eつれづれ管理者(66kV特高変電所、技術者)

電気の出来事を技術者向けに適宜up中。
質問等はコメント欄にて。

定期点検報告書に写真帳添付

2010年10月30日 | eつれづれ
午後より雨の予想だったが運良く降雨無し。急いで工場内の第1.2受電設備の定期点検を済ませた。結構、寒くなった様だ。(VT.LA内蔵PAS)の方向性SOG制御装置試験だが試験器用の電源100Vは絶対PASのP1.P2よりとってはダメ。位相特性試験では大きな電流を必要とし結構、PASのVT負担が大きくなる。別途、車載正弦波インバータにて供給した。

写真帳だが定期点検報告書の最後に添付する。

ただのペーパーだけの報告書は今時、お金もらえない??...マァ、作成等、面倒な作業だが、これもパフォーマンス的な手段の1つだ。

高圧ケーブルの静電容量

2010年10月30日 | eつれづれ
エクセル等の計算入力で使用している数値の根拠だが高圧ケーブルの静電容量1芯当たりμF/kmの画像を作った。一々、静電容量幾ら??本を開くのも面倒...CVTの静電容量も同じ、CV-CVT余り気にする必要も無い。地絡事故は基本的に1線事故で計算、2.3線等はあまり複雑になるので考えなくとも良い...どこかの資料にあった様な!!。

下の画像は変圧器の静電容量μF例...これは計算上無視しても良いレベル??。
平成15年、技術研究発表会資料(発表テーマ、高圧CVケーブル)(社)東京電気管理技術者協会発行より抜粋。きゅうりあん(品川区立総合区民会館8階大ホール)にて開催。高圧ケーブル事故等の解析他、これ1冊の資料で何でも納得??座右の銘...現場的資料。

色々あって超多忙...合間をぬってブログUP...今日は朝4.30分より勤務状態??。サスガに真っ暗。

お隣、韓国の保安管理...

2010年10月29日 | eつれづれ
日本電気協会と大韓電気協会は28日、東京・有楽町の日本電気協会で「第5回日韓電気技術交流会議」を開催した。会議には、大韓電気協会のパク・△◯□副会長ら韓国からの参加者23人と日本側関係者合わせて約50人が出席。「日韓における電気設備基準の国際整合化」をテーマに、国際電気標準(IEC)への整合状況に関する講演が行われるなど、両国の専門家が現状の課題などを話し合った。
開会に際し日本電気協会の△◯□専務理事があいさつに立ち日韓の電気設備の技術基準について「類似の保安体系を有し国際規格の整合性についても類似した考え方で実施している」と紹介。続いて大韓電気協会の副会長は「会議を通じ、両国間で関心の的になっている国際標準整合化の導入とそれに伴う諸問題について、お互いの意見を遠慮なく交換し合いたい」と述べた。
会議では、日本側が「IEC61936規格の電技解釈への取り入れ」、「接地等電位ボンディングシステムの電技解釈への取り入れ」をテーマに講演。韓国側からは大韓電気協会のイ・△◯□技術基準処電気チーム長が「韓国のIEC規格導入検討の動向」、韓国土地住宅公社のイ・△◯□主席研究員が「IEC規格による共同住宅の避雷及び接地システムの設計・施工事例」について紹介した。同会議は来年、韓国での開催を予定している。

補足:
類似の保安体系を有し...世界でも類を見ない電気保安管理制度があるのは韓国と日本だけと以前に聞いた。





愛見積で下を潜る

2010年10月28日 | eつれづれ
絶縁監視装置付きで8%割引、12ヶ月前払いだと更に5%で計13%の値引きとなる。
定期点検費用は平日の勤務時間はタダ、それ以外は別途請求...時間外勤務。

個人でも絶縁監視装置は無料、更に20%~30%引き、経費無し??なので幾らでも愛見積は勝てる。値段では勝てるが技術力では負けてないのか!!どうなの??。
競争原理での価格破壊は、どの業界でも当たり前の時代。訳の判らぬ保安管理料など安ければ良い何処に依頼しても同じ的な考えも結構ある。
特会の事業仕分け、保安管理制度も仕分け、どうなるのか。