eつれづれ管理者(66kV特高変電所、技術者)

電気の出来事を技術者向けに適宜up中。
質問等はコメント欄にて。

3月20日~10kW以上の規制対象で太陽光発電バネル直流耐圧試験を日没後に実施する。

2023年03月31日 | eつれづれ

太陽光発電パワコン(PCS)MC4コネクタにナンバリング。

 

太陽光発電バネル設置担当者によるMC4コネクタの取り外し。

直流耐圧試験のためMC4コネクタ接続。

太陽光発電バネル側8回路分のMC4コネクタ接続。

太陽光発電バネル残留電圧30V以下確認。

太陽光発電バネル±短絡、直流耐圧試験印加のプローブヶ所。

直流耐圧試験器とデータロガー。

直流耐圧試験の指示等。

直流検電器にて印加電圧確認。

データロガーによる記録で左は8回線分、右は残り3回線分の直流耐圧試験グラフ。

特に何も問題無く終了する。

ファーウェイ・ジャパンについて

2005年に設立されたファーウェイ・ジャパン(華為技術日本株式会社)は、2020年12月現在950人以上の従業員を擁し、そのうち78%以上が現地採用となっています。

通信事業者向けネットワーク事業、法人向けICTソリューション事業、コンシューマー向け端末事業の3つの事業分野を柱とし、日本市場のお客様のニーズに応える幅広い製品やサービスを提供しています。

日本はファーウェイにとって重要な調達市場でもあります。

日本国内計4ヶ所の研究開発センターとラボにおいて、グローバル市場に向けた技術の研究や部品・部材の調達を実施し、優れた技術を持つ日本のサプライヤーとの協業関係を積極的に構築しています。

20数年前は太陽光発電バネルメーカーはサンヨー(当宅3.2kW)だったが、国内メーカーは既に皆、消滅した。

牛丼のニコルPRの如く、安い.旨いに日本の技術は完敗した現実...中華製品が無いと日本経済成り立たず。

ロケットは失敗するし中華は宇宙ステーション建設して居住...どうする日本。

 

 


3月も残り1日、最大使用電力値(デマンド値)タッチパネル数値は1.25kWの表示。

2023年03月30日 | eつれづれ

3月も後、1日だが最大使用電力値(デマンド値)を見ると29日の朝方、6時29分に1.25kWが出た様だ。

これは高圧受電でも同じで、このピーク電力値が基本料金の元になり1年間変わらず盗られる事になる。

電力側に言わせれば、このピーク電力に合わせ、それ以上の発電所のkW稼働をしなければ安定供給は無理な話となる。

来月は、中間期でエアコンONも無くなるが、課題は家事消費のkWが、どの程度なのか、今後判って来る。

最大使用電力値(デマンド値)を採取し、ノーガキ語りは日本中...誰もいないだろう。

興味があればブログメールアドレスに!!。


夕方より過電流ロック蓄勢機能を実際に動作させ現場体験してみる。

2023年03月30日 | eつれづれ

PASとSOG制御装置を接続して、PASの特徴である過電流ロック蓄勢機能を再現、開放動作の確認をしてみる。

過電流ロック電流は350A±50A想定、約1.2VDCがSOG制御装置に入力される。

座学を経てP1.P2電源の消失とDC入力の消失のタイミングを理解、メンバーは前日と同じ3名。

PAS動作→波及事故の深刻な状態も理解、素人技術者レベルより徐々にUPした様だ。

まずは実際に体験するのが一番の現場経験となるが、何時までも机上の教科書レベルを脱する事だ。

SOG制御装置テスト釦での動作確認は、PAS動作確認だけで本当に事故時、動作するのかは判らないので試験器を使い確認する事。

一番バカな技術者がやる定期点検例では、先輩から教えられたのを考えもせず踏襲...柱のヒモも固定したままSOG制御装置のテスト釦で開放、作業開始~復電時にPASヒモを解き投入する...ズルするパターン。

先輩の指導もアテにならないと自分なりに研究してレベルUP、安全確保する事だ。


無方向性SOG制御装置試験、過電流ロック蓄勢SO動作(ストレージオーバーカーレント)を確認する。

2023年03月29日 | eつれづれ

昨日は実技の無方向性SOG制御装置試験をやったが、今日は過電流ロック蓄勢SO動作の確認をする。

地絡表示はあるがOCは無いので、表示無しでPAS開放は深刻な状態となる。

これは事前に三菱より入力電圧の情報を得てやったもの。

① OC-Z2端子にDC1Vを入力(この電圧が過電流ロック350A流れた時にSOG制御装置に印加)。

過電流ロック蓄勢となりSO動作(ストレージオーバーカーレント)、P1.P2のコンセントを抜いて停電状態にすると内部リレー動作してPASトリップコイルに通電し無電圧状態でPAS開放する。

コイルは内部コンデンサの放電で1回tripさせて終わり。よってコイルはDC仕様となっている。

本日の確認はSOG制御装置内部のリレー音だけ...明日は実際のPASをトリップさせて過電流ロック蓄勢となりSO動作(ストレージオーバーカーレント)を体験してみる。

これは、事業所事故で過電流が発生した場合、供給元の電力変電所も過電流継電器(OCR)が動作して、系統付近一帯が突然、停電する事になる。

会社のパワコンデータも消え、機械は停止諸々の影響が発生する恐ろしい事になるのは理解しておく。

事故を起こした事業所の電源も当然の如く切れ、停電となりPASは無電圧を検知してSOG制御装置OC-Z2間にDC1V(過電流350A流れた例)が出ているので、停電+OCのANDにてPASを自動開放する。

これによって電力変電所は、自動的に再閉路をしても事故発生事業所のPASは開放しているので、付近一帯は数秒間程度の停電で済む事になる。

これが季節、時間帯で長時間、電力変電所が電気を送れない状態...PASが爆発して切れていない(自動開放しない)雷事故の自然災害他などは電力会社が出向き、場所特定から始まり配電線の切り離しを行い、事故ヶ所より切り離し作業を行うので一帯が長時間の停電に見舞われる。

UGS系統も開放しても事故ヶ所の切り離しをしない限り、その回線の事業所も長時間の停電となるのは必至。

自然災害は避けようも無いが、これが保安管理不備で(PASはテスト釦だけの確認)、試験器を使わず素人的な技術者?の場合は最悪となり、ヘタすると損害賠償も出てくる。

高圧気中負荷開閉器(VT.LA内蔵PAS)等のLA内蔵も直雷、誘導雷で三相短絡、爆発でアテにはならない。

地絡事故は、さほど恐ろしく無いが過電流ロックSO動作は面倒なことになる。

過電流ロックの検知方式は変流器(CT)方式と電磁石でマイクロスイッチを押す方式があるが、今は機械式のマイクロスイッチ方式が主流...。

以上、素人技術者むけのノーガキ語りデシタ。


三菱エコPAS予備保管の10,350V.10分間、交流耐圧とSOG制御試験を実施する。

2023年03月28日 | eつれづれ

過日、撤去した三菱エコPASの交流耐圧試験とSOG制御装置試験の実技講習を実施する。

他に14sq.CV高圧ケーブル、0.5kVA操作変圧器の交流耐圧試験も実施して二次側充電電流の差を確認する。

SOG制御装置は無方向性なので(株)双興電機製作所GDVE-2000K、GER-2000Kの持参したもので最小電流、130.400%時限、最後にPAS連動動作試験を実施する。

画像はGDVE-2000K。

交流耐圧試験の座学~試験器を使った実技...その内、色んな現場に遭遇するだろうがマスター出来るゾ。