今日そんな話をしていたので、ここでも軽く話をしよう。
スキャンダルが発覚して「過去だから」「現在だから」という話があるが、そんなものは一切関係がない。
(ここでいう「過去」は「加入前」という意味ではなく、「加入後の過去」という意味です。)
「過去だから」ということで処分を軽くしてしまったら、「モラルハザード」が発生してしまう。
※モラルハザード:リスク回避行動を阻害するという現象
「過去」だから処分が軽くなるということが広く知れ渡ってしまうと、それを知ったメンバーはスキャンダラスな行動を地下に潜らせておいて、もし発覚したら「過去のこと」にしてしまえばよいと考えるインセンティブが働いてしまう。
「過去」も「現在」も同等に扱われるのだとしたら、将来「過去のスキャンダル」が発覚してしまうのを恐れ、そういうインセンティブが働かない。
(言うまでもなく、これはインセンティブ(誘因)の話であって、これだけで対処になるという話ではない。助長するなという話。)
じゃぁ「指原の件はなんだったんだ?」「過去だから処分が軽くなったんだろう?」と言う人がいるが、それは全く違う。
指原の場合、指原は大分から上京してきた高校生だったので、AKB48側の監督責任も加味された結果が含まれている。
当時のAKB48は「管理責任はメンバー側(親含む)にある。」と主張していたわけだし、指原は母親と同居していたわけだから、情状酌量の余地はないと指摘されそうではあるが、それでもAKB48側に全く責任がないとは言えないので、その分を考慮してイエローカード判定となったわけである。
なぜなら、AKB48が中高生メンバーの管理責任を放棄してしまったら、学生メンバーの親御さんたちはAKB48に安心して預けてくれないことになる。
そうすると、AKB48は優秀な人材を集めることができなくなるので、中高生メンバーの管理責任に関して考慮しなければならない。
それは、AKB48ブランドにとっても重要なことであるので考慮する必然性はあるのだ。
(考慮するというだけで、中高生だからガチガチに管理するという話にはならないと思うが。)
実際の処分に関する判定が「過去のことだから」で軽くなることはあるかもしれない(その後のがんばりや活躍を評価して)が、運営としては「過去だから」とか「現在だから」などとは絶対に言えないのである。
スキャンダルが発覚して「過去だから」「現在だから」という話があるが、そんなものは一切関係がない。
(ここでいう「過去」は「加入前」という意味ではなく、「加入後の過去」という意味です。)
「過去だから」ということで処分を軽くしてしまったら、「モラルハザード」が発生してしまう。
※モラルハザード:リスク回避行動を阻害するという現象
「過去」だから処分が軽くなるということが広く知れ渡ってしまうと、それを知ったメンバーはスキャンダラスな行動を地下に潜らせておいて、もし発覚したら「過去のこと」にしてしまえばよいと考えるインセンティブが働いてしまう。
「過去」も「現在」も同等に扱われるのだとしたら、将来「過去のスキャンダル」が発覚してしまうのを恐れ、そういうインセンティブが働かない。
(言うまでもなく、これはインセンティブ(誘因)の話であって、これだけで対処になるという話ではない。助長するなという話。)
じゃぁ「指原の件はなんだったんだ?」「過去だから処分が軽くなったんだろう?」と言う人がいるが、それは全く違う。
指原の場合、指原は大分から上京してきた高校生だったので、AKB48側の監督責任も加味された結果が含まれている。
当時のAKB48は「管理責任はメンバー側(親含む)にある。」と主張していたわけだし、指原は母親と同居していたわけだから、情状酌量の余地はないと指摘されそうではあるが、それでもAKB48側に全く責任がないとは言えないので、その分を考慮してイエローカード判定となったわけである。
なぜなら、AKB48が中高生メンバーの管理責任を放棄してしまったら、学生メンバーの親御さんたちはAKB48に安心して預けてくれないことになる。
そうすると、AKB48は優秀な人材を集めることができなくなるので、中高生メンバーの管理責任に関して考慮しなければならない。
それは、AKB48ブランドにとっても重要なことであるので考慮する必然性はあるのだ。
(考慮するというだけで、中高生だからガチガチに管理するという話にはならないと思うが。)
実際の処分に関する判定が「過去のことだから」で軽くなることはあるかもしれない(その後のがんばりや活躍を評価して)が、運営としては「過去だから」とか「現在だから」などとは絶対に言えないのである。