今日も片倉城跡公園の散策です。
ワロウバイの花がやっと1輪咲きました。他はまだ蕾です。小宮公園のロウバイはとっくに咲いているのにここのは遅い。
クヌギは黄葉も終わり葉はほとんど落ちています。その枝にまだ果実のドングリが落ちずに残っているものが散見されました。
また、虫えい(虫こぶ)がありました。多分クヌギエダイガフシだと思いますが、はっきりししたことは不明です。クヌギエダイガフシだとすると、クヌギエダイガタマバチが作成者です。
冬芽と葉痕も出来ていました。冬芽は鱗芽で縁に灰色の毛が密生しています。葉痕は半円形で維管束痕は7~10個。
コナラの冬芽を見てみました。冬芽はクヌギと同じ鱗芽ですがこちらには艶があります。葉痕はクヌギと同じく半円形で維管束痕は多数です。頂芽の周りには側芽が輪のようにつきますが、この冬芽は側芽が少ない。コナラとクヌギは似ていますが、冬芽はこのように少し違っています。
すぐ傍にミズキの冬芽がありました。冬芽は鱗芽で芽鱗は5~8個、濃紅紫色で無毛で光沢がありなかなか綺麗です。葉痕は半円形またはV字型で維管束痕はこの写真では分かり難いが3個です。
以上