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進化する魂

フリートーク
AKB48が中心。
気の赴くままに妄想をフル活用して語ります。

次善策として、AKB48内に「恋愛禁止条例」について多様な考えが存在することを認めるのはどうだろうか

2013-07-25 00:46:56 | AKB48_軽ネタ
私は指原の考えを支持はしないけれど、AKB48にあっていい考えだとも思っている。


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※上から目線のつもりはないけれど、そう感じられたら申し訳ない。


指原は20歳になって、これまで幅のある経験をしてきたこともあるからだろうけれど、いろんなものの動きや、その裏にある原理が彼女なりに見えるようになってきたのだと思う。

だから、今は自分の理論や哲学を自分で確かめながら構築・表現したい時期なのだ。

人間なら誰しも、前向きさを失わなければそういう時期があるもので、特に彼女の場合は秋元康という今を代表する自分理論の持ち主が近くにいるわけだから、余計にやりがいを感じているのではなかろうか。

また少しして、その理論が通用しない場面に遭遇して理論を再構築して、ということを繰り返していくことによって、人間は成長してくものだと思う。

私は、彼女がスキャンダル発覚時に辞めるべきだったのかどうかについては明確な答えを持っていないけれど、AKB48グループ(少なくてもHKT48)にとって彼女の成長と献身は必要だと思う。

もちろん、その前段で彼女自身がHKT48を必要としているのだけれどもね。


というのもね、これは私の希望的観測かもしれないのだけれども(希望も何もしていないけれど)、たぶん彼女はもう一回りすると、次は恋愛禁止条例を肯定すると思っている。

彼女なりの理解に基づいて。

今は基本的に自分という存在を確立することがメインだけれども、指導者として他の若い子たちの存在を確立していくことがメインになった時、全体性を見るようになった時には、言うことは変化すると思っている。

1人ひとりのメンバーの心を理解するだけでは足りなくて、みんながどこへ向かうべきかを考えるようになった時に、心的転換は起きるのではないかな。

みんなの「先生」から「校長先生」になった時にね。

求められるものが「進路指導」から「運営方針」になる時。

前に書いたことなのだけど、彼女にはモノゴトを俯瞰する能力があるから、きっとそうなる。


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私は以前から「恋愛禁止条例という理念を掲げるべき!」と論じている立場だけれども、指原がそれと反対のことを言うからといって、それ自体を問題視していない。

恋愛禁止条例に様々な解釈があること自体は問題とは思わない。

問題は、それとは違う考えが全く出てこないことだ。

出てくるのはもっぱら外部(少数)からだけで、内部から全然出てこない。

これは多様性の観点から大問題だと思っている。

多様性の観点から指原は必要だとなっているのに、他が出てこないと論点が指原にアンカリングされてしまう。

これは誰にとっても本意ではないはずだ。

詳しくは↓を参照して欲しいのだが、


人はおとりに釣られる。 相対性の前では全てが錯覚。 ~おとり効果~
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/7fc79b658340efabf6fb9461cbf8231d


本来は、AKB48には実に多様な考えが内在しているにも関わらず、指原以外の考えが表立って出てこないために、「おとり効果」が働いて自然と指原の考えがAKB48そのものの考えとしてロックされてしまう。

多様性がないために、錯覚が引き起こされやすい状況に陥っているということだ。

これも前から警鐘を鳴らしているつもりなのだが、単一の考え方で「空気」が醸成されてしまうと、それ以外の考えに対して排他的になるので、対立が激しさを増して世論が分裂してしまい、豊かな多様性に基づいた全体性が損なわれてしまう。

多元社会の誕生だ。

コミュニティの力が失われて、物語を生み出し強化する力もなくなれば、付加価値をつけることも難しくなるだろう。


1000円のチケットを1万円で売る方法
http://blog.goo.ne.jp/advanced_future/e/9ad6285070b6166e97fe1c53e9558a5a


全体性がなければ、ニッチの集合体というだけでは大きな力には成り得ない。

ネットワーク効果と複利効果が働かないからだ。

それゆえ水を差し続け、空気の支配を避けるとともに、旗を掲げるべきだと言っている。


「恋愛禁止条例」を肯定することができないなら、AKB48内に「恋愛禁止条例」について多様な考えが存在することを認めるのはどうだろうか。

「恋愛禁止条例」をテーマに討論会を開いてみるとか。

疑問に思っている若手も多いみたいだから。

ぐぐたす上開催でもいいと思うよ。

若い人たちだけで考えても迷子になるだろうから、多様な考えをいれていく仕組みが必要かもね。

習う機会ではなくて、学ぶ機会をもっとつくったらいいと思う。




ちょっと最後時間なくて端折っちゃった・・

1000円のチケットを1万円で売る方法

2013-07-25 00:30:55 | AKB48_軽ネタ
※ノンアルコール・ビールを飲んで書きたくなった緩いエントリです。(いつも緩いけど)


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少し動いて汗をかいてオールフリーをグビグビと飲む。

ノンアルコールでは物足りないが爽快だ。

いや~、余暇があるというのは素晴らしい。

しかし、酒を飲まない人が言う。

なぜノンアルコールにしてまでビールを飲むのか?

とか

甘さがなくて美味しくないからジュースの方がいい

とか。

まるでわかっていない。

誰も美味しいなんて思って酒を飲んでいない。

イメージなのだ。

アルコールとコーヒーはイメージで飲むって太古の昔から決まってる。(もちろん個人的主観)

仕事終わりでキンキンに冷えたビールを一気に飲んで炭酸で焼けそうな喉の痛みを耐えながら言う

「くぁぁ~!うまい!!」

という一言が言いたいだけだ。

「うまい!」というが、ここでは「物語」の話をしているのであって、「味」の話はしていない。

たとえば誰かと「酒を飲む」というのは「盛り上がる」や「心を通わす」「会話を楽しむ」といったことのメタファーになっている。

「酒を飲む」とは、「酒」そのものを「飲む」行為を意味していない。

基本、この酒の話がわからんやつは話もつまらないと相場が決まっている。

「物語性」について理解のない人だから。


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1本定価100円のコーラを、スーパーマーケットで売れば競合他社が多く価格競争に巻き込まれてしまうが、たとえば高級ホテルのルームサービスを販売場所に選べば1000円で売れる。

旅行先の高級ホテルの快適な部屋に、最適な温度に冷やされ、ライムと氷がついた、この上なく美味しい状態で、シルバーの盆に載ったコーラがグラスで運ばれてきたら、中身の液体はスーパーで売っているものと同じものだとしても、1,000円払うだけの価値があると感じる心地よい体験ができるだろう。

(もちろん全員に共通する話ではなく、そういう付加価値が認められる状況があるということだ。)


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コンサートに何をしにいくか、だと思う。

運営している側は当然わかっているだろうけれど、だが今回のドームツアーは唐突すぎた感は否めない。

(ドームツアーだけについて言いたいわけではない。グッズやビジュアル製品、CDにせよ同じことだ。)

先日も書いたが、必然性がわからない。

共感できる物語を作りこめていないのだ。

そういう土壌をつくる準備をさぼって果実だけをとりにいけば、そのうち果実は痩せ細り、いつしか取れなくなるだろう。