旅する小林亜星

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38

2007-03-25 12:37:17 | エ(ア)ロダンサー
エ(ア)ロ、38回目は
ひとつハイインパクトに階段を上がったベーシッククラス。

初めて見るインストラクターは30歳過ぎくらいの華奢な女性。

左腕の二の腕に岩手県のよな形をした、
横5センチ×縦10センチくらいの大きな真っ黒い黒子。

視線のやり場に困りつつ
どうがんばっても目に入ってしまう大きい真っ黒い黒子。
べっとりと。

生まれたときから付いてただろう黒子。

学校のプールの時間も
初めて好きなひとに抱かれるときも
相当の嫌な思いをしただろう。

もしかしたらそれでいじめに遭ったかもしれない。

腕を出さなくてもいい職業はいくらでもあっただろう。
デスクワークであれば夏だって7分丈のシャツを着れば隠れる。

けれど彼女は敢えて身体を露出するインストラクターを選んだ。

そこには生きる強さ、
プラス方向な開き直り、
生きること自体には何も支障がないことへの喜びさえ感じられた。

「あたしの中のリアス式海岸をご覧」くらいの勢いがある。

そして身体を動かし
汗が迸る快感が伝わってくる。

ウォーミングアップしながら
そんな余計なことを考えた。

エ(ア)ロに集中、集中。

今日の出来は9割。
呼吸もリズムもなかなか。

自分の身体の線を鏡で確認する余裕を。
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