旅する小林亜星

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よくある話

2007-05-23 00:30:59 | ハイファイ・ローファイ
まったり気味な15時、
関西に出張中の後ろの席のひとの電話が鳴った。

電話に出ると英語で
「(後ろの席のひとのフルネーム)いらっしゃいますか?」と。

「生憎、終日外出ですが」返答すると

「私は(あたしがいる会社の名前)の一員で
 今日15時に(後ろの席のひと)と約束してるんだ。
 至急彼の携帯番号を教えて」と英語のひと。

「申し訳ありませんがそれはできかねます。
 今、どちらにいらっしゃるんですか?」とあたし。

「成田空港にいる。
 私の名前は社内の電話帳にあるから探してみて」と英語のひと。

「私の携帯は日本では使えないから
 とにかく彼の携帯を教えて」の一点張り、英語のひと。

しかし英語のひとが名乗ったスペルは電話帳に存在しない。

これはなんか怪しいと思いつつ
会社の上のほうの偉いひとだった場合の
とてつもない無礼の可能性が脳をよぎる・・・

「では確認してみますので
 申し訳ありませんが15分後にお電話いただけますか」とあたし。

英語のひとはしびれを切らしていたが
とうとう納得してくれた。

15分の間に後ろの席のひとに連絡を取ろうと思ったが
新幹線に乗ってるらしくつかまらない。

仕方なくちょっと上の上司に相談すると
携帯を教える必要はないから
用件はメールで寄越すよに伝えることになった。

しかし・・・何時間経っても電話はかかってこなかった。

まず後ろの席のひとが英語を喋れないことに気づけば
約束してること自体
真っ先におかしい電話だとわかったものの。

そして15時に約束してるのに
その時間に成田空港にいるということをおかしいと感づき
どこで待ち合わせていたのか突っ込めばよかったものの。

日本語であればなんでもないことを
英語が耳に入ってきた途端テンパっちゃうんだよな。

ペラペラ詐欺。
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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
 (くろいひと)
2007-05-24 00:02:16
さいきんウチの会社にもそんな電話が多発。
外人だろうが英語だろうが聞こえたって
力いっぱい日本語で返す。
オトナの日本人的対応。
返信する
 (アキ男。)
2007-05-24 06:50:32
英語で話されたからといって
英語で返答する必要はないってわけねー。

それは新しい発想。
案外日本語通じちゃったりしてね・・・
返信する

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