旅する小林亜星

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白粉

2007-09-13 23:23:48 | 羽遊人
2~3分触ってるだけで紙がふやけてしまうほど
多湿なあたしの手の平。

今年の夏はラケットのグリップが滑る滑る。

グリップテープを換えても換えても
汗が滴ってコントロールを欠いてた。

7月の団体戦でファイナルの最後の1点を失って負けたのは
グリップが滑ったことによるプッシュのサイドアウトだった。
言い訳。

グリップ用の滑り止めスプレーなんぞ
もはや効かないのだ。

ということで思いあぐねていたところ
三波が大学時代に使ってたロージンバッグのことを教えてくれた。

野球のピッチャーが投球前にパフパフする、あれ。

30年近く、この街に住んでるけれど
一度も入ったことがない寂れに寂れたミヨシスポーツという店で
ロージンバッグ、470円。

バッター用ではなくピッチャー用。

袋を開けた途端、白い粉が舞うので
これ吸ったら身体に悪そうだなと思いつつ

主成分は炭酸マグネシウムと松脂・・・

半信半疑で使ってみたら
驚くほど効いた。

汗を吸い取って
さらに粘り気に変えてくれる感じ。

陰嚢を触ったときのよに
ピトっと手の平に張り付く有様。

あとは生来のコントロール不足を直すだけ・・・
って結局は練習不足が原因だったか。

バドミントンプレイヤーには息苦しかった、
暑かった夏が終わる。
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懐古

2007-09-13 22:52:38 | ハイファイ・ローファイ
そういえば10年前の今日、
あたしは2ヶ月ほど滞在してた、NZ在住のインド人の彼氏と
彼の23回目の誕生日をお祝いしてた。

シティに行ったとき彼が欲しいと言ってた、
メタリカの黒いロングTシャツをこっそりプレゼントに用意して

彼が大好きなメーカーのポテトチップスと
彼が大好きなファンタオレンジと
バースデーケーキを買って
ドミトリーの彼の部屋でお祝いした。

バースデーケーキは甘いだけでおいしくなかったので
「これ、あんまりおいしくないね」と言うと

「僕がもらったケーキに文句をつけないでくれ」と彼は本気で怒った。

あたしのケーキを用意した気持ちを無にしたくなかった思いやりからだった。

あたしは動揺して
「日本人は自分が買ってきたものに対して謙遜する習慣があるからだよ」
と弁解した。

その日のあたしの日記を覗いてみる。

「・・・今日はポップスのバースデイだった。
 プレゼントとカードとケーキとおかしを用意した。
 すごくよろこんでくれた。
 10時半ごろFREDの家のパーティに行った。
 くりことたかしもいた。
 一応あいさつ。
 つまんなかった。
 でも楽しもうとしないのはいけないことだ。
 Hできないからblow job?dickをsuckした。
 はきそうになったけど彼はいったのでよかった。
 しかしどうしても飲みこむことはできなかった。
 ポップスと続く限りつきあいたいと思った。
 終わりが見えてる、決められてる恋は時につらい。
 ポップスとなら、いくつかの問題をかかえてもやっていける気がする。
 それでも別れなければならないだろうか。
 こんなにすばらしい人日本にいないと思う。
 例えいたとしても私を愛してくれるかわからないし。
 私は本当につきあうということがどういうことかわかったのだろうか。
 私はポップスに甘えてばかりだ。
 彼はそれを許してくれるけど、彼の気持ちを推測し、彼をより理解しようとすることも大事だ。・・・」

フェラチオと言わずに
「dickをsuckした」というと下品に聞こえないのは不思議だ。
まるで「犬を散歩した」くらいの自然な行為のよに。

フェラチオを英語ではblow jobというのだと教えてくれたのは彼だった。
卑猥語の先生。

いつまでも脳裏に甘い記憶。
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