粗忽な夕べの想い

落語の演目(粗忽長屋)とモーツアルトの歌曲(夕べの想い)を合成しただけで深い意味はありません

全然問題なかった試験焼却

2012-06-08 13:36:53 | ガレキ広域処理問題

百聞は「一検」に如かず、というのだろうか。やはり北九州市のがれきの試験焼却に問題はなかった。市が宮城県石巻市のがれき試験焼却前後で、付近1kmの土の放射性濃度を検査してみたが、数字に変化がなかったという。セシウム134不検出というのが何より証拠だろう。

つまり、かつて米ソなどの大国が核実験をして降下したものが残っているに過ぎない。まだ試験焼却1回の検査なので今後も調べる必要があるが、がれき反対団体が訴える「健康被害」がいかに妄想であるかがわかる。北九州市は今後も粛々とがれきの広域処理を進めていくだろう。

静岡県島田市ではガレキの中に不燃物が混入されていたことで一時中止されたが、早晩それもクリアーされるだろう。市民グループが、島田市の焼却場でのセシウム除去率に関して60%程度に過ぎないと、その安全性に異議を唱えたが、環境省の返答後は特別再反論もなさそうだ。島田市や北九州市がこのまま問題なくこなしていけば、今後広域処理もさらに全国的規模で拡大していくものと期待している。