心の免疫力~書とことばから

もっと暮らしに書やARTを~
雲のように水のように あっけらかんと自在に生きるヒントを
求めて~ by 沙於里

書きたい書きたい

2011-02-18 | 前衛・抽象
                             
金文の「大」という文字。
なんか人が立ってる姿みたいでしょ。

原本はこれ↓ 足長ハンサムって感じ。


地球創世記の大地に立つ人間!ってイメージで、背景を探してみたんだけど。
墨が散った点々・・は、噴火するマグマ~ なんちゃって 

これ、ほんとは2×3尺(60×90cm)の紙に7文字書いたのもの部分。
アップにしたら別の世界が見えたりして、イメージも広がるものでして 

そんな遊びをしていたら、アブストラクト(抽象)への思いが沸々と。
最近すっかり書くことから離れていた抽象を、また書いてみたくなってきたとこ。

で、久々にyou tubeであれこれと、見入る。
前にもご紹介したRobert Motherwell。 ううう・・いい! 
なんだろう・・この胸の高鳴り、脳の奥に、胸の奥に、融け込んでくる快感。

あぁ・・書きたい。書きたい。
できることなら、書くことだけに集中したいなぁ 


コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

どこかで春が

2011-02-17 | つれづれ
                            (はがき)

前回の絵手紙教室で参考に書いたもの。
「梅 どこかで春が生まれてる」

先日降った雪が、まだ日陰には残っているけど
近所のボケの蕾も膨らんでたり、どこかで春は生まれているようです 

ところで。
私もお世話になっていた朝日タウンズが、残念ながら廃刊となってから早や1年。
その時のスタッフ(記者)に、高校の時の同級生Mさんがいて。

最近有志で タウンズウェブ というのを立ち上げたので是非見てね~と 

東京多摩地域の情報サイトで、既に楽しいイベントや展覧会情報もたくさん 
←左サイドにあるブックマークにも加えました~。

その中のイベント情報ってところにあった「早春の吉野梅郷を歩く」 
お近くの方はいかがでせう。申し込みは3/2までのようですよん 

あ、小田原曽我の梅林 の梅も、そろそろ開花の頃みたいです 
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

寒中のふくら雀

2011-02-16 | つれづれ
             
14日は、夕方から降り始めて、ここ神奈川も一気に雪景色に。
翌朝、お天気の回復とともに、あっという間にとけてしまってちょっと残念。

ポカポカ太陽が出てた昨日午前中、
職場の居室そばにある、普段は開かない非常扉の向こうから
ピーチクパーチクと賑やかな声が聞こえてきて。

なんだ~?と覗いてみたら、雀が1・2・3・4・・・写真には写ってないけど
左側にもずらりと、30羽はいたかも。
最近の住宅事情から、雀が巣作りできずに絶対数が減ったらしく、
姿を見るのは、久しぶり。

寒くて羽を膨らませた雀を「ふくら雀」というらしいけど、まさにそれ



思い思いに毛繕いしたり、おしゃべりしたり、かわいいこと!
残念なのは、その扉がかなり汚れていたこと。
かわいい姿がよく見えな~い

もうちょっと近くで・・と、そ~っと一歩近づいたら、一斉に飛び散っちゃった。
せっかくの日向ぼっこの邪魔してごめんね~ 


追記の 
今日から開幕の現日選抜書展のご案内を↓別枠でしております♪
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第51回現日選抜書展 のご案内

2011-02-16 | 書展・展覧会情報


昨年12月に小津ギャラリーでの2010書TEN-今-(←ずずいと下まで記事あります)に
ご一緒させて頂いた、現日会の方々の選抜展が、今日16日から下記日程で開幕です。

ほとばしる情熱に出会えることを楽しみにしております。


◆第51回現日選抜書展

 *2月16日(水)~2月28日(月)
 *東京六本木 国立新美術館 3階3B室


こちらもどうぞ♪ → 昨年の現日選抜展
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

破天荒

2011-02-15 | つれづれ
                               (半紙)

「破天荒」

今日の文字、
破天荒・・の割に、不器用そう。
破天荒・・の割に、どこか力んでいるような。

破天荒に生きたいと思いながらも、その実、勇気もなく。
「あなたのブログ、なんでいつも反省ばかりしてるの?」なんて言われたり 

いえ・・反省っていうか。

求めてる癖に、求めてない振りをしているのか、とか
どこかに逃げ道を作っているだけじゃないか、とか
全然自分自身をさらけ出してないなぁ・・とかとか自問自答。

守りに入ったら、閃かなくなる。
湧き出る想像力というのは、攻める心に宿るものなんだ。
何かを得たければ、何かを失うことを恐れちゃいかんのだ 


コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

永遠不滅の愛

2011-02-14 | 季節もの
                           (はがき)

やさしさってのも、年を取るものらしい。
誰かがそう言ってた。

恋は愛になり、愛は情になる。
やさしさと情は違う気がする。

情は、永遠不滅で年を取らない。
たぶん、そうだと思う  

恋は愛になり、愛は家族になる。

恋してる人もしてない人も、それどころじゃない人にも・・
バレンタインデーの今日の1曲は、ハナレグミの  家族の風景

you tubeのコメント欄にこんなのが。
「しかしいい音楽が売れない国になったな日本」
いい歌です 


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

無縁社会

2011-02-13 | つれづれ
                         (はがき)

前回の絵手紙教室でのお題「梅」、えっと・・確かNさんの作品を参考に。

「青陽」とは、五行説で青を春に配することから、春の異称、特に初春のこと、春の光。
『大辞泉』より

昨夜のTV番組で 「無縁社会」 というのを見ていて。

いろんな立場の人の発言を聞きながら、それぞれに、うんうん・・と考えさせられ 
無縁社会は高齢者だけではなく、先行き不安な若者も切実に感じているのだと。

議論のひとつに、社会から「自分は必要とされていない」と感じるから、
生きてく意味がわからない、と。

それに対して、なかなかキビシイ意見があったり、
社会の中で必要とされることだけが、生きる意味なのか、と言った人がいた。

どうしようもない現実は、なかなか変わってはくれないかもしれない。
でもそれぞれに・・春は巡ってくると願って 

・・今日の1曲は、ユーミンの  春よ、来い

追記:
開かないよ~というので、も一回やり直してみましたが、やっぱりだめなのようなので
ここからどうぞ→ 春よ、来い




コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

枯れ枝ぽきぽき

2011-02-12 | 山頭火・放哉・良寛
                          (はがき)

山頭火の句「枯れ枝ぽきぽきおもうことなく」

昨日・今日と、ここ神奈川もうっすらと雪化粧。 
先日買ってきた花の苗は大丈夫かな・・とベランダに出たら、寒いっ 

ふと見ると、ほったらかしにしていたプランターのセージ、
去年の枝が枯れて、下から新芽がぐんぐん出てきてる 

華文字さん のところにあった、山頭火の句にこんなのが。
「いつでも死ねる草が咲いたり実ったり」

毎年春になれば、淡々と、草が咲いたり実ったり。
そう思ったらいつでも死ねるって思う気持ち、なんとなくわかる気がするけど
寒々しい景色の中ではただただ、ぽきぽき折るしかなかったのかな。

人は、小さくても希望があれば、目の前のことを受け入れられるのかもね 

昨日夜の部の、高校時代の同級生との宴会は、夕方5時半から10時半まで楽しく。
そこで、ゆいしんさん から「みんなでできる」素敵な提案があり。
そのワクワク話は、あれよあれよと実現しそうな勢いで、楽しみが増えました。

いつかそのお話もできたらと思っちょります 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雪かもだというのに

2011-02-11 | つれづれ
                            

今日は東京も雪が降るかも~というのに、朝7時起きして都内へ。
某会の受付を頼まれたのでして。

そのまま夕方からは地元に戻って、高校時代のブラスバンド部の同期会。
毎年2月と夏に、ドイツでホルン奏者となったS君の帰国に合わせて集まる。

中には同期や後輩と結婚した人もいたりして、子供たちまで母校で同級生だったり。
今日も子供たちも参加、なんだか親戚の集まりみたいでして 

そんなわけで、今日はみーにゃさまにご登場頂き、これにて失礼 
おとといの朝、ちょっと晴れたときのひとコマ。
お天道様が、気持ちよさそうでした。


コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

黄庭堅を眺めつつ

2011-02-10 | 書の話
                          黄庭堅 「寒山子龐居士詩」


以前、師のお宅へお稽古に行っていた頃、
この黄庭堅(こうていけん)を勉強されている先輩がいらして。

その頃私は造像にはまっていて、黄庭堅の良さがわかっていなかったのでして。
なんだか普通じゃんとか、ただきれいなだけとしか、見る目も心も持っていなく。

今思うに、それは自分には持っていない、できない、カナワナイものだから
どこかで否定というか、避けようとしていたのかもなぁ・・なんて。

たとえば、人と人の関係でも、そんな場面あるよなぁ・・と、ふと 

相手が自分にないものを持っていたり、正しすぎたりした時に、
自分が傷つくのが怖くて、相手を否定してみたり。

でも結局、それで傷つくのは自分なのにね 

素敵だなって思った時、
素直に、裸の心で、謙虚な気持ちを持てたら
世界はもっと広がるのかも・・なんて 

この「黄庭堅」、今見ると、ずっと眺めていても飽きないし
いいなぁ・・とため息をつきつつ、心がすーっとほぐれていくなり 
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする