eつれづれ管理者(66kV特高変電所、技術者)

電気の出来事を技術者向けに適宜up中。
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我慢比べも佳境に入ったゾ

2012年04月16日 | eつれづれ
民主党政権に、大阪市の橋下市長が「宣戦布告」した。さらに、原発の再稼働をめぐっては民主党の仙谷由人政調会長代行が、「原発全停止なら、日本が集団自殺するようなものになる」と発言、今後、波紋を広げることになるとみられる。16日午後、民主党の仙谷政調会長代行の講演が、愛知・名古屋市で行われた。そこで、原発再稼働推進派の仙谷氏は「(原発を)直ちに止めた場合に、日本の経済と生活がどうなるか考えておかないと、これは、日本がある意味で集団自殺するようなことになってしまうのではないか」と述べた。原発が全て停止すれば、「日本は集団自殺する」という過激なものだった。大飯原発の再稼働に反対する市民団体らの抗議活動の中、14日、枝野経産相は福井県庁を訪問し西川福井県知事らに再稼働の協力を要請した。安全性と必要性が確認できたとして、関西電力大飯原発3号機・4号機の再稼働を進めている野田内閣。しかし、この決定にかみついたのが大阪維新の会を率いる橋下市長だった。橋下市長は13日、「僕は本当に怖い。政治家が安全なんか確認できるわけないんですから」と述べた。さらに橋下市長は「こんな統治、絶対許しちゃいけないですよ。国民はね、もう民主党政権、代わってもらおうと。僕はもう、頭来たんで。僕は個人で反対でいきます、これからは」と述べ、民主党政権打倒宣言をした。これに対し民主党の輿石幹事長は15日、「政権を打倒すると明言されているわけですから、受けて立つ」と、橋下市長の批判を「受けて立つ」と発言した。これにより原発問題が、次期衆院選の大きな争点となる可能性が出ている。そして16日、橋下市長はあらためて、安全と主張する野田政権に対し、「必要があれば、安全性が不十分であると説明したうえで、再稼働を決めることもある」と話した。橋下市長は「僕らは、大飯(原発)の再稼働について、何がなんでも絶対反対ということではないんです。今のやり方での再稼働は、反対だと言っているわけですから。僕らは、安全だと思わない。安全性が不十分でも、国民にちゃんと説明をして、再稼働を決定するというやり方をやるべきだと思っていますから。どちらのやり方がいいのか、国民の皆さんに判断していただきたいと思いますね」と述べた。また、自民党の谷垣総裁は、再稼働について、16日、地元の理解が前提としたうえで、「私個人としては、再稼働を行わなければ、日本経済の混乱や、いろいろな不都合な問題が起こるだろうと」と述べた。

橋本さんが言っている計画停電も受け入れましょう...これ本当に、やったらどんな事になるのか覚悟を決めて夏のクソ暑い時期にやってみたら。電力会社など簡単な話、遮断器オフして電気止めるだけ...止められれば、どの様な影響が出るのか判りきった事、余りにもノーテンキな軽い発言で△鹿としか言いようがない。救命救急、人命軽視も甚だしい、責任云々より馬◯ものだ。我慢比べも佳境に入った感じだが世の中、幾ら技術革新しても天災などに勝てるハズも無い...電力のベストミックスをやっておかないと現在の火力発電所だけウェイトを持たせても原油止められたら、電力不安定となりどうにも成らない事になる。今、ワイワイ騒いでいるノーテンキな話だけでは無く、こんな事になったら日本の産業界オシマイこれ皆、民主の政治責任となる。ソロソロこの様なシナリオが現実的となり政府も恐ろしくなって来た様だ。決断出来ずモタモタして間に核阻止、イスラエル奇襲空爆でも始まれば問答無用で原発稼働しなければ日本経済は崩壊するだろう。



被災現状は大天災そのもの

2012年04月16日 | eつれづれ
東日本大震災においては想像を超える被害だった事が紙面でも判る。電気の安定供給をめざし復旧作業が、如何に大変だったのか...こんな天災は想定外幾らお金かけてもムダと言えるだろう。ノーテンキな評論、学者先生方は困難に立ち向かう現場の作業員の苦労が判っているのか。テレビ、新聞もこれらの懸命の復旧工事の評価はサッパリ出ない、何なんだと。

電気を作り工場、家庭に送る事は如何に大変、難しいのか、電力会社も大いにPRすべきだ。
一般家庭でも電気が無い生活は、とても出来ない事が銘々白日、もう電力をバッシングしても何の徳にも成らない事を理解すべきだ。太陽光発電もやっているが、安定した電力は、これに比べるとまだまだ安い。



電力トラブルもPRし危機感を実感させたら

2012年04月16日 | eつれづれ
Jパワー (電源開発) は9日ケーブルの油漏れなどで一部が停止していた北海道・本州間電力連系設備 (北本連系線、60万キロワット) の補修が完了し8日午後10時20分に設備容量60万キロワットでの運用を再開したと明らかにした。 6日までに確認されたケーブルの油漏れのほか本州側の送電鉄塔で発見された電線を引き留める金具の異常についても補修工事を行った。北本連系線は今年1月24日に海運会社の貨物船のいかりが接触したことにより海底ケーブル3条のうち1条が損傷。 損傷したケーブルは今月6日に復旧したが、同日、油漏れが確認された別のケーブルを停止したため、6日以降も送電容量が30万キロワットに半減した状態が続いていた。

こんな突発的なトラブルはいつ何時起きるのか判らないが、これは日頃の点検、管理しかないだろう。世の中、これで事前に改修出来るのなら苦労はしないが、そうも上手くいかない現実だ。今、原発無しでも、やれるだろうと言うが安定供給するなら能力の7割程度の稼働率だろう。夏場は電力供給も増大するので、この様な想定外が起きれば直ぐ、緊急停電が起きるかも知れない。何事も余裕、遊び無しでは、どうにもならないゾ。
電力会社もダンマリを決め込み政府に任せるしか無いが、ニューヨーク大停電の様な事になれば系統パンク回避に向けて問答無用で緊急停電するだろう。
人間とて同じ残業、残業では体パンクするぞ...その点、一人親方は適当に時間を使える。
これは昨年、夏にお上より送付なった両面シールだが今年も、これが必要となるのか。まだ、ドッサリあるのだが今年はピンクの水玉に変更か。節電アクションも企業、もう鼻血も出ません...。