eつれづれ管理者(66kV特高変電所、技術者)

電気の出来事を技術者向けに適宜up中。
質問等はコメント欄にて。

何でも食べる鼠とシロ蟻

2016年04月30日 | eつれづれ



シロ蟻は高圧ケーブルも食うのか...こりゃーハンドホール内に業務用バポナを3本位、つり下げておくことの様だ。


ネズミの防鼠(ぼうそ)ケーブル、アリの防蟻(ぼうぎ)ケーブルなど一般向きで無いものも有るのか?!。

樽床元総務大臣も離党する

2016年04月30日 | eつれづれ
元総務相の樽床氏、民進党を離党
民進党大阪府連は30日の常任幹事会で元総務相で府連幹事長の樽床伸二・元衆院議員(56)の離党を了承した。府連によると25日に離党届が出ていた。
樽床氏は衆院議員を計5期務めたが2012年、14年の衆院選で落選。この日の会議には出席せず「民主党は政権運営に失敗し国民の期待を裏切り、信頼を失った。無所属として再スタートしなければならない」とする談話を府連を通じて発表した。
府連代表の尾立源幸(もとゆき)参院議員は会議の冒頭、「この大事な時期に非常に残念であり遺憾だ」と述べた。後任の府連幹事長には平野博文衆院議員が就任した。

民主党では、現職閣僚の落選が相次いだ。
田中文部科学相(新潟5区)、藤村官房長官(大阪7区)、樽床総務相(大阪12区)、城島財務相(神奈川10区)、中塚金融相(神奈川12区)、三井厚生労働相(北海道2区)、小平国家公安委員長(北海道10区)が小選挙区で敗れ、重複立候補していた比例選でも復活当選を果たせずに落選。国民新党の下地郵政改革相(沖縄1区)も落選した。過去の衆院選で現職閣僚の落選が最も多かったのは、三木改造内閣時の1976年、第1次中曽根内閣時の83年両衆院選の3人。今回の落選は8人で、現憲法下で最多となった。
一方、菅前首相(東京18区)は小選挙区で敗れたものの、重複立候補した比例選で復活当選した。

ウソつき政党のレッテルを張られて、次の選挙で皆が落選した人だったのか。
ドロ船にさらに亀裂入り、船員もワレ先に逃げ出す始末...前途多難の様だ。


三相一括交流耐圧試験のコメント回盗!!

2016年04月30日 | eつれづれ


毎回、事故例として掲載される交流耐圧試験でのUGS(PAS)のVT焼損事故例。
高圧ケーブルが持っている静電容量を介して二次側充電電流がVTに流れパンクするもの。
事故の原因③は充電電流(電源容量)とあるが、事故の状況の(参考)では、励磁電流とある...励磁電流は耐圧トランスの1次側電流と認識しているが!!どうなんだ。
1UGS投入してSOG制御装置の電源表示灯が点灯しなければ直ぐ開放してメーカーの性にはしない事で交流耐圧試験のやり方を直ぐ検証しなければならなかった。
2そもそも高圧ケーブルの長さを事前に聞かなかった事自体、初心者の素人電気ヤさんか。
3高圧ケーブル長さの関係ない試験が出来る直流耐圧試験、UGS(PAS)及び高圧ケーブル単体の試験を実施すべきだった。単体で試験し受電直前に高圧絶縁抵抗測定を実施すれば何の問題も無し...ダメなら絶縁抵抗0で直ぐ判明する。
結果的に知識不足のため何のための試験かワケが判らなかった様だ。
4内蔵VTの容量はSOG制御装置用だけで30VA程度しか容量は無いので、この電源よりSOG試験機の電源をとるのも御法度...位相特性試験時は結構、電流を必要とする。

☆質問者221-123-1504-6772f1.shyhg1.eonet.ne.jpさんよりコメント2016.4.29☆
「なぜ3相一括試験電圧としないといけないのでしょうか」。
事故の対策防止及び教訓①の必ず三相一括で...とあるのを疑問と思われた様ですが、要するに
①規定の10,350V.10分間クリアすれば良いので特に大地間-三相一括でする必要は無い。
②ただ1相ずつ印加しては耐圧試験回数3回となり面倒となるが高圧ケーブルが長い場合、前記の高圧ケーブルが持っている静電容量分の電流が多くなり、印加する相によっては結果的にVTの変圧器が焼損する事(結線)になる。VTの一次側にはヒューズ等は付いていないので注意しなければならないが、そもそもPCTなど電力財産なので自家用側で耐圧試験など、すべきで無いので、接続を外してもらう。万一、PCTパンクしたら誰が責任とるのかリスク管理を考える、電力から依頼あれば別だが...。
③絶対、堅物マジメ的に交流耐圧試験でしたい場合はVTの静電容量を介して充電電流が流れ込まない2相一括(この例ではS-T相)にし、2回目はそれ以外の1相だけの耐圧試験にする。
④一般的に耐圧試験変圧器の二次側充電電流MAXは10,350V/150mA(1.95kVA)程度なので単独、一括問わず、これをオーバーして試験すると焼損(短時間定格)するので、注意しなければならない。
⑤この教科書的なケースで高圧ケーブル長く三相一括の交流耐圧試験を是非やりたい時は静電容量を相殺する耐圧トランスと同容量程度のリアクトルを並列に入れて試験すれば良い。
⑥参考にはならないが針金電気ヤなどは交流耐圧試験セットが面倒な時などPAS、高圧ケーブル、キュービクルなども直流絶縁診断、直流耐圧試験器でやっている。
PAS、キュービクルは印加電圧直流11kV.10分間、高圧ケーブルは直流20,700V.10分間印加で実施...要するに印加してダメなものはAC.DCでも変わりなく判断出来る。
⑦実際の高圧ケーブル三相一括直流耐圧試験20,700V.10分間印加例。
高圧ケーブルはCVT38sq*80m。試験器は(株)ムサシインテックIP-701Gを使用。
(PASは装柱前に単体で交流耐圧試験、10,350V.10分間実施し受電直前の全接続時には、工事業者が高圧絶縁抵抗測定(1000V.2000MΩ)、他目視にてキュービクル内部他、施工したヶ所を確認。



⑧実際のキュービクル受電設備(変圧器容量1000kVA)の一括直流絶縁診断、印加電圧直流11kV.10分間。試験器は(株)双興電機製作所HVT-11Kを使用。

何れの耐圧試験もデータロガにて記録しており、印加電圧、漏洩電流の変化を見る事が出来る。

⑨リアクトル容量も大きなものも有るが本容量でもダメな現実的でないリアクトル台数の計算例。

⑩ダム建設、トンネル連絡線のハンパで無い長さであった高圧ケーブル直流耐圧試験を実施した。

⑪高圧ケーブルの様に分割印加出来ない発電機例での交流リアクトル使用の交流耐圧試験。
画像の試験器は古くなったので既に無くネットオークションで売り払う。左側は耐圧トランス、右側がリアクトル。

自家用発電機銘板(500kW+500kW)で2機分の交流耐圧試験をリアクトルを使い実施。
メーカーに提出する試験成績書なので、ここは真面目に交流耐圧試験をシマシタ。




△直流耐圧試験は交流耐圧試験の印加電圧がなぜ2倍なのか。
直流と交流では波高値の違いのほか、直流では誘電体損失がないこと、更に絶縁体内の電界分布が異なる。これは同心電極である電力ケーブルでは導体上から遮へい層まで、薄い絶縁体が直列になっていると考え、交流の場合はその静電容量に反比例して分布するので、半径方向の電界は双曲線分布となり、導体表面に近いほど強くなる。直流の場合は電界が絶縁抵抗により分布する。基本的には同様の分布であるが、使用中の電力ケーブルでは導体表面に近いほど温度が高く、絶縁抵抗は温度とともに低下するので、この傾向は大きく緩和される。このようなことから電気設備技術基準解釈第14条に試験電圧は交流の場合の2倍と定められている
更に詳しく確認したい方は電気設備技術基準を参照して下さい。
耐圧試験は交流でしなければならない...法的根拠は最大使用電圧の...よって技術基準的には使用電圧は一般的に交流高圧なので交流耐圧試験で実施しなければならないこと事になる。
これらの内容をふまえて針金電気ヤは印加してOKなら、交流、直流等どうでも良い。



晴天の中、定期点検実施する

2016年04月29日 | eつれづれ

機能は1日中、雨だったが今日の予報は朝から曇り...9時からの定期点検停電時は風はあったが晴天となった。

PAS、SOG制御試験にて開放、検電器で印加電圧0確認後、断路器(DS)に短絡接地取付。

電灯変圧器の内部点検。

絶縁油酸価度試験。

過電流継電器1/2(2.5A)電流確認。

過電流継電器試験はコンデンサによるDC電圧トリップ方式で通常のAC100V電源はPTの二次側より取り出しているが停電作業なので、これにはインバータ発電機より仮に入力する。

400%試験のエクセル計算値は0.304秒、実際の真空遮断器動作時間は0.303秒で一致している。



初の潜水艦受注ボツとなる

2016年04月28日 | eつれづれ

オーストラリアが次期潜水艦の共同開発相手にフランスを選んだことを受け、日本は選定に漏れた理由を豪政府に求める方針だ。日本は2年前から豪側と協議し、防衛協力関係を強める日豪間の象徴とすることを目指していた。
中谷元防衛相は26日午後、防衛省で記者団に対し「選ばれず、たいへん残念に思う」と語った。そのうえで、「豪側に説明を求め、その結果をしっかり今後の業務に反映したい」と語った。
豪政府から結果の連絡が入ったのは25日。ターンブル首相から安倍晋三首相に、ペイン国防相から中谷防衛相に、ビショップ外相から岸田文雄外相にそれぞれ電話がかかってきた。
フランスの政府系造船企業DCNSの提案を選んだと報告があったという。中谷防衛相はそのときにもペイン国防相に理由を求めたが、仏案が豪州の求める独自の要求に合っていた、とだけ説明されたという。
アジア大平洋地域で中国の影響力が拡大する中、日本は豪州を準同盟国とし、安全保障の関係を強化しようとしてきた。最高機密とされる潜水艦の共同開発はその中核として位置づけられ、2年前から両国で協議をしてきた。
中谷防衛相は、「特別な戦略的なパートナーというのは変わらない。南シナ海を含めたアジア大平洋地域の安定を図ることでも一致しており、両国が協力できることは多々ある」と述べた。

受注が、ひっくりかえった最大の要因は既存動力エネルギーから原子力潜水艦にも転用出来る技術がある様な話しだが、事故あっても海底に沈むだけで地上の様な汚染の心配など無い...さすが原発立国のフランスだ。