旅する小林亜星

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黒煙

2008-03-13 01:52:45 | 羽遊人
あたしが
あたしの小さい身体から
あたしの口を大きく開けて

もくもくもくと黒いものをプハーっと吐き出すと

彼女は
彼女のラケットを振り翳して
彼女のB級な心で
端から順々にパタパタタと仰ぎ出していってくれた。

これから彼女と仰ぎっこしてく彼に
少し、嫉妬を感じた。

斯くしてあたしの身体は浄化された。
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