eつれづれ管理者(66kV特高変電所、技術者)

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自由・規制料金を来年4月値上げ/燃料調達など厳しく。

2022年10月28日 | eつれづれ

北陸電力、自由・規制料金を来年4月値上げ/燃料調達など厳しく

北陸電力は27日、2023年4月から規制料金を含む全ての電気料金について値上げを実施すると発表した。

27日発表した中間連結決算で過去最大の経常赤字を計上。

通期も過去最大の1千億円の経常赤字を見込んだ。

緊急的な収支改善策を講じても、燃料価格や卸電力価格の高騰、円安傾向で厳しい経営環境が続くとみられ、来年度からの料金改定に踏み切ることにした。規制料金については経済産業相への認可申請を行う予定。

燃料費調整単価(1kWhあたり)の大幅なUP、これだけでは済まず全体的に料金が高くなる。

天井知らずとなる...これも米国のポチなので、これが序曲の始まりか。

エネルギーも高くとも、まだ輸入出来る内は良い。薪、ペレットストーブの時代到来...。

10月の燃料費調整単価(1kWhあたり)は3.45円だが、5円近くになる...。

お上も値上げの規制も出来ず電力の言いなり状態、ここに来て電力行政のバカな規制改革がアダとなった。

所詮、エネルギー0の日本、電気料金の競争など所詮NG、新電力(PPS)もやっていけず倒産、廃業踏み倒して消滅。

電力も負債、回収も出来ず赤字に拍車が...識者なんとかのノーテンキが、大手電力を弱体化させた、これも国賊ものだ。

 

 


過電流継電器(OCR)のデモ機使用による連動試験等を実務講義する。

2022年10月27日 | eつれづれ

過電流継電器(OCR)+方向性地絡継電器(DGR)デモ機による試験等の実技。

本日は(株)双興電機製作所OCR-50CKを使用して過電流継電器(OCR)試験を取説の数値と一致するのか各種確認。

手前は技術指導した講師の電気管理技術者。

超反限時試験グラフだが、他に反限時、定限時等の動作時間グラフ図を理解して電流を流してみる。

連動試験に使用した3kV.ガス開閉ロータリアーク高圧電磁接触器(HGR-851C)オリジナルデモ機。

過電流継電器(OCR)単体と連動試験の時間等をみる。後は試験自体ツマラナイものだが現場の経験を積むしかない。

次回は方向性地絡継電器(DGR)と方向性SOG制御装置試験の講義を予定する。

本日は座学1時間程度~実務2.5時間を要し、各自実態を把握した...オソマツ。

 


高圧受電盤にある過電流継電器(OCR)試験の電流3ヶ所確認して試験を行う。

2022年10月26日 | eつれづれ

(株)双興電機製作所OCR-50CKより2.5Aの電流を流す。

過電流継電器(OCR)電流表示も2.5A。

 

電流ループの最後となる電流計も40Aの50%、(変流器(CT)5A/2)なので指示は20Aで3点が一致する。

試験前は電流閉ループを確認後、各種の過電流継電器試験を行う。

他は遮断器トリップ方式も幾つかあるので、その都度、対応、経験を積む。


電気料金1kWh当たり5円が税金で補助する考えの様だが無いよりマシの雀の涙。

2022年10月26日 | eつれづれ

総合経済対策の政府案

電気・ガス・ガソリン代1世帯当たり総額4万5000円程度の負担軽減見込む

10月末に取りまとめられる総合経済対策の政府案が明らかになり、2023年1月から2023年度前半にかけて、1世帯あたりの電気・ガス・ガソリン代などの負担軽減を、総額4万5,000円程度と見込んでいることがわかった。

新たな総合経済対策の政府案では、電気料金については「2023年度初めにも想定される、平均的な料金上昇額を実質的に肩代わりする」とし、1kW時あたり、7円を支援するとしているほか、都市ガス料金の上昇に対応する額を支援するとしている。

一方、ガソリン代については、2023年1月以降も補助を実施するものの、2023年6月以降は段階的に減らすとしている。

これらによって、2023年1月から2023年度前半にかけて、1世帯あたりの負担軽減を総額4万5,000円程度と見込んでいる。

現行の料金単価は1kWh35円に設定しているので30円...来年は40円程度になっているものやら...。