旅する小林亜星

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こんな朝にはこんな映画「ブラックホーク・ダウン」

2007-10-26 11:52:15 | こんな夜にはこんな映画
せっかくの21時から勤務なので
朝っぱらから戦争映画。

生身の研究会で
ソマリア国連政務事務所のDDR顧問Freddieがプレゼンしてた中の、

「The Legacy 'Black Hawk Down' still haunts Somalia
 and the international community is still reluctant to intervenu
 (at the moment only Uganda peacekeepers are on the ground) Eritrea
 and Ethiopia back opposing armed groups.
 On one hand the TFG is supported by Ethiopia while The UIC are under the support of Eritrea.」

「ブラックホーク・ダウン」を見てみる。

件の編集屋さんからは
「『ブラックホークダウン』はゾンビ映画です。
 全く情勢の学習には使えません。あしからず。」とのご指摘。

なるほど焦点は戦闘シーンで
なぜ彼らと彼らが無駄に死んだのかはわからず終い。

地球のどこか遠くのほうで今も
この映画よりももっと目を当てられないことが起こってるだろうに
最早「~人死んだ」という事実にも麻痺してる自分に目を当てられない。

いつか瀬谷ルミ子に名刺を差し出して
ごはんを食べにいけるほどの基礎知識を。
コメント (2)
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こんな夜にはこんな読書「星野道夫と見た風景」

2007-10-26 00:57:04 | こんな夜にはこんな読書
「旅をする木」を読んでいて
ときどき顔を出す、妻直子というひと。

弱冠22歳で39歳のアラスカラーの心を捕えたなら
相当の魅力なのだろうと勘ぐる。

さらに短い結婚生活で最愛のひとを亡くしたひとは
どんなひとなのだろう
それまでどんなふに生きてきて
そのあとどんなふに生きてきたんだろうと思ってるうちに

星野道夫、星野直子の「星野道夫と見た風景」に吸い寄せられる。

「旅をする木」であたしの想像力を超えてた文面を
写真とともにレビュー。

写真のことはよくわからないけれど
動物や自然をこんなにも表情豊かに切り取った写真を初めて見た気がする。

あたしが旅行中に前ほど写真を撮らなくなったのは
旅を終えてから手元に残った写真が輝きや興奮を失ってしまうことに
失望したくなくなったからだ。

それが素人とプロの写真家の違いなのだろうけれど

彼の写真には10年以上昔の写真なのに
そのときの彼の興奮や動物の気持ちがこっち側にやってくる衝撃を感じた。

まるで、どこでもドア。

本の中で二人の出会いがお見合いだったと知る。
彼と彼女が出会ったのは必然で
彼が亡くなったのも彼女はそうやって受け入れたのかもしれないと憶測。

心にひっかかった写真。

「(62ページ)」
コメント (2)
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