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進化する魂

フリートーク
AKB48が中心。
気の赴くままに妄想をフル活用して語ります。

リアルと虚構の間で揺れる日本と韓国

2010-08-06 19:08:49 | TV・書籍
笑うサムスン泣く国民、韓国経済に落とし穴(JB Press)
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/4146

お隣の韓国も大変だ。
日本より固定的な社会で閉塞感が国を覆っている。

それに影響を受けているのか、韓流は絶好調だ。
人々の現実逃避欲求の現れなのではないか、という推測もある。

そういう私も現在放映中の韓流ドラマ「IRIS」を視聴している。
(日本のドラマは「龍馬伝」しか見ていない。)
予算をかけてつくったアクションは見所だが、全ての作りがとんでもなく嘘くさいのだ。
そもそも脚本に無理があるし、
視聴者を飽きさせないために一話の中に2度もクライマックスシーンを持ってきたり展開も無理ばかり。
また、カッコよく見せるために画作りに凝るのはよいが、いろんなものが嘘くさい。
韓流ドラマお得意の俳優と女優のどアップも多い。

だが、それでも見てしまうのだ。
日本のドラマにないテイストを味わえるし、「ドラマ」を見てるという感覚にしてくれる。
嘘でいいのだ。
「ドラマ」であれば。

では、この韓流人気にあやかってなぜ日本では同じようなドラマが作れないのだろうか。
韓流が人気なら、日本でも真似すればよいだろう。
でもなぜ日本ではやらないのか。

答えは簡単だ。

日本では韓流と同じものを作れないのだ。
作らないのではない。
作れないのだ。

なぜか。

日本人の俳優が演じると嘘になるからだ。
韓国人俳優だから嘘でよいのだ。
嘘が嘘として受け入れられる。
だが、日本人が演じると、嘘の嘘になる。

日本人は日本人をリアルにしか見れなくなった。
嘘を重ねたくても、それが嘘だとわかってしまう。
だからリアルではない韓国人に嘘を重ねるのだ。

嘘に逃避するしかない韓国人が作った嘘に、
リアルに飽きて飛びつく日本人。

皮肉なものだ。