心の免疫力~書とことばから

もっと暮らしに書やARTを~
雲のように水のように あっけらかんと自在に生きるヒントを
求めて~ by 沙於里

梅一輪が運んでくれるもの

2009-02-05 | つれづれ
                          (はがき)



前回の絵手紙教室でのお題は「梅」の字。

一応絵手紙教室なのでね・・と、皆さんなかなかアイデアたくさん。
梅の字の毎の部分を梅の花に変えた作品を書かれたNさん。

それをヒントに描いてみる。
花は可憐でも幹は、意外と太くてゴツゴツしている木の部分は力強く。

そして教室はお休みしても、Nさんに作品を預けて来られたSさんは、
半紙に梅の花を大きく描かれ、「梅一輪一輪(ほど)の暖かさ」のことばを添えて。

Sさんは、先週の教室に久々に戻ってこられたばかり。
色々な出来事にも、いつも前向きに向き合おうとされるお姿に、頭が下がるばかり。

今回の作品を拝見して、幹と比べて断然大きく描かれた梅一輪に、
Sさんの思い、願いを感じて、思わず目頭が熱くなり・・


 ←Sさんの作品を参考に(半紙)


私ならごく当たり前のように、太い幹とは対照的に梅の花は小さく描くところだけど、
自分の心のままに描かれたSさんの大きな梅の花は、静かに心に響いて。。

教室ではそれぞれの梅の花が満開で、一足先に春がやってきました。
梅は小さな花なのに芳しい香りを漂わせ、心にあたたかいものを運んでくれますね



コメント (2)
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