※素人の知ったかぶりなので、その点差し引いてお読み頂ければ、これ幸いです。

たまたまTV付けたらフジテレビで、芸能界No.1を決めようじゃないかという主旨の「TEPPEN」という番組をやっていて、ピアノ部門にAKB48から咲子師匠(松井咲子さん)が出ておりました。
咲子師匠は、小さい頃からピアノをやっていて今は東京音大でピアノを専攻しているそうです。
(もちろん音大でピアノやっているのも、コンサートのオープニングでショパン弾いたことあるのも知ってましたが。)
ちなみに、私はピアノ素人でありますが、家族にピアノを弾く者がいるため、一般的にみればピアノをはじめとしたクラシック系の音楽を聞く機会が多い方だと思います。
ユンディ・リのショパン大好きです。
で、そんな素人な私が評価するのもアレですが、ちょっと感想を。
参加者全員がある一定以上の実力を持っていれば、そこから先は専門家でも評価の分かれる状況になると思いますが、今回の場合、実力差は歴然としていました。
一般的な意味での「ピアノの上手さ」で評価するなら、悩む必要が無いぐらいです。
咲子師匠が確実にトップです。
次に料理研究科の森崎友紀さん。
奏でる音が全く違います。
素人レベルだと、如何に鍵盤を上手く打つかという話になるのですが、プロレベルだと、ピアノは弦楽器なので、弦をいかにきれいに響かせるかという話になります。
和音の時は複数の弦によるハーモニーを、どうきれいに響かせるか、といったなかなか難しい話になってきます。
審査員も、そのあたりについてコメントしてましたね。
あの5人の中で、そこまでできているのは咲子師匠だけでした。
(森崎さんも当然わかっていることだと思いますが、意識の度合いが違ったと言っておきましょう。)
ぱっと聴いた感じでは、咲子師匠はセミプロレベルで、演奏力としてはほとんどプロと遜色ないと思います。
あとは、その演奏で料金が取れるかといったファクターに移れるか、そこがプロとの分かれ道ですね。
そういう意味では、あれはもう素人ではないので、そういう意味では咲子師匠が出るのは反則チックなところを感じました。
一般的な意味でのピアノの上手さでは、咲子師匠が一番でしたが、アレンジ力という観点では、森崎さんの方が上だったと思います。
審査員が一般人だったら、森崎さんがTEPPENだったかもしれません。
ただ、そのアレンジを十分には使いこなせていませんでしたね・・。
そこが審査員の低評価に繋がったのかなと。
なんにせよ、審査員が一般的なピアノの上手さを評価基準として重視しているのがわかりました。
(まぁそれが主旨でしょうけれど)
今回、假屋崎省吾氏だけがショパンのノクターンを弾いて、残りの4人はJ-POPの独自アレンジを演奏しておりましたが、これはいい試みだと思いました。
クラシックだと前例が、しかも世界の巨匠たちの演奏例が数多あるだけに評価基準が比較的しっかりしていて、番組として成り立ちにくいものがありますね。
プロに比べて明らかに下手な人たち、つまり演奏で料金を取ることができないレベルの演奏を全国放送で放映するには、工夫が必要です。
ピアノ弾けない人が努力して弾けるようになったとか、他のアーティストとのコラボレーションといった番組を稀に見かけることはあると思います。
J-POPのしかも独自アレンジだと、テクニックやピアノの知識だけではなくて、独創性やもっと広い意味での表現力、構想力までもが問われるので、評価基準に幅が出てよいなと思います。
「上手い」の定義を拡張する試みとしてのJ-POP独自アレンジは有りですね。
(演歌でもいいと思いますけど)
なんでこんな話しているのか?というと、AKB48と似てるなと思うのです。
この番組が、芸能界No.1を決める番組ではなくて、プロのピアニスト5人連れてきて演奏させる内容だったら、きっとこの時間帯での番組として成立しないと思うのですよ。
そして、たとえば、これが「芸能界No.1」ではなく「大学生No.1」だったら、どうなりますかね。
咲子師匠が活きるのも、これが芸能界No.1という番組だからですよ。
同様に、AKB48のメンバーが活きるのも、AKBという枠組みがしっかりとしてあるからですよね。
だから、AKB48が非完成系コンテンツとして成立するためには、AKB48という枠組みがしっかりしていないといけないわけです。
(ないとは思いますが)
個々のメンバーが強くなってきたからといって、ノマド的なグループになる方向性へ持っていったりしてはならんのです。
AKB48の全体性をどうやって担保していくか、これは非常に重要なテーマであることには、昔も今も、今後も変わらない問題であり続けるのでありました。
↓この話ね。
Google+を自分色に変えやがれ

たまたまTV付けたらフジテレビで、芸能界No.1を決めようじゃないかという主旨の「TEPPEN」という番組をやっていて、ピアノ部門にAKB48から咲子師匠(松井咲子さん)が出ておりました。
咲子師匠は、小さい頃からピアノをやっていて今は東京音大でピアノを専攻しているそうです。
(もちろん音大でピアノやっているのも、コンサートのオープニングでショパン弾いたことあるのも知ってましたが。)
ちなみに、私はピアノ素人でありますが、家族にピアノを弾く者がいるため、一般的にみればピアノをはじめとしたクラシック系の音楽を聞く機会が多い方だと思います。
ユンディ・リのショパン大好きです。
で、そんな素人な私が評価するのもアレですが、ちょっと感想を。
参加者全員がある一定以上の実力を持っていれば、そこから先は専門家でも評価の分かれる状況になると思いますが、今回の場合、実力差は歴然としていました。
一般的な意味での「ピアノの上手さ」で評価するなら、悩む必要が無いぐらいです。
咲子師匠が確実にトップです。
次に料理研究科の森崎友紀さん。
奏でる音が全く違います。
素人レベルだと、如何に鍵盤を上手く打つかという話になるのですが、プロレベルだと、ピアノは弦楽器なので、弦をいかにきれいに響かせるかという話になります。
和音の時は複数の弦によるハーモニーを、どうきれいに響かせるか、といったなかなか難しい話になってきます。
審査員も、そのあたりについてコメントしてましたね。
あの5人の中で、そこまでできているのは咲子師匠だけでした。
(森崎さんも当然わかっていることだと思いますが、意識の度合いが違ったと言っておきましょう。)
ぱっと聴いた感じでは、咲子師匠はセミプロレベルで、演奏力としてはほとんどプロと遜色ないと思います。
あとは、その演奏で料金が取れるかといったファクターに移れるか、そこがプロとの分かれ道ですね。
そういう意味では、あれはもう素人ではないので、そういう意味では咲子師匠が出るのは反則チックなところを感じました。
一般的な意味でのピアノの上手さでは、咲子師匠が一番でしたが、アレンジ力という観点では、森崎さんの方が上だったと思います。
審査員が一般人だったら、森崎さんがTEPPENだったかもしれません。
ただ、そのアレンジを十分には使いこなせていませんでしたね・・。
そこが審査員の低評価に繋がったのかなと。
なんにせよ、審査員が一般的なピアノの上手さを評価基準として重視しているのがわかりました。
(まぁそれが主旨でしょうけれど)
今回、假屋崎省吾氏だけがショパンのノクターンを弾いて、残りの4人はJ-POPの独自アレンジを演奏しておりましたが、これはいい試みだと思いました。
クラシックだと前例が、しかも世界の巨匠たちの演奏例が数多あるだけに評価基準が比較的しっかりしていて、番組として成り立ちにくいものがありますね。
プロに比べて明らかに下手な人たち、つまり演奏で料金を取ることができないレベルの演奏を全国放送で放映するには、工夫が必要です。
ピアノ弾けない人が努力して弾けるようになったとか、他のアーティストとのコラボレーションといった番組を稀に見かけることはあると思います。
J-POPのしかも独自アレンジだと、テクニックやピアノの知識だけではなくて、独創性やもっと広い意味での表現力、構想力までもが問われるので、評価基準に幅が出てよいなと思います。
「上手い」の定義を拡張する試みとしてのJ-POP独自アレンジは有りですね。
(演歌でもいいと思いますけど)
なんでこんな話しているのか?というと、AKB48と似てるなと思うのです。
この番組が、芸能界No.1を決める番組ではなくて、プロのピアニスト5人連れてきて演奏させる内容だったら、きっとこの時間帯での番組として成立しないと思うのですよ。
そして、たとえば、これが「芸能界No.1」ではなく「大学生No.1」だったら、どうなりますかね。
咲子師匠が活きるのも、これが芸能界No.1という番組だからですよ。
同様に、AKB48のメンバーが活きるのも、AKBという枠組みがしっかりとしてあるからですよね。
だから、AKB48が非完成系コンテンツとして成立するためには、AKB48という枠組みがしっかりしていないといけないわけです。
(ないとは思いますが)
個々のメンバーが強くなってきたからといって、ノマド的なグループになる方向性へ持っていったりしてはならんのです。
AKB48の全体性をどうやって担保していくか、これは非常に重要なテーマであることには、昔も今も、今後も変わらない問題であり続けるのでありました。
↓この話ね。
Google+を自分色に変えやがれ
師匠がトップなのは間違いないけど
森崎さんは基本が出来てなくて
ほかのAKBの子の方が基礎が出来てる
と言う話も有りますよ
我が家にもピアノ有るけど・・この10年音聞いてないや><
いつもコメントありがとうございます。
>ほかのAKBの子の方が基礎が出来てると言う話も有りますよ
なるほど~、他にもピアノ出来るメンバーがいるのですか。
いてもおかしくはないと思いますが、そういうのがわかると面白いですね。
次回のTEPPENはAKB対決になると面白いですね~。
一般的なピアノの上手さという場合、ピアノ暦の長さよりも、専門教育を受けてきたかどうかの違いが大きいのかなという気がします。
何を持ってピアノが上手いかは難しくて、人々が聴き込むピアノ弾ける人が上手いのか、アレンジ力はなくてもクラシックに強い人が上手いのか。
後者だと市中のピアノ教室で学ぶ人と、音大で学ぶ人の差は歴然で勝負にならないので、ちょっと違う評価基準がほしいですね。
ま~勝てる人居ないから
AKBだけじゃなくて他のアイドルグループからも出演すれば番組的には面白いけど
炎上するよな><
毎回評価基準をハッキリさせれば観れる番組になるかな?
いつもコメントありがとうございます。
>深キョンとか出たら面白いけどね
>ま~勝てる人居ないから
深田さんってそんなにピアノ上手いんですか?
知りませんでした。
YoutubeでDearという曲とCanonを聞いてみましたが、ちょっとわかりませんでした。
咲子師匠より上手いとなると、アマチュアとしては相当レベル高いですよ。
(相当レベル高いアマチュアな人はいますけどね)
ただ、ついでに咲子師匠の「革命のエチュード」聴いてみましたが、う~ん練習が足りないような・・基礎が出来ているだけにもったいないですねぇ。
他の曲を聴いてみたいです。
ショパンならバラードあたりで。
>AKBだけじゃなくて他のアイドルグループからも出演すれば番組的には面白いけど
大いに賛同します(笑)
新堂本兄弟でピアノ担当でしたから かなりの腕なのは確かです
ま~現役離れると皆さんかなり腕は落ちますからね><
いつもコメントありがとうございます。
新堂本兄弟でピアノ弾いてましたね。
メンバーすごいですしね。
なるほど。
たしかにピアノは毎日弾いていないとだめみたいですね。
スポーツと同じだとは思うのですが、1日さぼるだけで取り返すのに3~4日くらいかかるとかかからないとか・・という話を聞きます。
歌うようなピアノ演奏で、ミスタッチなんか気になりませんでした。よかったです。
全然関係ないですが、最近ムネアツな番組は大島裕子が出ている矛×盾という番組。まじめにこつこつやってきた技術者の人たちが、プライドをかけて戦う一方、とても礼儀正しい姿に「日本人っていいよね(ホロリ」となる番組です。
いつもコメントありがとうございます。
>矛盾
穴あけるドリル vs. 穴開かない金属 の対決がものすごい面白かったです。
礼儀正しく熱いですよね!
AKB48のガチとの共通点もあるかなと思います。