小宮公園を散策です。オオセイボウという綺麗な蜂が小宮公園のオミナエシの花に来るというので見に行きました。
最初は1匹しかいなかったのですが、30分ぐらいすると数匹来てくれ十分に撮影できました。 見た目はそんなに綺麗とは思わなかったのですが、写真にするとその綺麗さは見事です。
オオセイボウ(大青蜂):セイボウ科の蜂の仲間で大きさは12~20mmぐらいで思ったより小さかった。金青緑色の綺麗な蜂でスズバチやトックリバチに寄生する寄生バチ。毒はないようですが触らない方が無難です。
オミナエシには他にも種々の昆虫が吸蜜に来ていていました。各種の虻や蜂、ヒメアカタテハそれにコヤガの1種キマダラコヤガです。
キマダラコヤガ(黄斑小夜蛾):ヤガ科コヤガ亜科の蛾で開張25~26mmぐらいで幼虫の食草はヒルガオの仲間と思われる。日中に飛び花に訪れる。草地が少なくなり全国的に個体数が減少しているようで京都府ではレッドデータブックに記載されている。私も2010年に片倉つどいの森公園で一度見ただけです。
キンバエも来ていました。このハエも綺麗な色をしています。
草原で
ガガイモが花盛りでした。
この花にヒメジュウジナガカメムシ(姫十字長亀虫)とコアオハナムグリ(小青花潜)が吸蜜していました。
ヒメジュウジナガカメムシ:マダラナガカメムシ科のカメムシでガガイモ科の植物に付く。ジュウジナガカメムシとよく似ているが背中の模様から本種としました。
近くにマキエハギ(蒔絵萩)が咲いていました。片倉城跡公園近くではまだ咲いていません。
ひよどり沢では
ツルニンジン(蔓人参)が一輪だけ咲いていました。キキョウ科のつる性多年草で別名ジイソブ。蕾が多くあるのでこれからどんどん咲くでしょう。
近くにスケバハゴロモ(透翅羽衣)が止まっていました。ハゴロモ科の昆虫で開張20mm弱。名前の通り透明な翅が特徴。
ミズタマソウ(水玉草)が沢山あり花と果実を付けていました。アカバナ科の多年草で果実に鉤状の毛が密生し水玉のように見える。
かわせみの小道に
ツリガネニンジン(釣鐘人参)が1株だけ咲いていました。キキョウ科の多年草でソバナとよく似る。ソバナはまばらに花を付けるが、ツリガネニンジンの花は輪生する。
ウバユリが沢山咲いていますが、コバギボウシも多く咲いていました。
クサギも満開です。
近くの道の縁にヤマトラノオ(山虎の尾)とアメリカホドイモがまだ咲いていました。
ヤマトラノオ
アメリカホドイモ
以上
元気に歩いていますね。私は、当分自宅で保護観察中です。