旅する小林亜星

小林亜星情報満載

スイッチ

2007-08-13 22:45:27 | 美容師
2ヶ月半ぶりの美容師に会いにゆく。

前のカレシがあたしを降りた理由は
セックスでイけなくなったから、という言葉にするとなんとも残酷なものだった。

という話をしたら
美容師が前のカレシに激しくアグリー。

前のカレシにそう言われてから
あたしは誰かとセックスする度に
相手がイけるかどうか、いつもビクビクするよになった。

けれど美容師が
「いつしかスイッチを押しても押しても付かなくなっちゃうんだよ」
と言うのを聞いてから少し楽になった。

スイッチが壊れてしまったとき
それ以外にはあたしたちには何も残らなかったから
前のカレシはあたしを降りたんだと思う。

スイッチが壊れても残るもの、
見つかるだろうか。
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博゜打

2007-08-13 00:49:49 | 初恋クレージー
三波と行ったメキシカンレストランで
ある料理にあたしの大嫌いなパクチーが混入してる模様だったので
けれどアジア料理以外にも使われてるのが意外だったので

「これ、パクチー入ってるよね?」と三波に聞くと
「違うんじゃない」と三波。

じゃぁ、入ってるかどうか賭けようということになり
お会計全額をベット。

三波はパクチーを食べたことないというのに
なぜそんなに自信があるのかと尋ねてみれば

みんながあれだけ嫌いだというパクチーはきっと自分も嫌いだろうけれど
その料理を食べてみてもそんなに嫌いだとは思わないから、というとんでもない根拠。

常日頃から知的で論理的な三波は
こういった滅茶苦茶な思考回路とのギャップを最大の魅力としてるのだろうか。

その根拠の無いあまりの自信に
自分の味覚さえ信じられなくなるほどで。
眼鏡の奥に光る計算か。

結局店員さんに聞くと
それはパクチーだった。
もちろん全額ご馳走になった。

きっと三波はあたしにご馳走したかったんだと
無理矢理いいほうに考えることにする。

白地なパクチー打ち、三波というひと。
コメント (2)
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薫陶

2007-08-13 00:28:47 | 初恋クレージー
「薫陶」という字を読める三波と
お米1合何gか知ってる三波に
惚れ直す日曜の夕暮れ。
コメント (4)
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