4月19日。今日は黄砂のせいか奥多摩の山々が霞んで見えました。
長沼公園へ行く途中の石橋入緑地でキンラン(金蘭)が咲き始めていました。
ここでもフデリンドウ(筆竜胆)が咲いていました。
シャガ(射干:アヤメ科の多年草)も咲いています。
北野台わかば公園のイチョウに雄花が咲いていました。今日は雌花が見つかりませんでしたが、ご参考までに昔撮影した写真を挙げておきます。目立たない花で誰も目にとめませんが、当たり前のことですが実がなるからには花が咲くのですね。
ご参考:イチョウの雌花:葉に隠れて見難いが面白い花です。2012年5月7日撮影です。
住宅の庭木のモッコウバラ(木香薔薇)が黄色い綺麗な花を咲かせています。
長沼公園では
休耕田にゲンゲ(紫雲英:別名レンゲソウ。マメ科の越年草)が咲いていました。昔よく見た懐かしい花です。
水路で
アゲハチョウが吸水中です。
オランダガラシにツマグロヒョウモンの雌が吸蜜していました。今年の初見です。
コミスジも出現しました。
霧降の道のホタルカズラが咲いていました。例年より増えた感じです。
サイハイランはまだ葉が出ているだけです。
コバノガマズミ(小葉蒲染:ガマズミ科の落葉低木)が咲いていました。
野猿の尾根で
ジュウニヒトエにスジグロシロチョウが吸蜜していました。
越冬明けのヒオドシチョウ(緋縅蝶)も出現しました。翅がボロボロですね。
ヤマツツジが満開です。
新葉が真赤なモミジの1種がありました。
ここでもキンランが1株咲いていました。
アマドコロ(甘野老:キジカクシ科の多年草)も咲き始めています。ナルコユリに似ていますがアマドコロの茎には尖った角があるので分かります。
帰り道、ヤハズエンドウ(別名カラスノエンドウ)にアブラムシが群集し、それを食べに来たナナホシテントウがいるのをやっと見つけました。毎年見かける風景ですが、ナナホシテントウの幼虫が今日はいませんでした。
今日出会った蛾です。
フタホシシロエダシャク:開帳23~24mmの小さな枝尺で4~7月に出現します。小さいが白く綺麗な蛾です。
クロスジシャチホコ(黒筋鯱):シャチホコガ科の蛾で開帳50mmぐらい、5~9月出現。
ギンモンカギバ(銀紋鉤翅蛾):食草はヤマウルシ、ヌルデなど。翅の先が鉤状に尖っているのが特徴。
アツバの仲間だと思いますが名前は分かりません。ご存じの方教えてください。
以上