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旅する小林亜星

小林亜星情報満載

こんな夜にはこんな映画「東京物語」

2008-01-12 18:19:55 | こんな夜にはこんな映画
KOTOシネマフェスティバルにて小津映画、「東京物語」を。
初小津体験。

映倫のコードが1000番台頭だった。
今まで見た映画の中で一番古いかも。

映画のテーマはありふれていたのに
その、昭和28年の東京の風景は見たことがないのに

なんだかとても懐かしいモヤモヤした気分になった。

最初はイライラしたのっぺりなセリフ回しも
最後のほうにはのらりと心地良く。

原節子は今の時代では大ぶりな顔だけれど
彼女の仮面な演技に号泣。

いや、あたしが泣かされたのは
彼女の演技ではなく
小津の演出なのか。

明日も小津デー。
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こんな夜にはこんな映画「魍魎の匣」

2008-01-06 21:03:49 | こんな夜にはこんな映画
売り言葉に買い言葉で
バビーと映画「魍魎の匣」。

豪華キャストの割りに退屈。

切断物もリアルさに欠け
見せられても「ほー」とだけ感想。

時系列の入れ替えもややこしくするだけで
物語はおもしろくならず。

犯人を追いつめてく過程もまどろっこしい限り。

壮大なセットに手をかけただけで空っぽな映画。

そういえばクライマックスらしきところで
いつもはすかすはずのゲップがバフっ。

すかす試みを思いつく暇もなかった。
あたしの身体の隙間に潜んでいた魍魎が出ていったのだろか。

初サシなバビーと仲良くなろうと思ったけれど
映画が終わってからバドミントンの練習までの1時間、
「飯でも食ってくれば」とあっさり放流。

今回はこれくらいで許したろ。
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こんな夜にはこんな映画「夜顔」

2007-12-30 19:54:00 | こんな夜にはこんな映画
「昼顔」に続いて「夜顔」。
思わせぶりなやりとり。

「昼顔」を見ないで
これを見たらもっとおもしろかったかも。
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こんな夜にはこんな映画「昼顔」

2007-12-30 19:10:52 | こんな夜にはこんな映画
愛してるから裏切る、というテーマの映画を見てみる。

40年後の「夜顔」とセットでなければ
きっと興味を持たなかった映画。

40年前の映画なのに新しく感じた。
セックスシーンなしなのに淫乱さを感じた。

妄想も現実もごっちゃになって
あたしの中のマゾヒズムが共鳴。

人生の気だるさには
フランス語の気だるい響きがよく似合う。
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こんな夜にはこんな映画「ザ ストリップ」

2007-12-24 23:47:45 | こんな夜にはこんな映画
横浜黄金町の応援したくなるよな古くて、新しい映画館「ベティ」。

クリスマスイヴの夜、
ひとりで「ザ ストリップ」という映画を観る。

映画が始まった瞬間に自分の状況を再認識して
あまりのシュールさにドン引きして眩暈。

今夜のあたしよりシュールな映画。

5人の舞姫から判断すると
ストリップはAVのよに顔やおっぱいに重きを置くより
エンターテイメント色や表現力にそれを置いてるのかも、と。

ストリップ界のゴッドマザー、
現役最高齢の若尾光の乳を揉んでみたいと思ってしまった。

重力に虐げられていたとしても若尾のおっぱいが
5人の中では一番そそられた。

それにしても彼女たちの下手糞な演技や
空っぽな脳みそなんかに焦点をあてずに

ショーでの魅力を表現してほしかった。
肝心のショーのシーンは垂れ流しでグダグダ。

花電車のヨーコの国宝膣は必見。
彼女を追って旅してみたいと思う。

新しい世界が目の前に広がった。
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こんな夜にはこんな映画「椿三十郎」

2007-12-22 22:00:53 | こんな夜にはこんな映画
自分は観てないくせに
頻繁に会ってる豊かなひとお薦め、
「椿三十郎」を観てみる。

松山ケンイチが好きなので。

これぞ、エンターテイメント。
あっという間に引きずりこまれたものの、
もうちょっと悪役に捻りプリーズ。

中村玉緒にイライラ。

終わり方がいまいち。
説教臭くてたまりません。
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こんな夜にはこんな映画「キサラギ」

2007-12-15 03:26:15 | こんな夜にはこんな映画
みなおがおもしろいと言ってた「キサラギ」。

「天然コケッコー」のついでに
横浜黄金町の名画座「ジャック」2本立て。

もうそのネタいいよってくらい、
ほんとにほんとにおもしろかった。

そうかそうだったか、一件落着って思ってから
3回くらい転覆させられた。

極上の極楽サスペンス。

場面が基本的に動かないから
演劇のよな舞台設定なのに大胆でダイナミック。

この興奮、我慢できずにみなおにメール。
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こんな夜にはこんな映画「天然コケッコー」

2007-12-15 03:11:38 | こんな夜にはこんな映画
NHK「トップランナー」に出演してた渡辺あや。

大好きな大好きな邦画、
「ジョゼと虎と魚たち」
「メゾン・ド・ヒミコ」の脚本を書いた麗しきひと。

彼女が繰り出す台詞の魔法に常々一網打尽にされてきたので

彼女の脚本&監督作品、「懲戒免職」をぜひ見たいと
「メゾン・ド・ヒミコ」をレンタルしてきたが
「メゾン・ド・ヒミコ」特別版初回限定生産の特典だったらしく無念。

ということで彼女の脚本最新作「天然コケッコー」を見にいく。

横浜黄金町の名画座「ジャック」2本立て。
応援したくなるよな古くて、新しい映画館。

映画自体は夏帆の島根言葉が舌足らずで聞きとれず
また学芸会のお芝居を見てるよだった。

すぐにあたしの記憶から消えそな映画。
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こんな夜にはこんな映画「転々」

2007-12-12 12:19:28 | こんな夜にはこんな映画
友達カップルが最近デートに使っておもしろかったという、
映画「転々」を見てみる。

全体的にはおもしろかったものの
ネタの積み上げすぎで途中、間延びしてた感。

映画のあと何ラーメン食べようなどと考え始めるほどで
集中できず。

「時効警察」ネタを盛り込みすぎていて
時効警察ファンしか笑えないところが要所要所にあったようで仲間はずれ感。

岸部一徳役の俳優がよかった。

というわけで期せずして
ケラリーノ・サンドロヴィッチの作品をはじめて目にした。
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こんな夜にはこんな映画「SAW4」

2007-12-03 02:45:14 | こんな夜にはこんな映画
ホラーバドミントン愛好会で鑑賞予定だった、「SAW4」。
メンバーの予定がリスケ、リスケで絶望的だったので

すでに「SAW4」は見てしまった、
会ってはいけない豊かなひとに再度の鑑賞をおねだり。

「SAW1-4、一気見とかだったら付き合う。」という売り言葉を
本気で買って漫喫のシアタールームで
「SAW」「SAW2」 「SAW3」をソウ。

部屋番号69のソファで7時間。

相変わらずの洗練された映像に自分の存在が耐えられず
隣りの男の手を握ってしまった瞬間、

本能にスイッチがカチリとオン。

目の前に繰り広げられる大画面の過多情報をとりこぼさないよにしつつ
隣りの異性に襲いかかりたい本能と闘いながら7時間。

それに触れたいというより触りたい欲求をギリギリまで膨らませて
こましゃくれた理性で堰きとめる、あぁ快楽。

会ってはいけない豊かなひとのドライヴのあと
24時からの「SAW4」レイトショー。

前作を拾いながらも
次作の伏線張りばかりで収拾つかずも

ジグソウの無表情な優しい視線に触れる度に
彼側に気持ちが移りつつある点、作り手の思う壺。

会ってはいけない豊かなひとの時系列と場所の整理で
より疑問は膨らんで
きっとこれから何度みても新しい発見をくれるエキサイティング。
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