eつれづれ管理者(66kV特高変電所、技術者)

電気の出来事を技術者向けに適宜up中。
質問等はコメント欄にて。

再生可能エネルギー発電参入

2012年06月30日 | eつれづれ
※1 1地点における風力発電機の定格出力の合計。
※2 新たに当社電力系統に連系する風力発電機の定格出力の合計とします。なお、抽選順位上位の事業者に申込みいただく系統アクセス検討(系統連系候補者の選定にあたって事前に行う技術検討)対象案件の受付完了後に、辞退などにより受付量が未達となった場合は、平成24年度の受付などで速やかに未達分を受付いたします。
※3 電力需要の少ない夜間などにおいて、それ以上電力供給量を下げることができず、需要と供給を一致させることが困難になると想定される場合(下げ代不足時)に、当社からの遠方指令により風力発電の出力を制御していただきます。
※4 実証試験対象設備の運転開始後については、実証試験による効果を期待しても下げ代が不足する場合において、電力系統への電力流入(逆潮流)があるものは、発電を停止していただきます。
※5 蓄電池等の出力制御により、風力発電の出力変動を緩和していただきます。


☆ 技術的な問題で現実は系統接続、参入のハードルは高い様だ。


再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度の導入で、企業だけでなく、個人でも太陽光発電などの導入機運が高まっている。発電量が増えれば二酸化炭素(CO2)の削減など地球温暖化防止への期待も高まる。だが、発電量が増えれば増えるほど消費者の負担が重くなる。電気料金の大幅値上げが消費を抑制し、景気を冷え込ませる恐れも指摘されている。
「最初は太陽光発電などの設備投資が拡大し、景気押し上げ効果が大きいが、中長期的には電気料金値上げで家計の購買力が低下してしまう」。今回の買い取り制度についてこう指摘するのは、農協共済総合研究所の古金義洋上席研究員。
同制度では一部を除き、発電した分を全量買い取る仕組み。買い取り価格が固定されているため、企業や個人は採算を考えながら発電設備に投資しやすくなるが、電力会社が買い取った費用は「賦課金」として電気料金に上乗せでき、普及すればするほど電気料金も上昇する。古金氏の試算では、水力を除く再生エネの比率が現在の1%から今後10年間で20%まで増えた場合、初年度で月75~110円の家計の負担額が、10年後には1600円に跳ね上がるという。
同様の制度で先行したドイツでは、消費者負担は固定価格化した2000年から10年間で10倍以上に増加。このため全量買い取りをやめ、買い取り価格も段階的に引き下げている。同様に、スペインでも太陽光“バブル”が発生。電力会社の料金を低く抑え、買い取り価格との差額を財政負担している同国政府はこれに耐えられず、価格引き下げや新規買い取り凍結などに追い込まれている。
日本でも、買い取り価格は通常の電気料金に比べ割高に設定されている。投資回収を容易にするためだが、再生エネの普及が一気に加速すれば、ドイツやスペインと同様の事態に陥ることも懸念されている。

原発の電気は赤色なの!!

2012年06月30日 | eつれづれ
痛烈なマスコミ批判と思われるが投稿をボツにしない器の大きさか??。反対、反対とデモしている連中もお家に帰れば電化生活...電気に色を付ければ原発は赤色の流れか。

明日より再生可能エネルギーの全量買い取りが始まるが自然エネルギー先進国ドイツは買い取り単価の大幅な引き下げとなった...国民負担がバカに成らなくなった様だ。
税金で民間会社が事業...市場の競争無いと識者...結局、税金で犬だのネコだのブクブク太る、マァ電力安定して電気料金下がればどうなるのか国民黙ってはイナイ見物だ。



6月の電気予報他

2012年06月30日 | eつれづれ
6月の電気予報グラフだが需要予想1030万kW-供給能力1231万kWで差は210万kWとなった。
新規の火力発電所稼働しているので供給能力は1400万kW程度となる様だ。

昨年の東日本大震災あった以降の電力不足が騒がれていた7月の電気予報グラフ。
供給能力は1298万kW(他電力より供給していたか)だったが今夏は省エネ、節電意識もあり更に火力発電所稼働もあり特に電力不足は無いと思われる。尚、電気予報は昨年6月より公表された。周波数調整用の発電所出力は30万kW以上、必要か...。


家庭向け電力の見える化

2012年06月29日 | eつれづれ
家庭向け電力の見えるシステムだが自社の製品を新築時に導入。テレビで各電力データがリアルタイムで見られる。ただ、家庭は如何せん電力使用kWが余りにも少ない...ちりも積もればと言っても、こちらは余り効果が見えない??。今夏も電力不足が懸念、計画停電回避に向けて個人宅でも節電、省エネで無理せず貢献するしか無い様だ。


省エネ、高効率機器は以前より当たり前だが力率1の時は有効電力も、同じく頂点にあり反対に無効電力(無駄な)は0となる...現実は計算通り行かないのが常だが近傍値ならば良し。先の低圧進相コンデンサ挿入は無効電力の打ち消しをはかる目的で入れた。