旅する小林亜星

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験担

2007-09-15 23:14:58 | 羽遊人
地元を歩いてると
ふと神社の前を通り過ぎたとき
線香を焚いてるのが目に入った。

煙を身体にかけて悪いところを治すというあれ。

明日はバドミントンの試合なので一丁、験を担ごうと
徐に右腕全体に線香の煙をかけてみる。

すごく満足して、そこを立ち去ったあと
あ、右腕だけじゃなくて
むしろ真っ先に脚にもかけるべきだったと後悔した。

家に帰ってきて
一番にかけるべきだったのは頭だったことに気付いて
人知れず地団駄。

あ、三波を傷つけた、どうしようもないわがままな性格にも
煙をかければ直るだろうか。
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こんな夜にはこんなスポーツ「YONEX OPEN JAPAN 2007」

2007-09-15 22:32:23 | 羽遊人
三波が発売直後にアリーナ席のチケット5500円をゲットした、
YONEX OPEN JAPAN 2007に行かせてもらう。

YONEX OPENに行くのは大学卒業後、
ちゃんとバドミントンを始めた2003年以来、
しかもそのときは予選の日で入場料500円だったので
10倍の金額を払えるよになったなんて随分あたしも出世したものだ。

12時試合開始の2時間半前に並ぶ三波と気まずい朝陽。

真ん中のコートの真ん前の席に陣取る。
エンドラインまで3メートルほど。

世界で1番目と2番目と3番目と5番目に強い女性のバドミントンは
気まぐれなNHKの放映で見るそれと全く違った。

臨場感と球威を感じる。
一打一打が美しい芸術の集大成で。
鳥肌。

三波はショットの何某を読めていた。
なぜそこに打つのか、なぜそれが取れなかったのか。

あたしにはただすごいショットにしか見えなかった。
そこがあたしのまだ足りない明確なところで、きっと。

バドミントンの試合をお金を払って見たいと思うひとは
95%ほどが自分もプレーするか、してたひとだと思う。

ということは東京体育館を埋め尽くした観客はほとんどが
バドミントンプレイヤー。

芸術を極めたラリーには割れんばかりの拍手が贈られた。

同じコートと同じ機能を持つラケットとシャトルを使ってるのに
同じスポーツをしてるひとたちとはとても思えず。

芸術で目が肥えたら
それを明日自分のプレーに活かせたら。

せめて根性だけでも。
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