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進化する魂

フリートーク
AKB48が中心。
気の赴くままに妄想をフル活用して語ります。

[つぶやき] AKB48というプラットフォーム

2010-05-19 00:36:52 | AKB48
どうでもいいことだけど、今日、品川駅で浜矩子氏とすれ違った。
実際見ると顔が怖いな。

そして金子勝氏のブログを初めて見た。

炎上日記再び:AKB48にはついていけない (金子勝)
http://blog.livedoor.jp/kaneko_masaru/archives/1260891.html

つまるところ、プラットフォームを誰が取るかって話と同じなんだな。
最近でいえば、孫×佐々木対談で佐々木氏が行っていた「コンテナ」の部分だな。
AKB48のメンバはコンテンツで、AKB48がコンテナ。
プラットフォームを持つことのメリットってのは、プラットフォームに乗っかる人々(AKB48のメンバ)が競争してくれて、当然そこにはコスト競争も起きるし、ついでプラットフォームそのものを拡大してくれて、市場価値を高めてくれるってことだ。
ディフュージョン(diffusion, 普及、伝播)ね。
AKB48というプラットフォームの支配権を持つ秋元康が一番儲かるビジネスモデルなわけね。

しかし、だからといってAKB48のメンバが悲観的かというとそんなことはない。
と、いうのは秋元康がAKB48のメンバより優位に立てるのは、AKB48のメンバがAKB48というプラットフォームに乗っかっていなければならない状況においてのみだから。
個人名で売れるようになると、AKB48にいる必然性はなくなり、今度はその個人名がコンテナになるわけだ。
そうなると、今度は個人が儲かるようになるし、AKB48内での熾烈な競争をする必要がない。
もし秋元康が自分の利益しか考えないのであれば、AKB48として売れるのがベストで、AKB48の個人が突出して売れると嬉しくないのだ。
まぁ十分儲けている人なので、今更そんな利益にこだわっているとも思えないが、ただ組織を維持するためには必要か。

そういう観点に立つと、次のことがいえる。
モー娘の時に、人が頻繁に入れ替わって名前を覚えられない、といったことが起きた。
モー娘の人気を維持するためには、モー娘を背負って立つスターを発掘する必要性があったからだと思うが、しかし、これはモー娘の人気を逆に低下させたと思われる。
だから、AKB48はAKB48として認知されればよく、個人が突出して売れる必要性はないのである。
ファンを個人に釘付けにすると時代とともに廃れるので、AKB48というコミュニティにファンをつなぎとめることができるのかが重要なのである。
AKB48というコミュニティをいかに築くか、これがメインテーマだ。

そう考えると、つくづく秋元康はビジネスモデルつくりがうまいの~と思う。

まぁいいたいことはいっぱいあるんだけど、このぐらいにしておこう。
夜だし。