旅する小林亜星

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宇宙人と交信してみる

2005-09-02 01:26:14 | 大宮サンセット
教えて! ogooの課長さんと飲む。

誰誘う?という話になって
「俺の部下で誰か興味のあるやついる?」と聞かれたので

前にうちの部署にいた、
「宇宙語を話すOさんの宇宙語を翻訳してくださるなら
 興味があります。
 おもしろいひとがいいです。」と返信した。

3分後にきたメールには
翻訳できるかどうかには回答がなく
「Oはその日開いてるって。」というコメントだった。

さらに
「顔がおもしろいのならNがいるよ。」
とホンジャマカの恵似のNが加わり
ということで4人で飲むことになった。

メールの最後に
「やつらには誰が来るか教えてないんだ。
 お前と飲みたい女の子がいるということと
 ミステリーツアーとだけ言ってある。」
と。

品川のロータリーに19時。
「お前と飲みたい女の子」があたしだと認識したOは
3秒ほど凝固していた。

勇んで笑笑に赴く。

Oとはほとんど喋ったことがなく
仕事に関してはかなり技術力が高く
他人に厳しいという評判のみ。

果たして宇宙語を理解できるだろうかと不安になる。

遅れてきたNは
あたしが2年前無職だったころ
1万円払ってAVの撮影現場見学会に参加したことに
食いつく。

お酒で饒舌になったころ、
海外の話になった。

4人とも何らかの方法で海外脱出を切望しており
リクナビネクストの海外求人に思いを馳せる。

なんで海外に行きたいのか、
海外で何をしたいのか、
なんでその国がいいのか、
思い思いに熱く語る。

アメリカに6年いた課長は
「お前ら、なんでもいいから行っちまえ」と叫ぶ。

あたしの大人将来相談室な話に
宇宙人Oは真面目腐った顔をして
「キャリアパスを考えれば
 今の場所が将来の目標を達成するのに
 必要なものがある場所かどうか判断できる」という。

あたしが
「今の部署は目標達成に必要なものがありますが
 あたしは活かしきれてないのです。
 わかっているのに努力が足りないのです。」と返答すると

宇宙人Oは
「活かしきれてない、努力してない自覚があるだけまし。」という。

彼はコミュニケーションを取らずに
他人とは一線を画くし
マイペースで仕事をするそうだ。
宇宙語を話すと評される所以?

いっしょに仕事をする関係でなければ
Oの宇宙語はぜんぜんわかる言葉であって
論理的で冷静で暖かい言葉を持ってるひとだと思った。

同じベクトルの未来を目指すひとと話す空間は
刺激的で焦燥感に満ちている。

このひとたちとの
こいう関係を
大事にしようと思った。
コメント (10)
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