心の免疫力~書とことばから

もっと暮らしに書やARTを~
雲のように水のように あっけらかんと自在に生きるヒントを
求めて~ by 沙於里

たくさんのものを見て聞いて感じて

2009-02-07 | つれづれ
                         「萬」



書を始めた頃は、所属する会の色の中にどっぷりと浸かっていて、
他の色を見ようという発想が薄く。
薄いどころか、いいなぁって思ってはいけないのかなというような
どこか宗教に似た世界があって。

でも今、団体からは少し距離を置いてみると、
自由にいろんな書風を楽しめるようになったし、いいなぁって思えるものが増えた。

可笑しな話だけどね 

ゲイジュツはもっと自由でなきゃ。
小さな型にはめよう、枠に入れようとするから、
どんどんちっちゃくなって、余計に隣人が気になり、愛せなくなるわけで。

いいものはいい。
好きなものは好き。
そう言える書道会であってほしいなぁって思う 

そのためには、自分を持たなきゃ。
きっとそれぞれが、自分に自信を持てたら相手を受け入れられるわけで。

それは書道会に限らず、日々の人間関係もきっと一緒。

まずは自分が自分を信じられなかったら、人と人との関係も広がらないって思う。

どんな自分でも、何かひとつでも、自分を信じられたら 


今日のお題は「萬」 (よろず)
たくさんの物を見て聞いて感じて。
コメント (6)
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