心の免疫力~書とことばから

もっと暮らしに書やARTを~
雲のように水のように あっけらかんと自在に生きるヒントを
求めて~ by 沙於里

審美社書展へ

2009-02-01 | 書展・展覧会情報
               右の2点山後さんの作品 古文「道」より  



昨日は幸い雨もやんで、横浜市民ギャラリーで明日2日まで開催中の審美社書展へ。
文字性の作品は1割位かな。ほとんどが非文字性の抽象作品。

会場で桃太郎さんと会い、
今回出品されている山後さん(HPは→こちら)上木さん、関さんと作品について、
はたまた表現活動について熱く語り合い 


 
左から山後さん、上木さん、桃太郎さん、関さん
はいチーズ!の代わりに「あっは~ん」って言ったらこの顔に 

中央の白い作品は、写真では良く見えないけれど上木さんの甲骨文による作品。
ボードに壁面用の新建材を塗って、乾かして、文字を削ったもの。


ちょうどギャラリートークも始まり、会場はすごい人数に。


 
↑グラフィックデザイナーが本職の堀内さんの作品。
新しいタイポグラフィーとして確立される日が楽しみ。

山後さんの「道」について解説があり。トップの写真の・・
左のは、囲いの部分は「行」の甲骨、その中に「首」があり
右のは、へんは「行」の左側の下に「歩」、つくりに「首」があると。

古代、戦いのあと敵の首を持って凱旋した様子を表しているとも。
その意味から「道」という文字が生まれたとしたら、う~ん・・ちょっといやだなぁ。。

山後さんは、1/24~28までフランスはリヨン郊外で開催された「シラ国際外食産業見本市」で
書のパフォーマンスをされて帰国されたばかりとか。
その興奮の模様を、息する間もなくお話下さり、大いに刺激を受ける。


ちょっと気になった作品は・・「ゆらぎ」という作品。


            ↑(全体)

 
            ↑こちらは作品アップ  

約1cmの縦線が淡々と心のリズムを刻んでいるよう。
一体何本の心の線を数えたんだろう・・・と


そして関さんの「イマジネーション」 甲骨文字の「天・鳳・魚」より。



 
↑作品のアップ 血管のようにうごめいている様にみえる

関さんとは、お顔はもう20年位前から存じ上げていたけど、昨日はあれこれ意気投合、
同世代として刺激し合い、何か具体的に動いてみようぞよと励まし合い。

一人ではなかなかできないことも、仲間がいれば勇気も湧くってもんさね。
もうずっと前から桃さんたちとは話していて実現していないこと、
本気で動いてみようかな・・とワクワクして帰宅。

できるかな・・。
いやいや、・・じゃなくて、とにかく始めよう。



コメント (2)
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