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こんな夜にはこんな読書「旅をする木」

2007-10-21 18:54:56 | こんな夜にはこんな読書
笑顔眩しい若輩カイロプラクターがブログでお薦めしてた、
アラスカラー、星野道夫。

試しに彼の本の中で一番売れてるらしい本、「旅をする木」をチョイス。

タイトルもタイトルなので
10日間の旅のお供に決定。

自分のやりたいことを直感的にまっすぐできるひとだと思ってたら
それでも右往左往、紆余曲折あったんだというのは本を読み終わってから知った。

アラスカの自然やひととの出会いは
あまりにも想像を超えていて近づくことさえできないけれど

生きてくための哲学みたいな部分で
会ったこともないけれど星野道夫の人となりを感じた気がした。

直島のカフェまるやで食後のカフェラテを飲みながら
この本を読んでいたら

カフェオーナーの大塚さんが
「この本、あたしも大好きです」と言っていた。

心にひっかかった言葉。

「ぼくたちが毎日を生きている同じ瞬間、
 もうひとつの時間が、確実に、ゆったりと流れている。
 日々の暮らしの中で、心の片隅にそのことを意識できるかどうか、
 それは、天と地の差ほど大きい。」

「人生はからくりに満ちている。
 日々の暮らしの中で、無数の人々とすれ違いながら、
 私たちは出会うことがない。
 その根源的な悲しみは、言いかえれば、人と人が出会う限りない不思議さに通じている。」
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