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心の免疫力~書とことばから

もっと暮らしに書やARTを~
雲のように水のように あっけらかんと自在に生きるヒントを
求めて~ by 沙於里

うれしいお返事

2012-10-24 | つれづれ
                      酒のめば我が心月白風清なり。


先々週、作品募集~ なんて、言ってみたのだけど。
きっと誰も・・って期待もしないで、すっかり忘れていたのですが

数日前、ブログでご縁を頂いた、のぼるさんから
23日が締め切りの作品があるんです・・とコメントを頂き。

写真のコンテストとかの作品だとばかり思っていて、
いい写真が撮れますように~なんて、呑気にお返事をしていて 

そしたら昨日、のぼるさんから、この写真付のメールを頂き。
「月白風清」・・・どこかで聞いたことある句だなぁ・・・
んん? おおおお? あああああああ~~~~! 

あの作品募集~に応えて下さったんだということに、ようやく気づきまして。
のぼるさ~ん! ありがとうございます 

なんか写真とコピーと手書きの文字が、どこぞのCMみたいですね~。
心って字は、お酒が入って気持ちよ~くなってるみたいで、和みます 

なんかこんな響き合いも、いと楽し、ですね 
また時々募集~ってやりたいなぁって思うので、
気が向いたらおつきあい頂ければうれしいです。
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作品募集~ 絵・書・写真・音・・

2012-10-09 | つれづれ
                  秋風の、水音の、石をみがく(はがき)
                  顔彩を指で。

今日午前は絵手紙教室。
すっかり秋のはがきが揃い。

宿題のひとつが、山頭火の「秋風の、水音の、石をみがく」
皆さんとこの意味を考えてみるに、秋風と水音が、石を磨くという風景、
分かるような分からないような、山頭火独特の世界ですねぇ・・と。



私のは左上のNさんの作品を参考に描いてみたなり。
上右のは、水面のような紙をはがきに貼って、見えにくいけど下半分にペンで文字を。

そして秋の七草、禅語の 「閑古錐」 (かんこすい)などなど。



皆様、ゆる~くやってるので、と言いつつ、それぞれに工夫を凝らし
ことばや句のイメージを描きながら、描いてらっしゃるのでして。
その思いを聞きながら、話が色々脱線しながら、今日も楽しいひと時でした 

でもって、こんな楽しい絵手紙も。
田舎から美味しいとうもろこしが送られてきたので、思わずほおばってる自画像だそうで 

右のは、自宅にある器を毎回描いてきて下さるNさんの作品。
今日はNo.3でした。はてさて、何個まで続くか楽しみです。




次回のお題は、「月白風清」と「柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺」と
「萬里無雲孤月圓」見渡す限り雲ひとつなく、円い月が照っている、の意。

さて、皆さまも描いてみませぬか? 
絵手紙に限らず、字・写真・音・・・なんでもござれ~
作品をメールでお送り下さい。締切りは10月23日。
コメント欄にその旨ご連絡頂けたら(非公開で受け取れます)送り先をご連絡しま~す

・・・と言っても、誰も送ってくれないかもだけど たまにはこんなお遊びなぞ 
このコメントってとこをクリック  URLがない方は、コメント欄にメルアドお忘れなく~↓
誰か一人でも送って~ 

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Alain Platelの『OUT OF CONTEXT FOR PINA』

2012-10-07 | つれづれ
                       (写真はパンフレットから拝借)


世間では三連休ですね~私も今日はのんびりしてました。
さて、4日に行ったAlain Platel振り付けのダンス、
『OUT OF CONTEXT-FOR PINA』の話の続きをば。

思いがけず観に行くことになったのだけど、すんごくよかった。
何がどうと聞かれても、うまく説明できないのでまずはこれを↓ 
今回のじゃないけど同じ演目。 
小柄な日本女性が、誘ってくれた田岡さんの友人の彫刻家の娘さん伊藤郁女(かおり)さん。








肉体全て、端から端まで、血管や見えない神経の筋まで使っているような
時に激しく、時に脆く、時にエロティックに、時にユーモアたっぷりに
意識的に、無意識に、吐き出すように、絞り出すように、小刻みから大きなうねりに
規則的だったり、不規則だったり、個だったり、集団だったり、激しさと儚さと
生きてる全てをさらけ出しているような動きを、80分間ほぼすっと。

初めは、どうして人は表現しようとするのか、表現しないではいられないのか、とか
人ごとのように観ていたんだけど、だんだん一緒に体を動かしたくなってきて
頭の中では、同じ動きをしていたというか。

舞台の上の9人はあんなに激しい動きの連続なのに、汗だくって感じでもなく坦々と
踊ってるんだけど、私はもう息切れしながら着いて行ってる感じで 
80分の間に、いろんな感情が湧いては消え、戻り、去り。

個人的には紫の女性とピンクのパンツの男性の表情が気になってました

最後に客席に向かって、一人のダンサー(最初の写真のパンツの人)が静かな口調で
「Can you hold up your right hand ? 」(右手あげてくれる?)
と言うと、客席は皆右手を上げて、すると今度は
「一緒に踊ってくれる人はいますか?」と。
それはちょっと・・って数名を残して手を下げていって。

その後しばらく沈黙があって、寂しそうに舞台へ戻っていくのだけど、
なんだか、そこでぐるぐる感じるものがあり。

う~ん、全然まとまらない感想だけど、やっぱりこれは観て体感しないとねぇ。

振り付け師Alain Platel のインタビュー


今回の作品は、Alain Platel 氏が敬愛するピナ・バウシュに捧ぐとあるのだけど
そのピナ・バウシュの映画「踊り続けるいのち」というのがあったようで。
知らなかったのが残念。DVDで観てみようと思う。
ちょっとはまってしまった。。 
 
踊り続けるいのち


夢の教室


ピナのことばの中で、「どんなダンスをするかじゃなくて、ダンスでどう変わるかが大事」
みたいなのがあって、すごく共感。
書も、生きることも、結果じゃなくて、その途中の毎日の自分と向き合うことが大事、ってね

あの日以来、家でも外でも、腕やら腰やら動かしながら過ごしてます

3年に1度のコンテンポラリーダンスの祭典ダンストリエンナーレトーキョー2012 は
10月14日まで開催中。
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月

2012-10-02 | つれづれ
                   (半紙) 背景は画像処理


月 きょうげつ って読むのだと思うのですが。違ったら教えて下さいまし
皓月に同じ、明月のこと、とな。(新修墨場必携 法政大学出版局より)

「月」は普通中心か、どちらかというと右側に書きたいところだけど
思い切って左にしてみたら、それも有りかなとか思いつつ 

昨日は夜11時過ぎから、なんだか墨場必携をめくっては、あれこれ書いて。
書いてた時は楽しくて、もう1枚、もう1枚って。
なかなかいい感じに書けたかも~って思っていても、翌日になるとため息。

でもそのため息が出ると、また書きたくなるのでして。
木簡の本を眺めていても、無性に書きたくなる、というより
木簡と、つっつきあったりしたくなるというか。
ただそれだけのことに、なんだかありがたや~って、つくづく 

さてさて、長かった猛暑から、気がつくともう!10月。
12月の書TENの作品構想、制作や、今年は何回か開催予定の年賀状教室の準備やら
年末に向けて気忙しくなってきました。

気持ちだけは毎年、今年こそ、こそ、早め早めの準備をばと。
いえいえ、今年こそは 


う~ん、またまた時間を置いて眺めてると、墨量も同じだし、明月の気品が足りんなぁ。
次回こそは 


こちらもお時間ありましたら→ インテリアの書
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かたつむりと語り合う日

2012-09-30 | つれづれ
           

かたつむり、みっけ。
公園のコンクリの壁面に。

小さな穴に頭を突っ込んで入ろうとしてらっしゃる。

無理だよ~。

それとも美味しい何かがそこに?

嗚呼。
かたつむりと語り合う、そんな暮らし、いつかできるかな 


今日30日は中秋の名月だけど、夜は雨みたい、ってことで
さっきから虫の合唱響くベランダで、一杯片手にお月見なぞ。
滲んだような朧月でした 


さて、今日お届けする曲は、最近のお気に入り
Jon Schmidt(ピアノ)と Steven Sharp Nelson(チェロ)の  Bring Him Home

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コンテンポラリーダンス

2012-09-23 | つれづれ
                     顔彩を指で  (はがき)

先日、赤レンガ倉庫での展覧会場で田岡さん にお目にかかった折
青山円形劇場でのダンスの公演に行かない?ってお誘い頂き。
知り合いの人が出演されている?とかでして。

ダンスの公演に最後に行ったのは、もう20数年も前。
確か 勅使川原三郎氏の公演。父の知人の娘さんが団員だったのでして。

you tube探したら、あった~。今も世界でご活躍のようで。
バッハのこの曲を勅使川原氏がダンスで表現すると・・
なるほど~って、惹きこまれとります。

1音1音、テンポ、強弱、間、余韻、そしてその中にある情感の微細部まで
この曲とリユニオン(再結合)されていて、そのフィット感に惹き込まれるというか。

コンテンポラリーダンス(現代舞踊)というと、わかりにくいって印象だけど
これはすごく納得。
書でも、音楽やダンスとこんな表現できないかなぁなどと考えたり。

勅使川原三郎「リユニオンへ~ゴールドベルク変奏曲」の練習風景



大きな画面は→こちら

え~とそれで、行くのは ダンストリエンナーレトーキョー2012 
10月4日のベルギーのアーティスト アラン・プラテル という人のコンテンポラリーダンスの公演。
すご~く楽しみ。

you tubeでダイジェスト版観てみた。



カナダでコンテンポラリーダンスをされてるIさん、いつの日か・・日本公演、楽しみにしてます 
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こんな私でも

2012-09-20 | つれづれ
                      顔彩を指で (はがき)



時々、悩みなさそうだね~って言われる 
一方、そんな弱気だからいけないんだよって言われる 

きっとどちらも私なんだし、私じゃないのかもしれないし
ふたつでひとつなのかもしれないし、ケセラセラ。

結局は、どんな自分でも、あっけらかんと面白がって
自分自身を生かしきれたらなぁって思う

こんな私でも、どこか一筋の道を、
昨日の 柴犬ジロー君 みたいに
鼻唄を歌いながら歩いて生きたいなぁ。

さて、今日は音楽じゃなくてこれ。
The Fallen




こちらもお時間ありましたら→ インテリアの書
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柴犬ジローくん

2012-09-19 | つれづれ


ちいとやることあれこれ、ってことで、
今日は最近はまってる柴犬ジロー君の動画をば。

癒される~
あ~ジロー君になりたい 





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To You

2012-09-10 | つれづれ
                    (はがき) 顔彩を指で


夕飯の洗い物をしながら、人生はほんと、すごろくみたいだなって、ふと 

いくつかの分かれ道を、さいころから渡された偶然だか必然だかに導かれて
今ここにいるのかなぁって。

さいころは、いいことも悲しいことも運んでくるけど
運命の決定打じゃないって思う。

それでも、自分では抱えきれない重さの出来事が巡ってきた時は
歩くことも考えることも止めて、「時間」の奏でる子守唄を聞いたりして 


どんな道でも、一歩づつ自分の足で歩いてきたことを振り返ったら
過ごしてきた時間は無駄なことなど何もなく、
ありがとうの気持ちが湧いてきて、また笑顔になれると信じてる。


今日の1曲は、大切な友へ ~Mr Children の ♪ to U

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勇気100倍

2012-09-05 | つれづれ
            


動いたら、その分、広がってゆく。

・・って、誰かが言ってた。

このことばだけで、勇気100倍、いやもっと。


今日は無性にRoy Orbison の声が聞きたくなって。
夏の終わりにこの曲をば。  California Blue

なんとも言えんのよね、この声 
そ、この声にも、勇気万々 





左バーのブックマークにもあった 小鳩ケンタさんの「コバルト青」が
Kobato Kenta Web に移動されました
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