ってましたが、どうも郷土料理だったようです。

私も千葉県出身ですが、基本的に東京が近い環境もあって、自分達の地元料理ってのはついついありきたりって感じる面が強いのだと思います。

でも、案外そんなことはないと県外に出て初めて知るわけです。

そしてこれが「商売のタネ」に化けます。

なるほどなー、いすみ鉄道の社長さんが言っている「ここにはお金が落ちている」ってのは、こういうこともあるのだなと最近ではつくづく感じますね。

見る角度を少し変えて見てみると、まったく違った輝きを放つのですね。

そんなことを改めて感じたひと時でした。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2006年京都の旅

2014-06-26 10:41:07 | 旅行記

2006年という年。

この年は私にとっては珍しく旅に出る年でありました。

たしか2月に友人とレンタカーで奈良・京都へ。

3月には箱根へ。

5月のGWは静岡・山梨へ。

そして6月に再びの京都へ。

この後の下半期はほとんど旅に出ませんので、まさに2006年は記念してよい年です。

今回は6月に行った京都への旅の一部を紹介いたします。

まずは朝9時に京都駅へ到着。

当時の京都駅は改修したてでかなり真新しい感じでした。

Nec_0045

京都に到着した我々は、一部のメンバーがいきなり企画した「苔寺」へと向かうことになりました。

Nec_0046

Nec_0047

Nec_0048

Nec_0049

Nec_0050

どうです?抹茶みたいな濃い緑の苔を堪能いただけましたか?

苔寺では写経を楽しみ、この後、松尾神社やら金閣寺やら廻ったのですが、写真があるのは苔寺だけでした・・・。

そうかと思ったら、地元の鉄道を撮影してました。

Nec_0051

Nec_0052

嵐山なんとかって鉄道だった記憶が・・・。

すみません。

たしか始発駅だったか足湯があったと記憶してます。

あれから8年。

たしか当時もワールドカップがあった記憶がありますね。

たぶんドイツ大会だと思うので、今年と同じリーグ敗退。

歴史は繰り返しますね。

なんとなく「所業無常・・・」なんてな気持ちに京都の思い出。

なんとも梅雨時にいい感じなチョイスですな。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大山参り

2014-06-25 10:38:25 | 旅行記

先日、初めて「大山」へ行ってまいりました。

大山っていっても、板橋区にある大山ではありません。

神奈川県伊勢原市にある丹沢の『大山』です。

Nec_0970

最寄り駅の「伊勢原駅」です。

初めて下車しました。

北口は大山参りへの観光地、南口は普段の生活場所って感じです。

Nec_0967

Nec_0971

どうですか、この駅前の「昭和」な感じの佇まいは?

大山「阿夫利神社」の一の鳥居は駅前にあります。

Nec_0969

周囲はタバコ屋やら喫茶店やらが林立している場所に鳥居が。

そして大山までのバス停がこちらです。

Nec_0968

どうです、大きく看板に書いてありますよね?

この乗り場からいざ大山へと出発です。

バスは約30分程度、うねうねと山道へと向かいます。

途中、東名高速道路の高架下をくぐり、畑だらけの道を進み、丹沢の山々が近くに感じる頃(どちらかといえば箱根に雰囲気は近い)に終点へと到着。

Nec_0972

ここからは徒歩でケーブルカー乗り場まで向かいます。

これがねー、本当にきつい勾配なんですよ

これが大体15分程度続きます。

途中、階段道と通常の坂道に分かれますが、私は坂道を選択。

きついですけど、小川のせせらぎやら滝なども鑑賞できてなかなか野趣溢れる雰囲気を味わえます。

やっとこさ登りきってケーブルカーの乗り場。

Nec_0973

車内はとくに空調設備はありません。

しかし乗務員の「登ると涼しい」に皆なぜか信じます(笑)

日本人ってそういうところ、本当に素直なんですよね

Nec_0974

Nec_0975

頂上だと海抜678mとのこと。

へー、スカイツリーより高いんだー!!

スカイツリーは634mです(上ったことありませんが・・・)

しかも乗務員の話のとおり、空気はひんやりしてまいりました。

Nec_0976

かなり高い場所にやってまいりました。

神奈川県でも山地ですからね。

いわゆる「県央地域」

これっていわゆる各都道府県での地域を指す言葉で、例えば東京なら「多摩地域」とか千葉県なら「南総地域」とかって感じで、神奈川県内での地域分けの呼び名です。

私も神奈川県に引っ越してから知ったんですけどね

いよいよ「阿夫利神社(下社)」とのご対面です。

Nec_0977

この画像は下社までのお土産物屋です。

でも、標高はかなり高い場所のお土産物屋です。

Nec_0978

こちらが下社への参道。

画像だけでは理解できないと思いますけど、かなりな坂道ですよ。

Nec_0979

下社からは天候がよければ相模湾はおろか房総半島まで見えるそうです。

いよいよ下社です。

Nec_0980

Nec_0981

どうですか?

当日は若いカップルなども参詣に(どちらかといえばトレッキング感覚ですね)来てましたが、これはなかなかいいもんですね。

登り切ったすがすがしさといい、神社等の対応といいすでにこの時点でまた来たいと思ってました。

やがて下社内部へ。

Nec_0982

竜の水。

Nec_0983

次は境内の狛犬の像。

その後、下社を後にしケーブルカーの途中駅『大山寺』へとむかいました。

Nec_0984

どうです?6月なのにこの紅葉は?

Nec_0985

大山寺は「かわらけ投げ」で有名なお寺。

この日は時間がなくてやりませんでしたが・・・

Nec_0987

Nec_0988

Nec_0989

梅雨時なのに紅葉の季節にずいぶん癒されました。

Nec_0990

Nec_0991

かわらけの投じる場所やお鐘。

Nec_0992

Nec_0993

Nec_0994

Nec_0995

Nec_0996

すっかり丹沢・大山を堪能させていただきました。

これはじつはプライベートではなく全部仕事。

以前行った高尾山もかなり良かったのですが、丹沢・大山もかなりいいと思いましたね。

帰りに職場へのみやげ物を購入しての帰路。

私は伊勢原駅駅前で空腹を覚えたので食事をしました。

Nec_0997

『なか卵』の木の葉丼。

肉を一切使用しないこのメニューは今回の旅の締めくくりにいいメニューと思い注文して完食しました。

ちなみに次回伊勢原に来たときは立ち寄りたい店としてこちらのお店を個人的に指名しました。

Nec_0998

その名も『大山』の立ち飲み店。

ここは行くしかないでしょう。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

枇杷

2014-06-19 10:47:07 | まち歩き

この季節の果物といえば「枇杷」。

我が家近くの幼稚園にも枇杷の木があるようで、なかなかいい感じの枇杷の実を茂らせております。

Photo_2

枇杷は私の出身地、千葉県が推している果物らしく、枇杷で作ったゼリーとかをおみやげ物として販売しております。

私自身もつい最近知ったんですけどね

この枇杷について、私には小学生時代のエピソードがあります。

それは、小学生時代の悪友と通学路にあった枇杷を取って家族に自慢して叱られたこと。

田舎って、道に生えてる樹木の果実は「みんなのもの」って意識がありませんか?

私は少なくとも子供の頃はありました。

それはあきらかに私有地ではなさそうっていう場所でなのですが・・・。

しかし、その意識を根本から覆されたのが、この「枇杷事件」。

悪友と枇杷を5個ほど取って、喜び勇んで自宅に凱旋帰宅すると、父親より叱責がありました。

「それは私有地のものなんだぞ!!」と。

しかし私が取ったのはあくまでも道路沿いの枇杷の木。

それを主張すると「ではそこは誰の土地か証明できるのか?」との回答が。

そんなこと、小学生がわかるわけがありません。

結局、叱られたものの、枇杷はたしかそのまま食べた記憶があります。

でも、その「所有権」って意識が成人して不動産業界に入って「境界」って仕事に活きるとは、まさかまさか思ってもないことなのでした。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カレンダー