心の免疫力~書とことばから

もっと暮らしに書やARTを~
雲のように水のように あっけらかんと自在に生きるヒントを
求めて~ by 沙於里

第52回 現日書展 レポートその2

2012-08-13 | 書展・展覧会情報
                      越智麗川氏 「魂」


会期も終わってしまって、遅くなりまして・・でございますが 
先日お邪魔した 現日書展のレポートの続きをば。

まずは、書TENでもご一緒させて頂いている越智麗川氏の大作「魂」。
紙の大きさを伺ったのに、うう・・もう忘れてます・・
2×6が12枚・・? 淡墨なので、紙は三層紙。
筆は、越智の身長の三分の二位はありそうな大きなものだそうです。
今回のような淡墨は、新たなる挑戦と。

この日、越智氏より、笠嶋忠幸氏の「現代書における水墨表現の受容」という
論文のコピーを頂き、帰り道の電車で拝読。
常に、書の可能性を探求していらっしゃる越智氏の情熱に、改めて敬服。。。

越智氏は、昨日ご紹介した、鎌倉芸術館での書展「グループ 墨花」 にも
出品されていますので、是非お出かけ下さいまし。

そして、書TENメンバーの方々の作品。


      木原光威氏        谷合双辰氏        岡村雞守齋氏
      伊地知星夏氏                      多田翠香氏


この日は、あまり時間がなくて駆け抜けた中で、心に響いた作品の一部をば。

    幡野虹舟氏(超大作)             中川小波氏
    福嶋翡舟氏(墨花メンバー)          今野雲上氏

    浅野誉子氏                   竹 蝶林氏
    旦 桂氏                     野口陽子氏


こちらの千田香葉氏の作品は、全体を見渡した時、墨量、文字の揺らぎ、余白が
縦横無尽に流れるようでありながら、その根源はひとつのところにあるようで。
まるで、交響曲を見ているような印象を受けました 




そして、ここからは、先日の暑中見舞いの絵手紙教室に御参加下さった方々の作品


  植草綾花氏                 猛暑ブンブンの 松本江葉氏



  山本静扇氏                 今澤紫陽氏


  唐澤千華氏                 高須千鳳氏



現日会のテーマ「自由と奔放 燃える現日」のごとく、
それぞれの個性と情熱の溢れる会場は、格調高く自由奔放な空気に満ちていました。

刺激・感激・興奮満載でしたが、果てしなく未知なる道が続くことにため息ため息。。
今年も12月に、書TENがあるので、私もそろそろ構想だけでも始めねば。。

写真撮影はOKとのことでしたが、掲載NGでしたらお手数ですがご一報下さいませ
コメント (4)
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