旅する小林亜星

小林亜星情報満載

UPS

2006-04-28 01:58:11 | 野生のチューリップ
会社の同僚Cが
前の会社の同僚との飲み会に誘ってくれた。

今あたしが働いてる同じビルに
彼らが働いてるというつながり。

あたしはCのことを何も知らない。
Cがどんな切り返しをして
どのツボで顔をほころばせるのか見当もつかぬ。

何も知らないからCが好きだ。
Cの黒子2つをじっと見つめる。

あたしの第一印象は最悪だったそうだ。
あまり喋らないほうがいいと評価。

Cにとって
あたしの存在はなんだろう。

飲みに誘ってくれたわけだから
かなりマイナスから
プラマイゼロに近づいたのだろう。

時々思い出してもらえる、
そんな存在に。
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こんな夜にはこんな読書「袋小路の男」

2006-04-28 01:29:34 | 美容師
一番身近に感じるニート文学者、短渕弱絶賛、
絲山秋子の「袋小路の男」を
本やでこっそり立ち読みする。

彼が愛読しているのなら
難解な純文学なのかと思いきや
するすると喉越しのいい色のある文章。

まるでずっと前から
あたしがこの本を手に取るのが決まっていたかのよな
自然な出会い方だった。

袋小路な「あなた」と「私」の関係は
あたしが潜在的に
美容師とあたしの間にずっと求めていたもの、
そのもの。

付き合うではなく
セックスするではなく
尿瓶の中身を捨てにいかない関係。

被おあずけ。
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