旅する小林亜星

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こんな夜にはこんな読書「猟奇の果」

2007-10-23 23:29:04 | こんな夜にはこんな読書
不変を読んだ、とある編集屋さんから
こんなメールが来た。

「それでいいのだ。

 それがいいのだ。

 は江戸川乱歩の『猟奇の果て』ですか?
 余韻がいいよね。 」

どちらかというと
バカボンのパパの口癖から影響を受けた文だったので恥ずかしくなり

ならば、と江戸川乱歩の「猟奇の果」を読んでみる。
そんなことがなければ江戸川乱歩を読む機会なんかなかっただろう。

もしかしてバカボンのパパは
江戸川乱歩の影響を受けてたのだろうか。

鍵っ子だった小学生のころ
土曜ワイド劇場の再放送を毎日見てたあたしの頭の中では

この本を読みながら
北大路欣也が何度も自ら変装の仮面を剥いだ場面が思い返された。

心にひっかかった言葉。

「夢物語でよいのだ。
 夢物語でよいのだ。」

よ、余韻がいいよね?
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こんな夜にはこんな読書「アヒルと鴨のコインロッカー」

2007-10-23 01:43:53 | こんな夜にはこんな読書
映画「アヒルと鴨のコインロッカー」がすごいことになってると聞いて
まず冷静に
原作の伊坂幸太郎の「アヒルと鴨のコインロッカー」を読んでみる。

というか、そのままの勢いで半日で読んでしまった。

物語の波風にあまりに影響されすぎて
まるであたしの人生に暗雲がたちこめてるかのよにどよんとしたので
払拭したくて読みきってしまった勢い。

心にひっかかった言葉。

「そうか、君も遭難中か。」

いよいよ映画が楽しみだ。
コメント (4)
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