eつれづれ管理者(66kV特高変電所、技術者)

電気の出来事を技術者向けに適宜up中。
質問等はコメント欄にて。

料金安い、利便性求める結果か

2012年04月30日 | eつれづれ
高速バスでの居眠り運転大惨事の事故...料金格安、世の中まともな料金でも事故はおきるが、安心安全も自己管理のリスクがある様だ。
安さの代わりに命まで預けて...運転手さんが言っているので激安の飛行機もそんなものか。

「いつか起きると思っていた」「起こるべくして起きた事故」。多くのツアーバスが駐車場で帰りの客を待つ東京ディズニーリゾート(TDR)で、運転手たちは業務の過酷さを口にした。関越自動車道で死亡事故をおこしたバスと同じ石川県を前夜に出発、29日早朝に着いた男性(45)は、もう1人の運転手と2時間おきに交代しながら運転してきた。「それでも、事故が起きた時間帯はいつも眠くなる。どれだけ寝ても体のバランスが取れない」
やはり北陸地方から来た男性(47)は「1人では負担が大きすぎる。2人で交代しないと無理」と話す。しかし「大型連休やお盆は運転手が足りない。ふだんは2人で走っていても、この時期だけは1人で走る会社も出てくるのでは」。
甲府市から早朝、約40人を運んだ40代の男性は駐車場に並ぶ関西や北陸地方のナンバーのバスに運転手が1人でいるのを見かけることがある。「道中の仮眠をどうしているのだろうと思っていた」


真冬でも冬眠せず発電するのか

2012年04月30日 | eつれづれ
当地より豪雪地域なのに冬期間の発電も(屋根置き式)0kWhでなく発電したとあるが...当、太陽光発電所はクマ同様スッカリ冬眠状態サッパリ発電等せず、まして近年無く大雪だった。データは本当なのか。

平成24年2月は豪雪のまっただ中、グラフでも判る様に当太陽光発電はサッパリ発電などしていない。

太陽光発電は全く発電などしていない(H24.1)パネルには雪が近年無くドッサリ。

発電などより物的、パネル落下の方を心配した方が良いのでは...こんな重いものぶら下げて危険極まり無いのでは...たかだか電気代のため??市民通行のリスク管理を考えた方が良いと思われるが。


今冬の寒さで動噴霧器のプラケーシングが割れた...小屋に入れていたものだが内部の水が氷り膨張して亀裂が入った。部品、購入して交換。

平成24年4月の電気予報グラフ

2012年04月30日 | eつれづれ
夏は原発再稼働無しの時は電力不足が指摘されているが中間期で電力使用も段々低下している6月の梅雨明けごろより上昇に転じるだろう。夏場は1400万kWh超過の予測の様だ。これを見ても自然エネルギー発電などあっても無くとも少しはタシになる程度か。10年前の設備稼働状況にブレーカを切り我慢するか昭和30年代の懐かしいチャブ台1つの生活に戻るか...。何れにしても電気使いホーダイ、オール電化の新築流れは変わらないだろう。

原発イヤ、値上げもイヤ、電気は沢山使う、民主もイヤ、消費税もイヤ、年金減額イヤ、保険UPのイヤ...世の中イヤイヤづくしバカな総中流でないノーテンキな国民になった。

定期点検でのOCR試験

2012年04月29日 | eつれづれ
某、事業所の定期点検での過電流継電器試験。400%試験値等、エクセル計算値と一致しているがマァ遮断動作すれば良い程度のツマラナイ試験でもある。



大手のチェーン店舗のキュービクルにも保安協会から別の会社に移った様だ。
保安協会もシールも剥がさず、まだ戻ってくるのを期待しているのかワカラナイが...。
こちらも価格競争で負けた結果の委託替えだが世の中、高速バスの様に何でもかんでも安ければ良し、応分のリスクも背負うことになるが。


予備率少ない節電しても

2012年04月28日 | eつれづれ
原発の再稼働に条件をつける動きが地方自治体を中心に高まる一方で肝心の電力供給が十分かどうかを測る目安となる「予備率」が、電力不足の不安をあおる数字として注目度が高まっている。電力9社のうち安定供給に必要とされる8%を確保した会社はゼロで、このうち関西電力など5社は計画停電の恐れがある3%すら割り込んだ。火力発電所の故障はすでに頻発し、天候次第では水力発電の低下を招く渇水の恐れもあり大規模停電による混乱のリスクはつきまとう。
予備率は、電力の最大需要に対する供給力の余裕度を示す数値だ。電力9社は平成22年並みの猛暑を想定した試算を23日に発表した。
気温が急に上がりエアコン利用が一気に増えるなど瞬間的な需要の変動に対応するには最低3%必要とされる。
昨年夏の東京電力管内などでの電力使用制限令下では、「電気予報」が3%を切るときは、「逼迫(ひっぱく)警報」が出る仕組みだった。利用者に節電をしてもらわないと発電設備に負荷がかかりすぎて故障し、大規模停電を起こしかねないからだ。
発電設備トラブルや異常気象などに備えるには、さらに4~5%が必要といわれ安定供給には7~8%が望ましいとされる。

火力発電所トラブルも頻発...負荷増大の緊急時は電力は発電機壊れるので遮断器にて遮断、供給ストップ...これも大規模停電が起きないように調整が難しい。1つの発電機トラブル発生した場合、他の発電機にも抜けた応分の大きな負荷がかかる...ヘタするとニューヨークの様な広範囲な停電を招く事につながる様だ。素人考えで今、間に合っているのでは...節電に協力しますと言ってもギリギリでの供給能力で複数の発電所トラブルあった時は、もう間に合わない。何事も余力が無いとダメ電力会社を信用するしか無い...電力は何時でも発電所、系統制御所で停電する用意、訓練はしている。電力会社は何も困りません安定供給確保のためドカーンと。

この大きな筒状のものは66kV自家用変電所の碍子型油入遮断器(日立のCCB)72kV.800A.2500MVAで昔、新潟地震の時は直後に電圧(メーター行ったり来たり)が大きく変動し高圧電動機も一斉に唸りだしたので、これはマズイと判断し、この遮断器を切った事も昔あったが、今は全てが無くなり更地となって久しい。この遮断器の操作は圧縮空気で入.切をするものでバスーンと大きな音がするが電力変電所には似たようなABBがあった。
以上、昔の骨董品的設備のノーガキ語る針金電気ヤでした。

150kV一次電力変電所内のABBで、これはドカーンとすごい音がした。丸い物が空気タンクで昭和49.3月撮影したもの。